6.ニコラスケイジ氏の髪と歯に違和感を感じつつ鑑賞し続けることになりましたが、とてもいいストーリーの余韻に浸っていました。登場人物すべてがまたいいキャラで、サントラも◎、庶民的なイタリアンコミュニティがほほえましかったです。 シェールももちろんよかったです!! 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-02-10 10:59:59) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 シェールの代表作。 芝居がかったセリフが多いのが舞台劇のようで、その面白さはウディ・アレンとはまたちがうイタリアン・テイスト。 確執のある兄弟とそれぞれに関わりを持つロレッタの変身後も濃厚に美しいけれど、飾っていない変身前の方が顔立ちのよさが見えやすい感じ。(地がいいということですが) マザコンのジョニー(ダニー・アイエロ、瀕死の母を看取りにいくシシリアン)と愛のない婚約をしながらロニー(ニコラス・ケイジ、まだ髪フサフサのパン職人)といい仲になってしまう彼女、さいご危機一髪なところをスコーンと小気味よく決まってくれるのが、逆転ホームランの爽快さ。 ローズ(オリンピア・デュカキス)がダンナの浮気にバシッと言えるのも、自分が魅力的な誘惑を退けたからこその力強さで、大団円にわけわからずに××してるおジイさんがオカシイ。 イタリアン・ファミリーの一騒動には、ニューヨークを照らす満月の魔力も関係していそうです。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-03-08 07:00:07) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 ニコラスケイジが心底「よい!」と思える作品はいまのところこれのみ。 シェールいったい何歳なんでしょう、きれいです。 最初のころキッチンでの、全然噛み合ってない二人のセリフがよい。それでなんでいきなり押し倒す?というクールな展開もよい。「この胸のときめき」と並んでイタリアンテイスト全開のほのぼの映画。冒頭プロポーズのとき無理無理でもひざまづかせるあたりが、「あたしはどうせひざまづいてもらえる女じゃないってわかってるけど、とにかくひざまづいてくれないとダメ!」という、せつなーい感じがしましたよ。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-13 18:54:49) (良:1票) |
3.その昔「クレイマー、クレイマー」でフレンチトーストというものを知った。そして本作ではパンの中央をくり抜き、そこで目玉焼きを作るという新しいパン料理を知った。イタリアではよくある朝食メニューなのだろうか?さて感想だが、「月の神秘性」にかこつけ、シェールとニコラス・ケイジの無理やりな恋の落ち方など、展開や人物描写における脚本の粗さは拭えない。そうはいっても、いかにも家族、親類の結びつきを大事にし、マザコン男が多い「イタリアな国民気質」が描かれていて、ベタではあるが、おもしろい面もある。やはり「人の生」を表現させたらこの国に勝る人種はいない。オスカー受賞のシェールは意図的に淡々と演じたのだろうか?えてして濃くなりすぎるイタリア的暑苦しさを、彼女がおさえたスタンスを維持することで作品温度のバランスが保てたような気がする。もしかしたら、それが現地人ではない、「移民であること」を暗喩させていたのだとしたら、たいしたものだ。 【給食係】さん 4点(2004-07-20 23:47:19) (良:1票) |
2.ああ、粋だなあ。粋な大人のラブストーリー。キャストに拍手。シェールとニコラス・ケイジの組み合わせは最高に素敵だった。気の強い勝気な年上女に、殴られ上手の年下男。イタリア的感性炸裂の恋愛コメディ。私はかなり好き。周りのキャラもいい。傍から観ると二転三転の孫の恋愛劇に「訳分からん」と泣き出すおじいちゃん、最高! 【ひのと】さん 8点(2004-01-17 13:01:36) (良:1票) |
1.こういうのを上質のコメディというのかなと感じました。まず、キャスティングがいいですね、そしてシェールのキャラがいいのよ。しかし濃い一家ですな。特にあのおじいちゃん。味わい深いお顔です。イタリア人一家にまた新たな歴史が刻まれたわけですね。こうやって家族の歴史ができていくのね、なんて思いました。 【envy】さん 9点(2004-01-06 08:56:45) (良:1票) |