5.常に緊張感のある展開で2時間以上の作品とは感じないほど、あっという間でした。それより久しぶりにトムハンクスの演技に感動してしまった。特にラストらへんのリアリティある演技は素晴らしかった。 【しっぽり】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-12-28 23:20:55) |
4.《ネタバレ》 実際の事件のことは全く覚えていないので間違っているのかもしれないが、おそらくはこの映画はなるべく事実に忠実に描いたのではないだろうか?そのためと思われるが、アメリカの貨物船をソマリアの海賊が襲うという、いかにも社会派的な映画の題材になりそうな事件を描いておきながら、この映画からはそのようなメッセージはほとんど発せられない。完全なフィクションなら、ラストにはフィリップスと逮捕された海賊との会話のシーンなどが入ったのでしょうが、さすがにそれは無し。逆に、貨物船が襲われるシーン、人質交換のシーン、海賊射殺のシーンなどは、ほとんど正統派のハリウッドアクション映画のようで、これが本当にあったことなのかと思うと怖くなります。映画全体の出来は良いのですが、アクションあるいはスリラー、犯罪ものとして楽しんでしまうのは違うと思うし、かといって前述のように社会派の映画でもなく、評価しづらいですね。 【Northwood】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-12-21 22:44:08) |
3.《ネタバレ》 映画館で鑑賞。 トムハンクス目線で鑑賞するというよりも、むしろ海軍目線で鑑賞してしまい、少しフラストレーションが残った。 後半のトムハンクスの演技は秀逸! 【ドクターペッパー】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-12-18 19:58:28) |
2.《ネタバレ》 ポーン・グリーングラス監督らしいブレるカメラ、無線機や電話等の小道具を舐めるように捉えるカット、それに伴う緊張感を堪能できるアクション映画です。ただ、前々作の『ボーン・アルティメイタム』、前作の『グリーン・ゾーン』と比較すると画面の揺れの度合いは控えめになっているし、カットの数もかなり少なくなっているように感じました。一部の人々には同監督の作品は「目が疲れるから嫌い!」と言われていますけど、この作品はそういう人たちにも薦められるのではないかと思います。 ソマリアの海賊から助かった勇気ある船長という話でありながら、単なるアメリカ万歳映画では無く、ソマリア海賊側の言い分や現状も描かれているのがフェアだと思います。最後にはあのフィリップスを気遣っていた男の子まで無残に射殺されてしまったのには仕方が無いとは言え呆然となってしまいました。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-12-15 06:55:58) |
1.《ネタバレ》 海賊に襲撃される話と聞いていたけど、こんなボロ船にチンピラ4人。かえって怖いよ。巨人に巣くうウィルスのようだ。巨大コンテナ船を舞台にした知力を駆使したアクション映画になるかと思いや、お風呂に浮かべるアヒル人形のような救命艇へ舞台は移る。そこからはもう、切なくてやりきれなくてしょうがない展開。ワタシ、自分の父親が理不尽なヤンキーに責め立てられる様をみせられるような気がしてしまいました。最後に絶望を叫ぶフィリップス船長に、何故か安堵する。泣き叫んでいいよ。ものすごくよくできていたと思いますが、観ていてこんなにいたたまれなかったのは久しぶり。だから7点で勘弁してください。 【なたね】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-12-01 13:10:46) |