76.小学生の時見て映像に驚いた記憶があります。 【あしたかこ】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-01-29 01:50:41) |
75.この映画は本当に観る者を幸せにしてくれる映画ならではのマジック、正しくタイトルにもある「魔法」の力を持った物凄い映画です。この映画が作られた1939年というまずはこの時代、今から70年近くも遥か昔に今みたいにCGなどない時代にこれだけの素晴らしい映像を撮ることがどれだけ大変か!それだけでもまずは凄いのに、しかもこの映画、おとぎ話であるにも関わらず登場する人物全てを演じているのがみんな人間であるというのもこれまた凄い。親しみのあるキャラクター達、そして何よりも主演のジュディ・ガーランドが素晴らしい!彼女の歌う「虹の彼方に」は映画史に残る永遠の名曲として語り継がれている。勿論、単なるファンタジー映画でないそこにあるのは家族の物語でもあり、これは文句なしの大傑作です。 【青観】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-01-07 23:24:26) (良:2票) |
74.なんの思いいれも無いまま見たせいか、私にはただただ、子供っぽいお遊戯映画にしか見えなかった。全く、全く、まぁ~っっっったく!面白くなく、映画として評価しろと言われたら、申し訳ないがこの点数になってしまう・・・。 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 1点(2006-11-17 23:29:11) (良:1票) |
《改行表示》 73.現代日本の大人が何も考えずに楽しめる、というお話ではないように思う。はじめから最後まで違和感があり、それがある意味興味深い。 ここでも高い評価を受けているが、本国アメリカでの「古典」としての位置づけはそれ以上だろう。たとえばIMDbの人気投票では全体で88位、1930年代の作品で100位以内に入っている作品は他に四つだけだ。単に平均得点が高いだけでなく、投票総数も4万以上で、1万程度のほかの四つを圧倒している。IMDbの感想を読んでも、アメリカ人の多くが子供の頃にこの作品を普通に見て育っていることが推測される。想像するに、それは僕らが「日本むかしばなし」などを見て育ったのと同じような感覚なのかもしれない。 そのように考えると、僕らにとっての違和感はアメリカ人が当然のものとしているような、その文化への違和感とも言える。 その違和感は物語のスタートからはじまる。ドロシーは大人に囲まれていて、誰も彼女の話をきちんと聞いてくれない。日本において、こんなにも大人の世界は子供にとって圧倒的な壁ではないはずだ。単にまわりに子供がいないという不自然さだけではない。こどもらしい可愛らしいものがそこには一切ない。 物語の構造上、そうした「かわいらしい」こどもの夢の世界はみなマンチキンやらオズらの別世界に移されているというのはわかるが、そのこどもの世界においても僕らの目が出会うものもお世辞にも「かわいらしい」とは言えない奇妙な人々と奇妙な情景に過ぎない。しかもそこは悪い魔女が殺されたことを祝う祭が行われる単純な善悪の二元論の世界である。でも、アメリカ人にはあれは十分「かわいらしい」のだろう。 ジュディ・ガーランドが歌うあの「虹の彼方に」も、映像なしに見れば誰もが大人の女性の歌だと感じる、完成された美を表現している。それは、自分の子犬を守ろうと一大決心して家出した女の子が歌う歌としてはあまりに不自然だ、と僕らには感じられる。 この違和感は、社会における大人的な価値観の位置づけの違いから来ているのだ、と説明できそうに思う。単にアメリカと日本の文化の違いではなく、あの時代との時間的な距離も関係しているかもしれない。アリエスの描いたような大人中心の世界の余韻がまだあの映画には残存しているのだと。 【小原一馬】さん [地上波(字幕)] 3点(2006-09-04 13:22:46) |
《改行表示》 72.《ネタバレ》 しかし西の魔女、弱いな! 【カタログ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-08-11 12:19:59) |
《改行表示》 71.なかなか観る機会もなく、名作の一部分としてはよく観ているが・・ 私の生まれる前の作品も、今でも子供に大人に鑑賞に耐えうる。知恵、心、勇気を 求めての旅。音楽、天然色とこの時代の最高峰か・・時代を考慮して+1点。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-06-20 22:42:16) |
70.子守唄同盟の三人組などのマンチキン達が本当にキュート。ずっと尻尾を振りつつ後をついて来るトトも見た目はみすぼらしいけど可愛かった…。ちょっと古さは感じますが(当たり前ですね)、ため息が出るほどの圧倒的な幸福感でした。ハッピー。 【サイレン】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-06-20 04:26:58) (良:1票) |
69.すごい!こんなに古い作品なのに今も全く輝きを失っていない。そりゃセットや特殊効果は最近の映画にはかなわないけど、もっと大事な"何か"がこの作品にはある気がします。ジュディ・ガーランドも超キュート。セピア色の画面がカラーに変わった瞬間の感動は今でも忘れられません。 【MEL】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-05-29 16:35:35) (良:1票) |
《改行表示》 68.《ネタバレ》 最後でその場を取り繕うようないい加減な権威をもらうことによって 自信を取り戻す。 なんかここが好きなんです。 特撮やセットは当時の最高水準であっただろうと思われますが さすがに今見ると古いです。 でもそこがいい。 あとライオンさんが関根勤の大滝秀治に見えて仕方なかった。 【アホをどり】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-20 13:44:15) |
《改行表示》 67.《ネタバレ》 (決定的なネタバレを含みますので未見の方は絶対に読まないでください。) 案山子、ブリキのロボット、ライオンの3人が、自分にはないと思っていたものは、実はそれぞれが自分自身に一番望んでいるものだったのではないでしょうか。それはエンディングの通りそれぞれが既に持っていたものだったのでしょう。でも、自分に望んでいるものが大きすぎて既に所有していることに気がつかなかった。ということへの「気づき」を、映画を見ている人にもたらしてくれたことが、感動を呼んだのだと思います。 ドロシーにしても自分にとって必要なものはすべて自分の家の周りにあるということに気づきましたよね。足りないのはそういったものではなくて、ちょっとした辛抱だけだったのでしょう。それだけで、ほとんどの希望は叶うのかもしれません。 自分には足りないと思っているものは、実は自分が強く望んでいるもので、尚且つ高望みさえしなければある程度は既に持っているのかもしれないということへの「気づき」が物語という形で描かれているため説教臭くなくて、こころにスッと入ってくるところが、オズの魔法使いという作品を不朽の名作にしているのではないでしょうか。 【Akiji】さん [インターネット(字幕)] 8点(2005-10-29 11:06:27) |
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《改行表示》 66.《ネタバレ》 総天然色という感じ! 借りたDVDのは何回目かの手を施されており、 デジタル処理ステレオとなり(これがあとから色をつけたのか)と疑うほど、 肌色も自然になりびっくりしますが花などを見ると絵本の世界のようでエポック。 作った色という点では最近のSFによくある青黒い銀残しという技術もありますが、 私はファンタジーはちょっとくどい絵本色のほうが好きなようです。 たとえば「E.T.」のあのちょっと人工的な絵本色は「A.I.」より素敵だと思う。 ファンタジー映画に現実さはあまり必要ではないと思ったりしますよ。 魔王に会いに行く場面でも見ほれます。 馬の色が行進するたびに紫や赤や黄色に変わるのです。 お花畑のシーンはさすがに鮮やかすぎてひきましたが(爆) 全体的にはもうおもちゃ箱をひっくり返したような色で、 ドロシーが夢から醒めたとたんにまたもとのセピアに変わります。 夢の中のお別れシーンでは感動してしまい泣けてきました。 魔王がそれぞれカカシ、ライオン、ブリキの人形に言葉とシルシを贈り、 これで冒険が終わるのかお別れなんだという寂しさと、 贈られたものより実は本当はみんな持っているのに気づかないもの・・ 心や知恵や勇気は実は持ってるのに気づかない。 これはいつまでも冒険する気持ちを忘れないでっていう映画なのかもしれないなんて・・ 感動していたら夢から醒めるドロシーの周りを見てさらに感動しちゃいました。 だって周りで心配して集まったのはカカシ、ブリキの人形、ライオンじゃあないですか。 あわてて終わったあとまた冒頭から見返しました。 最初に出てきた配役は全部夢の中で姿を変えていたのでした。 ここでまた感動して泣いちゃいました・・ この作品、大人が観るべき映画なのかもしれません。 「千と千尋の神隠し」を思い出しました。 田舎を離れて暮らしている人とか観たらあったかい気持ちになるかもしれません。 なくしたものを見つけることができるかも・・ それは夢を見ること、夢を観ていたころを、そして忙しくはない毎日だったころ・・ 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-22 12:55:28) |
65.何度かリメイクされているものの、この映像化を越える作品が現れることはまずない(と思わせる)。特にどんなに特殊メイクやCGが発達しようともあのキャラクター達は越えられない。それに、ジュディ・ガーランドの愛くるしいお下げ髪、「総天然色」の効果的使い方、名曲の数々…。技術とイマジネーションの融合体である「映画」という芸術は、こんなにも昔に完成されていました。9点献上。 【sayzin】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-06-24 22:47:36) (良:1票) |
64.素晴らしい歌の数々。愉快なキャラクターたち。見ているだけで楽しくなるダンス。この映画は見る人全てに元気を与えてくれます。 【さそりタイガー】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-05-15 02:56:21) (良:1票) |
63.西の魔女が溶けて行くシーン、子供心に「あーっ! ホントになくなっちゃった~っ!」と驚いたのを、今でもしっかり憶えています(特撮ってワケではないけど、あのシーンはまさにイリュージョンでした)。とはいえ、ガキの頃から原作派だったオイラとしては承服しかねる部分が多いんですよね。西の魔女は中盤の盛り上げ役でしかなくって、自分的には彼女を倒してからのクエストが好きなんですよ(特に行く手を邪魔して襲ってくるろくろっ首ミサイル、あれが好きだったのダ)。あとかかし・きこり・ライオンの前半生も語らなすぎで…代わりに序盤の余計な(この映画的には必要だろうけど)エピソードが長くて退屈だった。全作通してのオズ・シリーズの魅力は「あまり理屈付けする事なく奇想がポンポン飛び出してくる」所にあると思うんで、個人的にはこの映画、ベツモノと思いたいにゃあ…まあ原作者ボーム自身も、サイレント初期の頃にくっだらない『オズの魔法使』を撮ってるみたいなんで、完全版は難しいのかもしれませんが。自分的には2点。歴史的な評価を加味して、この点数で。 【エスねこ】さん [地上波(吹替)] 4点(2005-05-08 02:19:55) |
62.《ネタバレ》 あらすじは知っていたのだけれど、いかにも夢の中と言うカラーの場面の印象が強くて最初のほうの場面をよく覚えていなかったので最後の場面になって連れの3人が農夫のデフォルメされたキャラクタであることに気づかされた。しかし、当時の使用人の立場がどのようなものかの知識がないので、この3人の卑屈に思えるような態度がゲイの象徴として扱われているとの話にはすぐに承服はできない。まあ、あの意地悪な地主は竜巻で死んだことは童話としても残酷だけれど、それを笑のネタにして子供に見せてもいいのだろうか? 【たいほう】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-04-30 00:56:33) |
61.カラーに移るシーンがDVDのデジタルリマスターということもあって、鮮やかでとても綺麗でした。カカシ男の動きがすごい。 【アルテマ温泉】さん 7点(2005-03-06 16:34:22) |
60.本当に竜巻で飛んでいってしまった女の子を悼んで作った話と聞いたことがありますが、本当でしょうか?そのことを考えながら観ていたら、少し切なくなりました。ライオンさんがいい味出してました。 【よしふみ】さん 7点(2005-02-06 19:00:48) |
59.原作を読まないで映画を見たんですけど、すごく考えさせられました。冷静に考えれば、ルビーの靴を履いた時点でドロシーは家に帰れたんですよね?でも、彼女はもし北の魔女から家に帰れることを先に聞かされていても、かかしたちとともに旅をしたと思うんです。かかしたちのほしがっているものが手に入るまで。というか、本当は手に入れてないけれど、4人で危険や苦しみを乗り越えた経験が、彼らの他に代えることのできない宝になっていたと思うんです。その時点で知恵や勇気、そして心が生まれたんだと思います。3人をここまで導いたドロシーこそ、本物の「オズの魔法使い」でしょう。 【トナカイ】さん 9点(2005-01-29 17:56:21) (良:1票) |
58.これを観て幼稚園のころの学芸会で、オズの魔法使いやっていたのを思い出しました。ああ、なつかしいなあ・・・でも、私の幼稚園では、ドロシーが西の魔女に捕まるシーンといった重要な場面を「子供には刺激が強すぎ」とカットしてしまっていたのです。だから、「あ、あの時やらなかったシーンがある」と、ちょっぴり嬉しくなったり。 |
57.まさに「永遠に大人にならない~」というフレーズがよく似合う映画です。古い映画ながらこれ以上のメルヘン・ファンタジーはないと思います。CGを使った映画が多用される今の時代ですが、生身の人間の演技というのはいつの時代でも温かみがあってとてもよいです。まるで映画じゃなくて夢の世界に浸っているかのような感覚になる映画で、こういう映画を楽しむ心はいつまでも持っていたいと思います。たしかにこの映画は特撮がチャチ(年代的に仕方ありませんが)やワイヤーが見えていたり夢の世界の花が造花など不満はあります。しかし見てみればそんなことどうでも良くなります。子供の頃に夢見た原色を多用したカラフルな夢の世界、そしてその世界を引き立てる音楽("Over the Rainbow""We're Off to See the Wizard"etc...)。どれをとっても"素晴らしい"という言葉しか言いようがないでしょう。"虹の向こう 空のどこかに 子守唄で聞いた国がある 虹の向こう そこはいつも青空 そこではどんな夢も叶う"そして"鳥が虹を越えるなら 私だって出来るはず"行ってみたいですね。虹の向こうのオズの国に。 【A.O.D】さん 8点(2004-10-24 18:03:16) |