《改行表示》 4.《ネタバレ》 多分、新海誠監督は、今「東京」という街を世界一魅力的に描ける人だと思う。東京五輪の演出に絶対かかわらせるべきだと思います! しかしまあ、ストーリーは、本当に腹が立つくらいツボを押さえた絶妙な設定のラブストーリーでありながら、その世界に浸れる世界をわずか50分弱に抑えてしまうという、なんともまあ意地の悪い作品です。続編をぜひ見たい! 【TM】さん [地上波(邦画)] 10点(2018-01-04 01:38:11) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 最後気持ちをぶつけ合うシーンでボロ泣き。設定から雰囲気、詩的な表現に風景、タイトルに至るまでこの監督の培ってきたものが全て凝集されたような45分間でしたね。君の名はのような大衆向けに合わせてしまった映画でもなく、秒速5センチメートルのようにネガティブすぎでもなく僕としては丁度いい適温の映画で心地よかったです。 【映画大好きっ子】さん [DVD(邦画)] 10点(2017-05-19 15:03:44) |
2.確かアニメの映画を観たはずなのに・・・・・・? 観終わったら、純文学の短編小説を読みふけったような充足感。視聴中、クーラーを止め、扇風機を最強にしてすごい風を浴びてるときに、夕立の豪雨のシーンになった。そのときの臨場感ときたら(笑)。また井上靖の「額田女王」の文庫が映ったとき、学生の頃、教室のどこかに置き忘れてさんざん探して見つからなかった思い出が瞬時によみがえってきて、「うわっ!」と声をあげてしまった。フィンランドの人もお国のブランドのカップ(マリメッコ)を本編中に見つけたらしい。映画のDVDを見ていて、こんな体験は初めてだ。 【tony】さん [DVD(邦画)] 10点(2013-08-17 00:16:16) |
《改行表示》 1.《ネタバレ》 雨の日の四阿でゆっくりと逢瀬を重ねる見知らぬ二人。下手をすれば嫌味で陳腐なロマンスにしかならないような展開を、臆することなく描きあげて洗礼させた新海誠のセンスに脱帽するほかない。 「あなたは子供で、私は大人でしょ?」と、孝雄との距離を置こうとする百香里が、ラストに見せた結末、そこにに差した陽の光が奇跡的に美しく、愛しい。 圧倒的な美術と繊細な脚本という新海誠の真骨頂を、これ以上なく堪能できる奇跡的な46分でした。新海作品の信者である私にとっては、この点数以外ない。 【aksweet】さん [映画館(邦画)] 10点(2013-06-03 06:56:56) (良:1票) |