《改行表示》 5.《ネタバレ》 ビョンホン様の残念さがたまりません。 だだっ広い部屋にぽつんとある一畳だけのタタミの上で殺しの相談をするのが意味がわかりません。 「世界一の殺し屋」のはずの彼がパリの街中でマシンガンをぶっ放すというスマートさのかけらもない方法を取ることが理解できません。 しかも飛行機をパクられて「最高に苦しむ薬を用意しろ!」とキレます。 その後では銃を使わずにいきなりボコりはじめました。さらにビョンホン様の腕はガラスの扉に手錠でくくりつけられてしまい(注:世界一の殺し屋です)、逮捕しようとした警官と肉弾戦をはじめます。 ビョンホン様はブルース・ウイリスと喧嘩でも負けている上に、フランクに「世界の危機が迫っている」「お前にも正義があるだろう」と言われただけであっさり仲間になります。安い、安すぎるぜ。 ラストでは「あの(爆破された)飛行機は俺のだぞ!お前への依頼が20億(なぜか字幕では円で計算されていました)、飛行機が30億だ!殺してやる」と小物っぷりを見せつけます。 うん、大好きです。あとメアリー=ルイーズ・パーカー(49歳)めっちゃ可愛い。 【ヒナタカ】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-12-17 20:19:22) (良:1票)(笑:1票) |
4.《ネタバレ》 同じアメコミ原作物でも『キックアス』の続編が妙に真面目になっていて正直つまらなかったので全然期待しないで観たんですが、どうして、このキレキレぶりは自分としては前作を凌ぐ面白さだったと思います。劇中にいろいろな過去作のセンスの良いパロディが盛り込まれているところもツボで、カーチェイスのシーンでのジェイソン・ボーン・シリーズのパロディにはニヤリとしてしまいました。嬉しいのは前作を凌ぐヘレン・ミレンのはっちゃけぶりで、彼女この映画の中でまったく笑顔を見せないポーカーフェイスで押し通しているのに痛烈なコメディ演技が成立しているところがまた凄い。まるでバスター・キートンみたい、さすが英国が誇る大女優です。またそれに負けないのがマルコビッチの怪演ぶりで、もうこうなるとブルース・ウィリスの影が薄いですね。アンソニー・ホプキンスも、あの当たり役をの高度にパロった様なキャラを嬉々として演じているのがまた愉しいところです。 こうなると次作も期待してしまいます。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-12-13 22:09:46) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 1作目は記憶にないので、期待はずれだったのでしょう。2作目はキャストがすごく豪華で楽しめました。中でも、ヘレン・ミレンの最強さがケタ外れでカッコイイ。さらに、A・ホプキンスも単なる偏屈博士で終わりかと思ったら、悪役の本領発揮で見ごたえあり。マルコヴィッチの安定感もいいですね。短い出番ながら、D・シューリスやB・コックスのネチッこさも存在感あります。ヒロイン度がアップのM・R・パーカーも輝いている! この俳優陣の中では、B・ウィリスの存在感はとても薄く感じてしまいました。ラストも活躍したようで、アクションでなく機転でシメているのがなんかせこい。 【カワウソの聞耳】さん [映画館(字幕)] 6点(2014-07-03 20:09:14) (良:1票) |
《改行表示》 2.大ヒットした前作は、個人的には“消化不良”だった部分が多く、分かりやす過ぎる程に魅力的なコンテンツに反して、不評を禁じ得なかった。 そもそもグラフィックノベルが原作なのだから、現実味なんて微塵も意識せずに、もっと“マンガ的”に最後の最後まで突っ走れば良いのに……と惜しんだことをよく覚えている。 そんなわけで、それほど期待もしていなかった続編だったが、この想定外の面白さは、劇場で観なかったことを後悔させる程だ。 前作で感じた消化不良感を見事に解消してくれていることが嬉しい。 アクションシーンも、コメディシーンも、この映画のコンテンツに相応しく振り切れていて、本来見たかった“娯楽性”をしっかりと見せてくれている。 ストーリー自体は、前作と同様に、“取って付けた”という表現が相応しいほどに薄っぺらい。 ただし、この映画に関しては、ストーリーなんて正直どうでもいいと思える。“それっぽい”展開をその場しのぎの説得力だけで繰り広げてくれれば充分だ。 何故ならば、このコンテンツは、それを補って余りあるキャストの魅力で支えられているからだ。 ブルース・ウィリス&ジョン・マルコヴィッチのハゲ親父コンビの安定感と存在感は抜群。 ヘレン・ミレンのガンアクションは相変わらず“ズル過ぎる”し、この大女優にあの“女王”ネタをヤらせるのは、更に“反則”だ。 キャリン・ゼタ=ジョーンズ姐さんのロシア将校には萌えずにはいられない。(彼女の顛末は大いに不満だが……) そして、アンソニー・ホプキンスに最凶のマッドサイエンティストを演じさせるという、これまた反則的に間違いない恐怖感。 そりゃあ面白くなるに決まっている。 でも、今作の娯楽性を高めたハイライトは、そんな豪華絢爛なキャスト陣をある意味従えて強く印象づけた“ヒロイン”の存在感だ。 前作に引き続きメアリー=ルイーズ・パーカー演じるこの“地味”なヒロインが見せる想定外のハジけっぷりこそが、今作の最大の娯楽性であったと思う。 前作の素地があったからこそ深まったこの続編の面白さだと思うが、一気にこのシリーズのキャラクターたちを好きになってしまったことは嬉しい誤算だ。 きっとこの愛着はシリーズが続く程深まる類いのものだろう。ブルース・ウィリスをはじめまだまだしぶとそうな爺さま、婆さまたちの続投を期待したい。 【鉄腕麗人】さん [インターネット(字幕)] 8点(2014-05-10 01:21:24) (良:1票) |
1.今年の9月に海外で観ました。 細かい突っ込みを入れずに、スクリーンに集中すれば結構楽しめるかと思います。 やっぱり、ブルース・ウィリスにはコミカルさとアクションを混ぜた作品が合ってるんでしょうねえ。 【ミスプロ】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2013-12-06 22:36:46) (良:1票) |