《改行表示》 6.《ネタバレ》 今までシュワの体の心配なんてしてこなかった。あの厳つい目と筋肉ならなんでも乗り越えて行けそうだったから。でも今回は違う。やっぱりシュワも年をとる、シワも目立つ上に動きも不安だ。 敵はとてもマフィアには思えない軍隊のような連中相手にシュワは無双…できなかった。 溜めて溜めてスカッとするようなアクションをしてくれればいいが…出来ない。 あげくにはおばあちゃんに助けられる始末。 いつのまにか僕は心の中で「頑張れ!シュワ!ほら、頑張れ!」と応援していた。 でも目は今もあの頃のままだった。あの目なら僕はシュワにどこまでも付いて行ける気がした。 【えすえふ】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2014-12-09 01:23:12) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 メキシコとの国境に近い、アメリカののどかな片田舎ソマートン。ほとんど事件など起きない平凡で退屈なそんな町で、長年保安官として働いているレイは、ある日不審なトラック運転手2人組を目撃する。念のため部下に車両照会を命じた彼のそんな直感は、ものの見事に当たってしまうのだった。刑務所を脱獄した凶悪な麻薬王がメキシコへと逃亡を図るため、最新鋭の超高速スポーツカーで町へと乗り込んでくることを知ったレイは、堅物の副保安官、情熱はあるもののどこか間抜けなルーキー、紅一点の勝気で男勝りなヒロイン、銃器オタクの冴えない駄目男、そして酒が原因で身を持ち崩したヒロインの元カレらとともに、町の平和とそして正義を守るため、これで最後とばかりに立ち上がるのだった!いろいろしてて約10年ぶりとなるシュワちゃん主演作は、そんな古き良き時代のエッセンスを随所に感じるオーソドックスなアクションエンタメ作品でした。混迷する現代社会を象徴するかのように、正義と悪の狭間でやたらと苦悩したり、ヒーローでありながらどこかダークな側面を持っていたりする主人公がやたらと多いなか、さすがにもう辞めたとはいえ元カリフォルニア州知事が演じる今作の主人公は、「カリフォルニアの有権者のみんな、今までサンキューだぜ!ベイビー」と高らかに宣言するかのような単純明快な正義の頑固ジジイ(笑)。「うーん、さすがにシュワちゃんも年取ったなぁ」としみじみ思いながらも、そんな彼が大活躍する小気味の良いスピーディーな展開に中盤まではけっこう楽しんで観てたんだけど、町でのなんともまったりとした銃撃戦が始まったあたりから、見事なまでにグズグズに…(笑)。いやー、前半は良かったんだけどね~。でもまあ、僕の青春の1ページでもあるシュワちゃんの待望の復帰作ということで、ちょっぴり甘めに6点っす! 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-02-22 18:58:47) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 およそ10年ぶりのシュワちゃん主演映画。彼の映画を見て育ってきたのて、率直に懐かしさがこみ上げてみました。それと同時に、「やっぱり老けたなぁ~」って。ご老体ですから、動きももの凄くノロノロしてるし、ちょっと動きのあるところはスタントマンだっていうのも丸わかりだし。最後の肉弾戦なんておじいちゃんいじめに見えて「もうやめて~!」って言いそうになっちゃったし。アクション全体が、意識的にそうしてるのか全体的にレトロな感じですね。スーパーカーで国境を越えようとするってのもアホみたいな犯人なんですけど、たぶん本作はそういうアホさ加減もコミで楽しんでくれってことなんでしょう。それぞれのキャラも良いし、笑いはちゃんと取れてます。アクション映画としては月並みですが、まぁそれなりに楽しめはしたので6点。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-11-29 22:57:11) (良:1票) |
《改行表示》 3.合理性よりもエモーションを重視したアクションを得意とするという点において、キム・ジウンはジョン・ウーの流れを汲む監督だと個人的には考えているのですが、本企画はそんなキム・ジウンのハリウッドデビュー作としては妥当なものだったと思います。物語は意図して大雑把に作られており、いかにかっこよく、いかに面白くするかという点に最大の関心が払われています。登場人物は全員非現実的なのですが、作り手側がそれを面白がって作っているので、演出にきちんと余裕があるのです。適度に笑わせ、適度に興奮させる。アクションの迫力も水準以上であり、監督として必要な仕事はきちんとこなせていると思います。。。 問題はシュワ氏でした。『ターミネーター3』以来10年ぶりの主演作ではあるものの、『エクスペンダブルズ』シリーズで観客に対する顔見世が終わっているため、レア感は失せてしまっています。さらには、不遇の時期にも細々と俳優業を続けてきたスタローンとは違い、シュワ氏は別業種で時間を費やし過ぎたために、アクションのキレも、主演俳優としてのカリスマ性もなくなっており、そもそも演技が上手くない人が、余計下手になって帰ってきただけの映画に終わっています。主演がこれでは厳しいですね。ラストの殴り合いなんて、あまりの迫力のなさに驚いてしまいました。本作を見ると、体力と威圧感を維持し続けているスタローンがいかに凄い役者であるかがよくわかります。 【ザ・チャンバラ】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2013-11-06 01:09:38) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 まさに「お帰りなさい、シュワちゃん」的な映画だった。エンディングまで安心して見れる映画はセガール印と一緒で何も考えずに楽しめる。なぜ敵のボスがわざわざ自分で車を運転して逃走するのか、劇中のFBIの説明ではまったく理解できないが、それはどうでもいいことなのだ。国境近くにいるシュワちゃんと対決するためにはそれしかない、それは必然なのだ!今回は大きな盛り上がりには欠けたが、歳を重ねたからこそできるヒーロー像(今回のとは別でお願いします)の再構築へ向けて、今後の展開に期待大。 【リニア】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-05-04 14:04:42) (笑:1票) |
1.《ネタバレ》 いろんなところが大雑把でした。たとえば、途中で死んでしまう副保安官には、生きている間にもう少し感情移入できるシーンが必要です。人質になるFBI捜査官のくだりはストーリー上まったく生きておらず、不要と思います。悪役が車で逃げることの理由づけも不足してます。最後のドンパチが始まるところは、やはり主役が口火を切るべきでしょう・・・等々。でもまあ、シュワルツェネッガー主演のアクション映画としては、そのような細かいところはどうでもよいといえばよいわけで、十分面白い作品でした。あと、人が死ぬシーンの描写がいちいち残酷で、R15になってしまっているのは良くないでしょう。この映画にそれほどリアリティーは必要ないと思うので。目指すべきは、コマンドーとかトゥルーライズのような、お気楽アクション路線だったのでは? 【Northwood】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-05-02 11:45:10) (良:1票) |