《改行表示》 8. どこかから借りてきたような世界観とお話に、どこかで見たような画。「……おいおい」とは思うのだが、そこは流石にトム・クルーズを主演に据えて上映も2時間を超えるSF超大作だけあって、それなりに卒なくまとめてある。 まあ、卒なくとは言っても、あちこちに?マークが点灯するような疑問や矛盾があるのだが、力技で乗り切ったというか、抑え込んだというか。w そして、お話はともかく。どこかで見たような……とは言え、画はかなりスゴい。美しい背景の中、スピード感や疾走感、浮遊感はかなり心地良い。 だがしかし、この映画が渓谷で派手な空中バトルをすればするほど、S.W.シリーズの凄さが浮き上がってくる。40年も前にコレに全く遜色無い空中戦を描いて見せたEp.4はどれだけ凄かったんだ! と。 そして一番面白かったのが、この作品におけるクローンの扱い。この手の映画だと、クローンは各個体毎に人格はあるのか? とか、クローンの個体毎の特性の違い、同様の個体が複数あるクローンを個別に愛せるのか? などという倫理的観念、哲学的観念にスポットが当てられがちだが、この映画はそんな面倒なことは一切言わない。「いいじゃん。顔が同じで考えてることも一緒なら」と。w 顔はトム・クルーズだし、言ってることも一緒だからさ、コレ、旦那の代わりにしなよ。みたいな。www ということで、大作たらんとする話の深みや奥行きを一切捨て、見た目の派手さのみを取ったこの作品。ものすごーくヒマな時、なぁんにも考えずに、一杯飲みながら寝っ転がって観るにはお誂え向きかと。 【TERRA】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-01-07 18:02:06) (良:1票) |
《改行表示》 7.《ネタバレ》 他の方も指摘しているとおり、映像は美しい。まるで工芸品のような世界観でした。しかも今からわずか60年後の世界だそうなので、荒唐無稽という感じでもない。エイリアンに侵食されているかどうかはわかりませんが、今でもテーブルのタッチパネルはほぼ実現しているし、ドローン警察もあり得そうだし、自家用車ならぬ自家用機が普及していてもおかしくありません。その意味では、けっこうリアルかなと。 しかし、ストーリーはいま1つ。要は壮大な三角関係の話ですが、どんよりしていて、起伏が足りません。特に戦闘シーンや航空チェイスのシーンは、これまでハリウッド映画で何度となく見てきた感じ。武器や乗り物が違うだけで、新味なし。それに中盤の山場のはずの「どんでん返し」も、さして盛り上がることなく過ぎてしまいました。 むしろ興味津々なのは、ラストシーンの後です。クローンクルーズが地球上であの1人だけということはないでしょう。噂を聞きつけて、各地からあの小屋に続々と参集してくるかもしれません。そうすると、パートナーのクローン女も黙っちゃいないでしょう。同数が追いかけてくるはずです。 無数のクローンクルーズと無数のクローン女とたった1人のヒロインが、「約束の地」でどんなバトルを繰り広げるのか。きっと阿鼻叫喚、ドロドロの凄惨なドラマが展開されるのではないでしょうか。見たいような、見たくないような。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-07-28 00:13:17) (笑:1票) |
《改行表示》 6.《ネタバレ》 もっと単純でわかりやすくて良いんだと思う。 ちょっと難解で複雑な話をしたいなら 観客に意味がわかるように難易度を下げてやる必要がある。 全てをセリフで説明する、という方法はナシで。 映画を観る人達ってみんなそれほどカシコクないんです。 それと、途中から出てくるヒロインが誰かに似てるなぁ、とずっと気になって 観ている最中ふと思い出す。 ああこれ50/50の人(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)だ。 それが一旦わかるとそれ以降ずっともう ヒロインが男が女装しているように見えてしょうがない。 まったく集中できなくなってしまった。 メイクで違う感じの顔にもできただろうに、 ここまで似てたら撮影中に誰かが気付いてこれアカンってなるじゃないの。 【虎王】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-01-27 14:36:51) (良:1票) |
《改行表示》 5.《ネタバレ》 壮大な風景や格好いいメカデザインなどビジュアル的には良好だったと思います。 たしかにトムクルーズがヘルメットもなしに戦闘や調査に行くのには違和感がありましたが、やはりトム様は素顔をさらしてこそ(^^;・・・ここは童話の世界と思って大目に見ましょう。 ただし、物凄く大きいスケールであるはずの話を、かなり小さな話でまとめてしまったのは残念でなりません。 ラストのあれにしても何とか三世あたりで見たような感じでしたし、あまりに唐突。 ストーリーに散りばめられた謎にしても中盤でネタ切れ気味で、尻すぼみな感は否めませんでした。 特に最後のあれは完全に蛇足でしょう。ハッピーエンドとは思えず「?」が広がるばかりでした。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-11-24 19:39:24) (良:1票) |
4.フタ開けたら、まさかのお前かよ! 【mimi】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-08-12 15:47:55) (笑:1票) |
《改行表示》 3.《ネタバレ》 <超絶ネタバレ注意> 映画のラストにびっくりしました。 ジュリアは小屋に暮らしはじめるのですが・・・・ そこにやってきたのは、スカブの人々、そして「もうひとりの」ジャックである「52番」でした。 「49番」にふん縛られていたあと、3年間もジュリアを探したようです・・・って、(もうひとりの)ヴィクトリアはどうした! なんでヴィクトリアを連れてきていないの? 52番は管理室にヴィクトリアをほうっておいて3年間もジュリアを探していたの? いくらなんでもヴィクトリアが可哀想すぎます。 さすが「忘却」をタイトルにしていることだけはありますね。ヴィクトリアという重要人物をオブリビオンしているんだもんね。 ラストが「二都物語」のプロットとそっくりだったり、絵画「クリスティーナの世界」でジャックとジュリアの境遇を表しているのは好きですけど。 【ヒナタカ】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-06-03 22:44:24) (笑:1票) |
2.《ネタバレ》 最初の謎が色々と出てくるワクワク感は良かった。でもフタを開けたらショボン。途中元妻が来てからは昼ドラ見ている感じ。元妻の女優(オルガキュリレンコ)の作品は今までお色気シーンが結構あったので期待しちゃいましたが今作はなかったですね。1番気になったのは終盤のストーリーでツッコミどころも多く、テンポが早すぎてしっくりこなかったです。 【とむ】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-06-02 23:12:43) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 突っ込みどころ満載な映画でしたね。設定に無理がある部分をあげつらえばきりがないですが、観客を楽しませようとする姿勢は十分感じられました。もし私が小中学生であるなら、9点以上をあげられるかもしれませんが、まあこのあたりで。 【Northwood】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-06-01 19:10:39) (良:1票) |