10.壁に描かれた空、テグスの見えるライオンのしっぽ。なのになんでこんなにも引き込まれてしまうんだろう。まるで舞台みたいなかぶりものをしたカカシやきこりやライオン、そのすべてがいとおしい。当時何人の映画人が、これをやりたいと思ったんだろう。何度でも観たくなる。また、ドロシーたちに会いたくなる。 【揺香】さん 9点(2003-12-22 13:39:24) (良:1票) |
9.夢いっぱい。お腹いっぱい。 【ロボコップ狂】さん 10点(2003-06-20 17:37:15) (良:1票) |
8.この年、39年ってB・フレミングはこれと「風と共に去りぬ」の2本が公開されてる。すごいことです!いずれも映画史上名作とたたえられてる作品ですから。J・ガーランドはこの時16才、小柄で可愛くて歌がうまかったので主役に抜擢された。映像技術もカラー作品が作られた最初の頃だと思えば、その鮮やかさに驚かされる。特撮も当時の技術を駆使して、めいっぱいファンタジックな雰囲気を出している。ジュディの歌う「オーバーザレインボウ」は永遠の名曲。大人も十分楽しめるけど、子供にはぜひ見せたい夢のある作品です。 【キリコ】さん 9点(2003-05-18 17:38:08) (良:1票) |
7.小さいころこの映画がすごくこわかった。 【195】さん 6点(2003-03-08 20:17:28) (良:1票) |
6. 原作はライマン・フランク・ボームの名作童話。ジュディ・ガーランドのドロシーが映像化のベストかどうかは意見が分かれる所であろうが、オスカー主題歌賞に輝く名曲「Over the Rainbow」の存在と、それを可憐に歌い上げるガーランドを思えば、コレはコレで矢張り名作と呼ぶに相応しい風格を備えていることに異論はあるまい。ジャック・ヘイリーのブリキ人形、バート・ラーの臆病ライオン、レイ・ボルジャーの案山子は何れ劣らぬ熱演。所詮お子様向けと馬鹿にせず、精一杯力を尽くしている点で監督のヴィクター・フレミング共々非常に好感が持てる。そして、カラーであることが当たり前の現代では到底思いもよらない色彩への拘り。一歩オズを目指した途端、モノクロからカラーヘ切り替わる場面。当時の驚きを共有できないのは残念だが、そのインパクトの片鱗を感じ取れるか否かに観る者の感性が試される瞬間と言えよう。♪Somewhere over the rainbow~ Way up high~♪ 【へちょちょ】さん 8点(2003-02-01 11:11:56) (良:1票) |
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5.映画史上、これほどまでに色鮮やかな作品は空前絶後、唯一無二と言っていいでしょう。まるで“動く絵本”です。竜巻のあと、ドロシーが部屋を出ようとドアを開けるシーンは、まさしく絵本を開くことそのものに通じている気がします。決して子供ダマしではない、喩えようのない大きな魅力がこの作品にはあります。世界観、キャスト、歌曲、セット、ストーリーなど全てにおいて素晴らしく、正に“不朽の名作”です。ボクと同じように『オズの魔法使』を愛する人はたくさんいます。もし、お気に召したなら、アナタも皆さんの仲間ですよ。 |
4.まさに〝夢の工場で作られた〟というフレーズがぴったりくる映画。最初に「子供の心を大切にしている人達に捧ぐ」という意味の字幕が出てくるが、そうでない人(オレだけど)にも楽しめたのは、お伽の世界を完全に作って現実の匂いをさせないセットと音楽、そしてかかし、ブリキ、ライオンの三人と魔女に扮したヒトの芸達者なパントマイム的な動きのせいだろう。良い魔女になったヒトはいかにもそういう感じ。ヴィクター・フレミングはこれと「風と共に去りぬ」を作っただけでも名監督に列していいと思う。 【アンドロ氏】さん 9点(2002-12-19 02:30:13) (良:1票) |
3.童話。ジュディ・ガーランドがかわいいですね。童心に戻って楽しめました。勇気がないといって嘆いているライオンに「みんな同じだよ。勇気と知恵とを混同しているんじゃよ」と。優しいですね。何かをやろうとしている人に日本人はたいてい「頑張れよ」ですが、アメリカ人は「Take it easy (気楽にやれよ。簡単だからな)」と言うそうです。アメリカの方がいいな。 【野ばら】さん 8点(2002-11-21 12:37:42) (良:1票) |
2.ロマンと夢いっぱいの作品!これが戦前につくられたのですから驚きです。 【鐵假面の人】さん 10点(2002-09-21 01:35:44) (良:1票) |
1.何度かリメイクされているものの、この映像化を越える作品が現れることはまずない(と思わせる)。特にどんなに特殊メイクやCGが発達しようともあのキャラクター達は越えられない。それに、ジュディ・ガーランドの愛くるしいお下げ髪、「総天然色」の効果的使い方、名曲の数々…。技術とイマジネーションの融合体である「映画」という芸術は、こんなにも昔に完成されていました。9点献上。 【sayzin】さん [映画館(字幕)] 9点(2001-10-25 22:33:06) (良:1票) |