6.《ネタバレ》 うーん、イマイチ。 途中まではまあまあ良かったんだけど、ラピュタの内部みたいなとこで怪物たちがワンサカ出てくるあたりから、あまりのリアリティの無さにアタシは一気に興醒めしちゃったわ…。 あんなに大盤振る舞いしなくっても有名どころを5種類くらいのほうが集中できて良かったのに。 (大体ユニコーンにあんなことさせちゃダメよ!) …太古の昔から存在する地下の魔物を鎮めるために必要なのは5人の生贄なんでしょ? そんな派手にモンスター使って殺さなくっても、あの地下組織の人たちが誘拐でもして惨殺すりゃ事足りるんじゃないの?? 大体無事に儀式が終わってもどうやってあの怪物たちを収監するのよ!? あんな暴れん坊たちがおとなしくエレベーターに乗るとは思えないんだけど。 それに…生贄として必要な5人は淫乱・スポーツマン・ガリ勉・バカ・処女ってことは、京都のあの女の子たちの中にもすでに淫乱がいるってこと?? (ヤダ、末恐ろしいわね。) …とにかくアタシとしては最低限のリアリティはほしかったっていうか…。 なんの予備知識もなく見たアタシが一番ビックリしたのがシガニー姐さん登場のシーンっていう時点で…なんだかねえ。 【梅桃】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-05-11 22:16:25) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 最近はどうも映画の煽り文句が大袈裟でねぇ。それに釣られる方も釣られる方ですけれども。
何か凝った、あるいは緻密な脚本で楽しませてくれる映画なのかと思ったんですよね。でもホラー映画の王道な人物配置と意味ありげな組織の存在が対比されて描かれてゆく序盤はワクワクして見られたのですが、それは配置された様々なキーアイテムに大ウケな地下室での「選択」までで。 以降、選択によって始まる「ソレ」に依存するような形でオリジナルな面白さを失ってしまう感じ。今更延々そんなベタな映像を見せられても(しかもドカン!って演出に関してはやたら凡庸)って思ってしまって。
クライマックスは急展開をしますが、その惨劇はドタバタコメディみたいだし、登場する黒幕は「またお前かー!」って状態だし(あれってネタとして有効なのは一度だけだと思うんですけど)、あのオチは物語としていちばん簡単な落とし方だし。「まーたセカイ系かよ!」って。最後まで見て結局バカ映画でした、って状態。 ここを楽しめないとかなりキツいなぁ、って。私は楽しめなかったんですよね。
これ、閉じてます。何か新しいモノを見せてくれるのではなくて、これまでホラーをいっぱい見てきた人に対して「ほら、こんなん面白いでしょ?」って内輪ウケみたいなネタを仕込んでばかりな感じ。それはそれで楽しかったりもするのですが、ホラーってジャンルは特に好きモノの間ばかりで閉塞してきちゃってる気がするんですよね。
『宇宙人ポール』は許せるのにこれには批判的って、矛盾してない?って感じですけど、あとはもう好みの問題(笑) 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-05-03 17:12:58) (良:1票) |
4.ホラー映画に革命が起きてしまった。だって、これを観た後で何を作れっていうの? B級クソホラーが60分続いたのち、待ち受けるのはラスト30分の未曾有の興奮。でも、こんな映画あっていいの? 【j-hitch】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-03-14 00:57:25) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 80年代ホラーによくあった学生のキャンプが舞台の映画…だと思ってたんですが、それを監視する謎の組織が早々に出てくるので、これは計画的でドッキリ風だけどどういう趣向なんだろう?とばかり考えていましたね。登場人物が実際に傷つけられ殺されていくのに、組織のコントロール室では普通の人間が楽しげに操作し登場人物を誘導していく。え?この人たち人間じゃないの?人知を超えた何か系? それが判明するのは生き残りの二人がエレベーターで施設内に入った後ですが、まさかホラーのお約束要素全てをひっくるめた裏側を見せられるとは思いませんでした。選ぶアイテムで、血祭りに上げる担当が決まるというのも面白い発想だし、色々とよく考えましたねぇ。 クトゥルー神話、殺人鬼、幽霊、魔物と、モンスターお祭り会場のような最後は、各種ホラー映画のキャラにオマージュを捧げているようで楽しかったです。まぁ最後は太古の邪神への生贄失敗で人類滅亡みたいですけど、コントロール室の人が言ってた顧客のホラーファンとしてコレはアリですね。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-03-12 22:42:37) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 これは本っ当に観客を選ぶ作品ですね。もっと言うと鑑賞条件を選ぶといっても良いかもしれません。劇場の周りにホラー(特にスプラッタ・ホラー)好きがいるのがベスト。私は運良くそういう人達しか集まらない様な会場で鑑賞できましたので、劇場内は爆笑の連続という大変楽しい映画体験でした。 今までもホラーの定形を崩した作品ってのは『スクリーム』『ブレアウィッチ・プロジェクト』『パラノーマル・アクティビティ』など何度も作られていますが、大体の作品がまず定形を崩すことで本来ホラーに最も必要な怖さが減退していることが多いと思います。しかし、この映画は終盤まで「ホラー映画って作るの大変なんだぜ?お色気シーン入れるのにも一苦労」というネタで爆笑させておいて、最後にはキッチリとモンスターが暴れまわり観客のテンションはクライマックスに達する。しかも暴れるモンスター達は過去のホラー映画の謂わばチャンピオン級ばかりなのだから盛り上がらない訳がありません。 そして最後の最後にシガニー・ウィーバーが現れたシーンで大爆笑。最近オチ担当みたいな女優さんになってますね。アンタもうちょっと役選べ! 【民朗】さん [試写会(字幕)] 9点(2013-03-11 22:47:55) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 「定番外し」を売りにしたのは日本の配給ですかね? まずこの映画は定番外しではないです。むしろ骨格となるストーリーはホラーの王道を行っています。 ただ落ちがあまりにも突拍子のない展開なので「読めない」事を売りにしたのではと。 割り切って見ればそれなりに楽しめるとは思いますが、穴も多いので良作とも言いがたい作品です。 儀式に従って死ねば良いと言いつつ、あのバリアにぶつかって死んだ男はいいのか?終盤完全にバレてからでも女さえ生き残ればセーフと言えるのか?等、疑問は尽きません。見ている間でも観客に疑問を抱かせない作りにしないと駄目ですね。と言う事で、評価は辛めです。 スレたホラーファン以外は見ないと思いますが、見たら「何じゃこれは?」と言うような作品です。 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-03-11 17:56:38) (良:1票) |