5.この映画を観て、果たして私はエロイーズのような立ち振る舞いで居られたのであろうか、と今までのことを回顧した。真正面から、私の実生活に居たタムタムときちんと、向き合えていただろうか。核心を突かれて、とても痛い映画だった。でもこの映画でタムタムを愛せたことによって、少し救われた気がする。切ない、なんて言葉じゃ言い表せない映画。 |
4. 【愛人/ラモス】さん 8点(2003-12-29 10:54:52) |
3.美しい映画だとは思う。お洒落で現代的だとも。だけど映画自体に今までのヴィム・ヴェンダースの作品のような重厚感はあまり感じられなかった。何も知らずに観ていたら多分、期待の若手の監督の作品かな?と思っていたと思う。表層的な美しさと今どき感はあれど、深みはあまりない。でも世界観構築のセンスはやはり良い。「ミリオンダラー・ホテル」という名前でありながら、住むのは富などとは対極の所にある者たちばかり。この人生の皮肉と脱落者たちに見る人生の美学。その視線は相変わらず好きです。内容はずしんと来なかったけれど、やっぱりどうしてもこの世界観が好きなので、8点献上。 【ひのと】さん 8点(2003-12-02 21:35:11) |
2.この映画は、わたしにとってちょっとした衝撃を受けました。あんまり理解できていないかもしれないけど、悲しかったです。それでも、この映画の世界はよかったです。 【お抹茶プリン】さん 8点(2002-09-05 19:52:56) |
1.社会に行き場を失った人々が集まるミリオンダラー・ホテルを舞台に描かれる、知的障害を持つ男の子とちょっとだけ精神を病む女の子の悲しいラブ・ストーリー。男的には、恋愛映画で楽しめるかどうかの最大のポイントは女優さんを好きになれるかどうかということ。ミラ・ジョヴォヴィッチは最高。ミステリアスな不思議少女やらしたら彼女に勝てる人はいないのでは?トムトムと同じようにオレもドキドキしてた。しかしなぁ・・・純粋すぎるから悲しい。 【鉄コン筋クリ】さん 8点(2001-12-06 22:59:59) |