4.個人的に初のカーウェイ作品。この時の印象は、映像が綺麗だなあと思ったぐらい。後に、カーウェイ作品には、はまったのだが、この作品は特に何もなし。アクションを期待して、舞踏映画を見せられた感じ。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 5点(2018-12-22 21:16:58) |
3.冒頭、雨の中、水浸しのアクションがあって、この時点で「えー、いまだにマトリックスみたいなコトやってるの~」と、少々ゲンナリしてしまいました。 一応、映画の題材として「カンフー」ってのがあって、「カンフー」なら、人間と人間との対決というものが描かれることを期待するのですが、本作、驚いたことに、対話シーンですら、人と人が向き合わない。普通の映画なら、対話シーンではしばしば、話し手がこちらを向いていると、聞き手は手前に後姿として配置されてたりすると思うのですが、本作では話し手だけのショットが繋がれていって、まるで人と人が向き合わない。 小津映画みたいな独特のリズムがある訳でもなく、その不思議な演出を受け入れてしまっている自分への驚きがある訳でもない。 単に向き合わない、というのが、こんなに退屈なのか、という驚きは、少し感じましたけどね。あまり好きになれません。 とか言いつつ、よりによってトニー・レオンが、まるで似つかわしくない「達人」を演じている、ってのが一番受け入れがたい点だったりして。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-01-02 11:51:39) (良:1票) |
2.カーウァイ監督の映像美ですね。最初から最後までとても美しい映像。トニー・レオンもチャン・ツィイーも美しいし、カンフーシーンも美しい。監督の映像美を期待してなら裏切らない作品だと思います。ブルース・リーが好きなので、イップマンさんの名前は存じておりましたが、この作品では彼は見えてこないと思う。フィクション作品としてご覧下さい。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 5点(2015-01-24 17:11:30) |
1.「初恋のきた道」で、水餃子の入った鍋をブンブン振りながら健気に走っていたチャンツィーが、今ではもうカンフーの達人とは!("もう"ってなんだよ) 期待しつつ見に行きましたが、個人的には冒頭部分でもうガッカリしてしまいました。マトリックス・レボリューションのような雨がビシャビシャ降り注ぎ、スローと早回しの波状攻撃で、悪い意味でハリウッド的。カンフーの動きが持つ美しさではなく、あくまで映像テクニックの格好良さでしかないのが物足りなかったです。キャストたちの猛特訓したアクションが、誤摩化しの編集で台無しにされているのでは?あと、映画全編クローズアップばかりで異常に見づらいのも気になりました。見てくれの指摘ばかりになってしまいましたが、これで「カンフーの心」は描けていたんでしょうか・・・。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-06-02 04:34:27) |