《改行表示》 4.《ネタバレ》 ニコラスケイジが心底「よい!」と思える作品はいまのところこれのみ。 シェールいったい何歳なんでしょう、きれいです。 最初のころキッチンでの、全然噛み合ってない二人のセリフがよい。それでなんでいきなり押し倒す?というクールな展開もよい。「この胸のときめき」と並んでイタリアンテイスト全開のほのぼの映画。冒頭プロポーズのとき無理無理でもひざまづかせるあたりが、「あたしはどうせひざまづいてもらえる女じゃないってわかってるけど、とにかくひざまづいてくれないとダメ!」という、せつなーい感じがしましたよ。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-13 18:54:49) (良:1票) |
3.こういうのを上質のコメディというのかなと感じました。まず、キャスティングがいいですね、そしてシェールのキャラがいいのよ。しかし濃い一家ですな。特にあのおじいちゃん。味わい深いお顔です。イタリア人一家にまた新たな歴史が刻まれたわけですね。こうやって家族の歴史ができていくのね、なんて思いました。 【envy】さん 9点(2004-01-06 08:56:45) (良:1票) |
2.(ねたばれあり)とてもオシャレなラブコメディでした。ずいぶんと早い展開でしたけど、本当は割と重いテーマが隠れているんですね。なぜ男は女をおうのか、それは死の恐怖から、だとは名言ですね。男性や女性が率直に気持ちを告げるところがとても素敵だと思いました。久々にいい作品に出会った感じ。 【まゆみ】さん 9点(2001-10-18 21:59:21) |
1.個人的にシェールってあまり好きじゃない。少し前なら“魚雷”って言われそうな顔立ち。オスカーを受賞することになった公開当時は、ブサイクだったシェールが綺麗になったってことが話題になった。あのシェールが!って復活劇を演出されていた。復活が好きなハリウッド映画人たち。しかも同年の話題作は「ラストエンペラー」と言う東洋人ばかりの作品で、主演女優賞の方はシェールの独壇場であった。また一方、フランク・シナトラと並んでディナーショウのシェールでも話題になったっけ。何でもセクシーな下着姿で唄って。でもこの作品では、白髪混じりの役柄で、決してセクシーさを売り込むようなシーンは登場しない。むしろその逆である。その点は好感を持てた。そうそう、この役をやってるシェールって不思議と厭らしさや嫌味を感じない。かなり嫌な女を演じているはずなんだけど。これだけ屁理屈を並べてしきたりに拘り、婚約者の弟と寝ると、普通なら嫌な女って思うんだろうけど、決してそんな風には感じなかった。一生懸命演じてるってところから来る好感度でしょうか?その辺もオスカー効果なんでしょう。それとニコラス・ケイジも良い。こんな若い頃もあったんだ。観てお買い得でした。 【☆】さん 9点(2001-09-15 23:55:54) |