10.頭からラストまで痺れっぱなしです。中年強盗団の渋さがたまらなく最期の壮絶な死にっぷりは痛快に感じます。これを見た時、なかなか他の西部劇が見れなくなりました。 【まりん】さん 10点(2003-03-21 17:34:14) |
9.時代の流れについていけなっかた男たちの生き様。出てくる奴ら全員悪党。女子供巻き込む銃撃戦。かつてジョン・ウエインなどの描いたフロンティア精神をあざ笑うかのようなところがいい。最後はなぜかさわやかな気分にさせてくれた。 【ゆうた】さん 10点(2003-03-15 20:43:35) |
8.Let's go 【E】さん 10点(2003-02-22 16:09:27) |
7.時代に取り残されたアウトロー達の「滅びの美学」。一見西部劇風だが、パイク達が愛用している銃・コルトガバメントからみると、第1次世界大戦のちょい前の頃か。自動車を見て「東部で空を飛ぶやつを見たぜ」「嘘こけ」みたいなやりとりも、取り残されてて最高。女を抱いてから横一列になって死に場所に赴く漢達が、鳥肌が立つほど格好良い。そして、砂埃のメキシコ・・・ペキンパーの最高傑作です。 【バイクボーイ】さん 10点(2003-02-13 17:48:28) |
6.バンチの前にバンチなく、バンチの後にバンチはない。ホールデンの「レッツ・ゴー」は破滅に向かう男の背中の美が漂う。娼婦に金を払おうとしない、最後までセコイ、ウォーレン・ウォーツもいい味。1998年に公開された「オリジナル・ディレクターズ・カット」が決定版なのかな? 【カルル・マルクス】さん 10点(2002-12-28 19:54:04) (良:1票) |
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5.観るほどに、これは「七人の侍」のペキンパー版かなと思えてくる。ただアチラは侍の魂を残していたからまだしも、コチラはもはやガンマンの誇りもなにも失った連中が、やっと見つけた花道に狂奔しているように見える。死ねた奴らはまだいいが、それにすら間に合わなかったソーントンはもはや生ける屍か。ネガティヴな男たちの散りざまに感動しました。 【アンドロ氏】さん 10点(2002-12-09 16:07:25) |
4.この映画を凌ぐアクション映画はない。ペキンパーの最高傑作のみならず、アメリカ映画の最高傑作。闘争本能だけでなく、孤独感、哀愁もたっぷりで何度見ても飽きない。ボーグナインが、また渋くてたまらんのよ。DVDにメイキングがたっぷりのっていて、それがまたいいんです。 |
3.ここでは西部劇特有のヒロイズムどころか、善悪の区分けすら存在しない替わりに、ならず者達が生き延びる上で手繰り寄せられる暴力と死がある。特におびただしい人数でヤケクソ気味に行われるラストの銃撃戦(女、子ども、老人まで巻き込んだとんでもない代物!)は、オープニングで示唆的に挿入されるサソリに群がる蟻の大群を見た際と同様、不快感を感じざるを得ないが、執拗なまでに繰り返されるスローモーション及び所謂「血のバレエ」によるペキンパーならではの演出方法はハッとする程美しい。69年当時、映画における表現の極北とも言えるような本作を撮った、ということのみでも満点計上したいが・・・デートや子どもとの鑑賞には絶対に不向きでしょう。 【ダイ】さん 10点(2001-12-11 12:42:16) |
2.『戦争のはらわた』が勤務先近くのビデオ屋に無かったので、仕方なく(というのも西部劇は余り好きでなく、『クイック・アンド・デッド』しか見た事が無い)借りたが……もう最高!! 「行くぞ」もさる事ながら、目の前でエンジェルが捕らえられた時のダッチの苦渋に満ちた表情がなんとも言えない。時代の波に削られ滅びていく男の美学。 【今泉 圭童】さん 10点(2001-10-21 23:13:01) |
1.レッツゴー5匹 【かおる】さん 10点(2001-09-25 20:20:35) (笑:1票) |