6.《ネタバレ》 小芝風花が実に可愛い。もう画面に出てきた瞬間萌えまくって、あとはにやけっぱなしなので、まともな評価はできないと思いますw ただ、街中に広まった悪い評判も、嵐の中の無謀ともいえる飛行も、必ず上手くいくとわかってる予定調和もそんなに悪くはないかなと。 誰もが金、暇かけて不愉快な思いをしたくないわけで 【rhforever】さん [映画館(邦画)] 10点(2014-03-01 16:49:31) (良:3票) |
5.《ネタバレ》 偉大なるオリジナルと比べない様に見ようと思いながら見たが、それにしてもオリジナルより優れた所が何一つ無かったのは驚いた これは何よりも「魔女の宅急便」という傑作ファンタジーと清水崇と言うホラー映画の監督との相性の悪さが一番だと思った 時々見せるホラー風味な演出もいちいち気に障る ストーリーがアニメとまったく違うが、そこは全然かまわないのだがここまでオリジナルよりも良い所がないと、だったらオリジナルのストーリーを忠実にコピーしたほうが良いじゃんって思ってしまう 自分たちの物語で作るのなら、せめてオリジナルの一部は越えようとする気概がほしい CGが拙いのは味だとして許せても、ロケ先の古い街並にとってつけたような可愛い装飾とか安物映画臭がプンプンしてしらける 冒頭のキキが旅立つまでの説明が長い みんな既に知っている話なので、なるほどと思わせる知らない情報が無ければくどくど説明する意味が無いじゃないか キキが宅急便を始める所以もただの思いつき オリジナルのたまたま荷物を運んでみたら皆に喜ばれたみたいな展開が無いならば、もっと納得出来る理由にするべきだ オリジナルを越えようという気概が一切無い 設定がすでにオリジナルに負けているならば新たに映画化する意味がないじゃないか キャストのキャラ付けとか誰一人オリジナルを越えていると思ったキャストがいなかったのも最悪 ジジが唯一オリジナルに近いキャラだが、最後にただの猫に成るという哀しさも無い あくまでも猫は猫でヒロインがコミュニケーションがとれただけで最初っから普通の猫だったみたいな、実はこれが大人になるってことだよみたいな哀しさがオリジナルにはあった ラストでキキが飛べる様になる瞬間もまったくタメがなくカタルシスがない ジブリのアニメはタメてタメて「飛んだー!」みたいなカタルシスに溢れている 歌う事を失ったシンガーが歌う瞬間もまったくタメが無いので「なんだこれ?」って感じ ことカタルシスに関してはオリジナルがカタルシスのテンコ盛りだったのに足下にも及ばないのはわざとなのか? ならば最低だというしかないかな 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(邦画)] 4点(2014-10-10 18:53:00) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 飛行シーンのデジタル合成映像が軒並みダメで、今時こんなモンしか作れないのか?ってくらいに酷いのですが、それ以外のビジュアルは良好です。特にロケーションを活かした美術デザインがとても雰囲気良くて。ああ、こういう和と洋とがキレイに混じった世界っていいなぁ、って。
問題は物語の方。そんなステキな世界でかなりギスギスとした、暗い話が多くを占めていて。ドラマを「作る」ために嫌な性格の人間を散りばめてあるんですね。 嫌がらせにキキを利用する女の子や、キキに延々と怒鳴り散らす動物園の職員、荷物を届ける先の人間等、ひたすらキキにとって負の作用をもたらす存在として設定してあって。トンボですら、延々とキキに冷たい状態ですし。
で、その連中が改心する、態度を改める、優しくなる、そういう「大きな振れ幅」を与える事で「ドラマを作る」「感動させる」って、それ、簡単なんですよ。安易なの。その振れ幅が大きい連中ばかりでストーリーライン埋めてるの。 一人の女の子の成長物語であるならば、もう少し繊細に、丁寧にエピソードを重ねるべきなんじゃないかな、って思うんですよね。 あと、ジジの扱いが後半雑になったまま、っていうのが個人的にイヤ。
せっかく美術設定も役者もいいのに、なんか素材を大切にしていない脚本だと思いました。
あと、タイトルバックの画がアニメ版とほぼ一緒(飛んでる方向が逆ですが)、エンディングの構成もアニメ版に準拠と、なんかココ!ってところでアニメ版に寄っちゃってるのが疑問でした。私だったら意地でも全く別のモノにしちゃうのに。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 5点(2014-03-09 15:07:01) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 コミカル路線と思ってたら案外シリアスで、ある意味リアリティのある内容になっていた。キキの魔法(空を飛べる能力)を、あくまでも人がそれぞれもっていたり、努力して身につける特技と並列に描かれているのが巧み。人間ドラマとしての見どころは多く、キキが疎まれて、追い込まれていくさまはかなりどよんとしてた。
新人の小芝風花は、とても愛くるしくて応援したくなるような雰囲気があって、まさにはまり役。 町並みやら風景やらもしっかり作りこまれていて、この世界に没入しやすくなっている。地味な作品ではあるが、その分誠実な作品になっている。
しかし、ジジとカバのCG は酷い。肝心の飛行シーンにも臨場感が全然ない。芝居のできない歌手をだしちゃうのもダメ。熱唱シーンは、演出過多な上に雰囲気あわなさすぎてコントみたいになっていた。
トータルでは良作です。 【すべから】さん [映画館(邦画)] 7点(2014-03-06 00:47:22) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 原作未読。原作は児童書なんですが、ジブリのアニメ版を原作と認識してる人が多いんだろうな。プロレスラー、アントニオ猪木の名台詞に「出る前に負けること考えるバカがいるかよ!」ってのがありますが、今回の実写化の話を聞いて誰しも負けを考えたでしょう。監督はホラー命の清水崇が抜擢とヤバイ気配がギュンギュンしてましたし、宮﨑駿が相手になってしまいますしね。ただ、予告編を観てみたら思いのほか悪くなさそうだったので観に行きました。些細な事で怒鳴り散らしキレ芸か?ってくらいにクドかった人もいましたし、全体的に島民の極端で過剰な演技が多いのと切れのない演出や、ふくよかな方が雨中で急に歌い出した時など、かなり微妙な空気が流れたものの、それなりにまとめてあります。キキはキキらしく元気で愛嬌があって明るく前向きでいたし、キキの両親やおソノさんは配役ピッタリ。グーチョキパン屋をはじめとした美術関係、主要キャストの衣装なんかも良く出来ていたので全体の雰囲気づくりにかなり貢献してるかな。まあ頑張りましたね。 【ロカホリ】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-03-06 00:03:38) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 正直、前半はかなりぎこちなく退屈で「このまま2時間はちょっとつらいな」と言う感じでした。しかし中盤、魔女に関する悪評が立ち、キキが魔法の力を失ってからは面白くなった。終了は大団円。これは予想通りだしこうでなければならない。宮崎駿版とはストーリーは全く異なるので「アニメをもう一度実写で見るのか」と言う懸念は必要ないです。小芝風花はカワイイしね。 【ぴのづか】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-03-02 13:16:24) (良:1票) |