7.背景描写にかけるエネルギーの10分の一でもいいからキャラクターデザインに使ってくれ。 【la_spagna】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2018-02-19 22:23:57) (良:1票) |
《改行表示》 6.《ネタバレ》 多分、新海誠監督は、今「東京」という街を世界一魅力的に描ける人だと思う。東京五輪の演出に絶対かかわらせるべきだと思います! しかしまあ、ストーリーは、本当に腹が立つくらいツボを押さえた絶妙な設定のラブストーリーでありながら、その世界に浸れる世界をわずか50分弱に抑えてしまうという、なんともまあ意地の悪い作品です。続編をぜひ見たい! 【TM】さん [地上波(邦画)] 10点(2018-01-04 01:38:11) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 新海誠の新作46分の短編 この人は短い話の方がいいな 今までも長い物でもオムニバスになっている 光の描写がめちゃウマイ監督だけど今回は雨 写り込みがキレイだがここまで来ると部分的にCGのようだ 水たまりの描写とかリアルすぎるかも「秒速5センチメートル」ぐらいが一番バランスがいい気がする この人の作品は主人公が結構へたれだけど、今回はちょうどいい具合でやはり心に傷を持つヒロイン共々共感できる ヒロインの病んだ感じは冒頭の荒れた部屋でしか表現されない、後半で部屋がきれいになっているので主人公と出会って癒された感があるがもう少し劇中のヒロインの病んだ部分が表現されてるとエンディングのカタルシスが大きくなったと思う 新宿の景色はどこも見覚えがあってノスタルジック 新宿御苑を俯瞰で見る風景は私の大好きな景色で良く見る機会があって懐かしくてそれだけで心が奮えた お話は「耳をすませば」を彷佛とさせる瑞々しいラブストーリー 見終われば気恥ずかしいぐらい純粋なラブストーリーで、ラストは直球ど真ん中だがいいんじゃなかろうか この後の二人の幸せを祈りたい気持ちにさせられた 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-20 22:46:22) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 いい映画でした。夢に向かってひたむきな若い青年と、疲れた大人の女性のコントラストが見事。同年代の若者とは一線を画す職人気質な主人公は、結局は感情を抑えきれず女性の心情も理解出来ない青さがある。それもまた魅力。先生は十二分に大人の魅力を放っていながら、前に進めない脆さがある。それもまた魅力。クライマックスは泣きました。あそこでかかる曲も良かった。エンドロールの間に月日が流れ、結局は恋愛に発展していないのが残念でもあったり丁度良くもあったり。年を取るごとに年齢差を感じていくのでしょうが、それを乗り越えて再会して欲しいと期待させられる爽やかな終わり方。こういう決定的でない終わり方に日本映画的な侘び寂びを感じる。邦画、かくあるべき。 【にしきの】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-10-30 06:15:01) (良:1票) |
《改行表示》 3.《ネタバレ》 新海監督は大好きで、映画作品は自主制作の「彼女と彼女の猫」からこの最新作まで、6作全て見ている。(星追いのみ、映画館で鑑賞)映像作品も全てではないが見ていて、トークショーがあれば参加してサインと写真撮影をしてもらうぐらいには、応援している(笑)そういう個人的背景を入れると8点ぐらいだが、客観的に見ると7点台なのでこの点数。 この監督に求めているのは美しい映像なので、今作もストーリーや設定に対するツッコミ所はあれど、それを凌駕する映像美に癒された。作品を追う毎に、持ち味である映像美が進化していると感じる。 ツッコミ所としては、ハイヒールを日常的に履いている女性であんなに足の形がキレイな人はいない(大なり小なり、外反母趾気味になる)というのと、仕事をしていないのに東京でベランダが2つあるような広い部屋に住み続けられるのか(親の仕送りがあれば半年ぐらいなら大丈夫…?)ということ。 良く描けているな、と感じたポイントとしては、3回ほどヒロイン雪野の部屋が描写されるのだが、徐々に部屋が綺麗になっていく様(1回目は汚く、2回目は普通、3回目は片付いている)、これは、精神状態が部屋の散らかり様に表れるという人間の習性をよく表しているなと感じた。 あと、主人公タカオとヒロイン雪野の年齢差が12歳というのが、主人公の母とその恋人の年齢差を決定づけたのかな、と。(序盤で兄が「母には一回り違う恋人がいる」というようなことを言っている)12歳差という年齢差に違和感を感じさせないような設定なのかなと思う。実際、自分の親も11歳差であり、ありえなくはない(笑) 作品自体の“凄いところ”ではないが、エンドロールで主人公の声が入野自由だと知り、キャラ毎の演じ分けが上手い人だな…と。千と千尋のハク、キングダムハーツのソラ、星を追う子どものシュン(とシン)、今作のタカオ…後から知るまで、同じ人だとは気付かなかった。 特に声優ファンというわけではないが、昔の人気声優はこの声と言えばこの人!といった特徴的な声の人が多く、今の人気声優(若手)は、作品による演じ分けが上手い人が多いのかなぁ、と。詳しくないので、勝手なイメージだが。 決して、100点!大満足!といった作品には出会わないが、毎回70~80点ぐらいの作品を見せてくれる、自分にとって新海監督はそんな人である(これでも褒めている(笑)) 【Sugarbetter】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-08-26 20:15:47) (良:1票) |
《改行表示》 2.《ネタバレ》 訳あって靴に詳しい身としてはツッコミどころ何点か。 まず雨の日にあのモカシンは無いですわ。一発で中までグッショリ、靴自体は雨吸いまくってゴワゴワ。自分で作った靴? ならば尚更。素直に合皮&合成底のプレーントゥやU、ウィング、ストレートチップ履きましょうよ。 おねえさんもとても雨の日用とは思えないセレクトばかりで。とりあえずマンホール上で思いきり滑る靴が多いですわね。 あと母親に9センチヒールのプレゼントはハードル高過ぎですわぁ。あの9センチから色々と想像をめぐらせてみても(若作りな母だから、そういうプレゼントに慣れてないから、女物に疎いから、男として女の靴に求める願望の表れ)、ちと無理があり過ぎ。7センチが限度かな。 そういう、繊細なフリして雑なトコはかなり雑って、そんな映画。 セリフとモノローグでとりあえず全部説明しちゃうんですよね。モノローグなんて本来禁じ手の多重方式で双方の気持ちやら背景やら全解説。そうして人称ブレブレにしてまでして語りたかったものって、なんかペラペラな感じなんですけど。 そのペラペラと流れてゆくモノに、映像でキレイキレイな装飾を施しました、って印象。 別に、全部を語る必要はないと思うんですけどねぇ。全部語っちゃったら、あともう何も残らないし。 あの街の風景、私の家のベッド前の窓から見える風景なんですけど、それがこの映画でドラマチックに彩られて独特の世界が広がって感激!なんて気持ちも特に湧きませんで。 自分がずっと見てる東京、それを当たり前に見せられているような感じがして、せいぜい高層建築からの俯瞰とか線路上を通過してゆく列車とかいうトリッキーな構図が珍しいくらいで、んー、手描きのアニメだからこそ珍しい、みたいな? 『言の葉の庭』ってくらいなのだから、言葉をこう、選びに選びまくって絞り出された一節一句から広がる世界ってのを描いたら良かったんじゃないかな。あまりに饒舌過ぎてなんかおしゃべりな映画でした。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 5点(2013-06-05 19:39:02) (良:1票) |
《改行表示》 1.《ネタバレ》 雨の日の四阿でゆっくりと逢瀬を重ねる見知らぬ二人。下手をすれば嫌味で陳腐なロマンスにしかならないような展開を、臆することなく描きあげて洗礼させた新海誠のセンスに脱帽するほかない。 「あなたは子供で、私は大人でしょ?」と、孝雄との距離を置こうとする百香里が、ラストに見せた結末、そこにに差した陽の光が奇跡的に美しく、愛しい。 圧倒的な美術と繊細な脚本という新海誠の真骨頂を、これ以上なく堪能できる奇跡的な46分でした。新海作品の信者である私にとっては、この点数以外ない。 【aksweet】さん [映画館(邦画)] 10点(2013-06-03 06:56:56) (良:1票) |