4.アメリカの大統領を主人公にしたハートウォーミングなコメディタッチの作品。「デーヴ」なんかを思い出す作品です。
どんな役を演じてもカッコよさのあるマイケル・ダグラス。本作ではアメリカ大統領としてのカリスマ、思春期の娘を持つ妻に先立たれた男、1人の女に恋した男を演じ分けた。どのダグラスもカッコよさを感じさせるのは流石です。
そして品があり可愛らしさを感じさせるアネット・ベニング。2人の魅力が存分に引き出された、ロブ・ライナーらしい手堅さのあるロマンティック・コメディです。
政治モノとしても、ダグラス演じる大統領と、大統領への非難を繰り返し、選挙の票稼ぎにしか興味が無いような(どこの国にも似たような政治家はいるということでしょうか…)対立候補の醜い姿を通して、本来政治家としてあるべき姿を軽いタッチでうまく示しています。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-07-08 22:20:39) (良:2票) |
3.主演二人にマイケル・ダグラスとアネット・ベニングという巧者を配し、大統領と環境問題ロビイストというありえないような設定であれば、いくらでもひねってきそうなものですが、意表をついて、その中身は、虫歯になりそうなほど甘甘で単純一直線のラブ・コメディです。マイケル・ダグラスは、余計なことを考えずに伸び伸びと演技をしているし、アネット・ベニングのヒロインも、恋に落ちても凛とした気品や知性や頭の良さを失っていないのが素晴らしい。側近の人たちの巧演も光っていますが、何といっても、マイケル・J・フォックスのパワー溢れる補佐官ぶりは、さすがですね。ただし、邦題だけは一工夫してほしかった。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 8点(2004-11-01 00:06:03) (良:2票) |
2.とりあえず飽きずに最後まで見れたので、そこそこ面白かったということだ。中年男女のラブストーリーなのに、変にいやらしくない所が良い。アメリカ人にとって、大統領はスターなのだと実感。小泉さんも独身だけど、邦画で「日本の大統領」はありえないでしょう。でも、あとに残るものは無い映画。その場限りの娯楽。良い暇つぶし。 【ともとも】さん 6点(2003-07-26 09:53:19) (良:1票) |
1.ハーレクインのゴージャス版のような単純に素敵なストーリーなのに、脚本のテンポと音楽、そして何より役者一人一人がすべて良いので、なんだか「いい映画を観たなぁ」という気分にさせられる。大統領の側近たちが最高!! いろんな役者が米大統領役を演じているが、このマイケル・ダグラスはピカイチだと思う。演説する姿は、本物よりも迫力あるもの。・・・・・・「私はパワフルだというイメージでやってきたけど、ベッドの中までそれを期待しないでくれ」と真剣に前置きするシーンは笑えてしまったので、印象に強く残っている。 【ルクレツィアの娘】さん 7点(2003-07-26 00:52:57) (良:1票) |