ディヴァイドの投票された口コミです。

ディヴァイド

[ディヴァイド]
The Divide
2011年カナダ上映時間:112分
平均点:5.43 / 10(Review 14人) (点数分布表示)
公開開始日(2012-06-09)
ドラマホラーサスペンスSF
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監督ザヴィエ・ジャン
キャストローレン・ジャーマン(女優)エヴァ
マイケル・ビーン(男優)ミッキー
マイロ・ヴィンティミリア(男優)ジョシュ
コートニー・B・ヴァンス(男優)デルヴィン
アシュトン・ホームズ(男優)エイドリアン
ロザンナ・アークエット(女優)マリリン
配給プレシディオ
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【口コミ・感想】

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3.《ネタバレ》 余計な説明は一切なしでいきなり核戦争という景気の良い導入部が終わると、以後の舞台は狭苦しい地下室のみ。閉鎖空間での心理サスペンスに主眼が置かれた作品なのですが、全体の構図はよく考えられています。舞台はマンハッタンの高級マンションであり、その住民達はバリバリのホワイトカラー。対して、(きっかけは意に反していたとはいえ)彼らをかくまってやるのは、そのマンションの地下室に住みこんで働いている貧しい用務員さん。常日頃、身の回りの世話をしているにも関わらず住人達からはロクに挨拶もされず、名前も顔も覚えられていない用務員さんが、金持ちやエリート達の生命を握るという捻じれた階級闘争の構図となっているのです。そして、物語はどんどんおぞましい方向へと転がっていくのですが、「他人に対してもっとも惨い仕打ちをしたのは誰だったのか?」という点についても、本作特有の結論が準備されています。これはかなり優れた企画だと思います。。。
問題なのは、脚本力や演出力が上記の企画意図に追い付いていないということ。まず、時系列の整理がヘタくそで、ほんの数カットで何十日も話が飛ぶこともあれば、逆に、いろんな展開が詰め込まれてさぞや時間が経過したのだろうと思いきや、じつは数日の話でしたということもありました。閉鎖空間に長時間閉じ込められた人間のストレスがテーマとなっている作品だけに、劇中の時間経過は作品の重要なファクターであるはず。にも関わらず、それを観客に伝え損ねていることは問題だと思います。また、設定のディティールにもあまりこだわりがなく、大人8人が何カ月も生存するために必要な水と食料、長期間の自家発電を行うための燃料とは膨大な量になるはずなのですが、あの地下室にそれだけの備蓄ができるようには到底思えません。さらには、相当な量となるであろう排泄物、おまけに生存者達は何カ月も入浴できず地下室の衛生状態は最悪になることは容易に考えられるのですが、そういった想定しうる設定が掘り下げられていないので、映画全体から説得力が失われています。あと、序盤に登場した謎の集団は一体何者だったんですか?彼らに連れ去られた少女はどうなったんですか?謎の集団から奪ったはずのライフルやテーザー銃が中盤以降、劇中から姿を消すのはなぜですか?設定を投げっぱなしにした製作側の姿勢には感心しません。
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 6点(2013-01-14 02:52:00)(良:2票)
2.《ネタバレ》 呆然とした表情の女性、その女性の瞳に映ったのは、燃え盛る街並み。
いきなり核戦争がおっぱじまった瞬間から映画は始まるのだ。
導入部に関しての演出には目を見張るものがあり、観客に対する作品への引き込み方は上手いと思う。ただ、他のレビュアーの方がおっしゃってる通り、設定を生かしきれてないのが勿体無い。
この監督さん、「フロンティア」という作品でもそうでしたが、その作品では、街の暴動シーンから始まるわけですが、雰囲気作りは非常に良いんですよね。ただ、物語上の社会情勢が背景にあるにも関わらず、活かされておらず、伏線なのかなって思ってても何にもなかったり、と投げっぱなしが多い。
今作にしてもただ単に終末世界が描きたい、ラストの絶望的なシーンが撮りたいがためと思えてしまう。極めつけは唯一生還した人物があの人だったってのは個人的に腑に落ちない。(みえみえだったんですが…)
シネマブルクさん [DVD(字幕)] 5点(2013-01-15 23:20:39)(良:1票)
1.《ネタバレ》 これはなかなか良かったと思います。
とは言っても、
人にオススメできるような作品ではありません。
右を向いても左を向いても、どこにも希望が転がってない。
すべてが絶望に満たされた世界を描いているので、
観ていて気分も暗くなります。
でも、ちゃんとエンターテイメントしてるんです。
救助が来た!と思ったら、謎の防護服に身を包んだ集団に
少女が連行され、皆殺しされそうになる意外性。
あるいはまた、防護服連中は外で一体何をしているのか?
という推理性。
そしてまた、どんどん壊れ行く仲間たちで起きる
恐ろしいイザコザのサスペンス性。
なにより特筆すべきは、登場人物たちが少しずつ病んでいく、
そのリアルで迫真な演技ですよ。
皆さん本当に見事。丸坊主2人組なんて、
演技の後に「はいカットです~」てかけ声かかってちゃんと
素面に戻るのかしら?て思うぐらいいい演技してる(笑)。
主役の女の子も熱演でしたし。そしてやっとのこと、
あの閉鎖空間から出たと思ったら、
人っ子一人いない一面死の世界。
あの描写にはやられましたね。この後、エヴァはどうやって
生き延びていくのだろう?ていう風に、
物語の先を想像させるラストでしたね。
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 7点(2012-11-18 21:11:50)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 14人
平均点数 5.43点
000.00%
100.00%
200.00%
3214.29%
4428.57%
5214.29%
6214.29%
7214.29%
817.14%
900.00%
1017.14%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

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