5.この作品は、今では文献的な価値しかないかもしれませんが、 これがあったから「非情の罠」が作られ、それがあったから 「現金に体を張れ」が作られ、それを見たカークダグラスが 「突撃」に引っ張り、3年後に「スパルタカス」を監督させ その後の巨匠の階段をかけ上がっていったと考えると 感慨深い作品となる1作です。
脚本はイマイチですがそれでもキューブリックらしい粗削りで 挑戦的な演出も見られ、飽きさせないカメラワークはファンなら 非常に嬉しくなります。
「非情の罠」でマフィアのボスを演じたフランク・シルヴェラの 別の顔が見られたこと、初期のキューブリック作品には欠かせない ジェラルド・フリードのけたたましいBGMなど、若干24歳の キューブリックのたぎる熱意を感じる一作です。
高崎の映画館で期間限定上演された際に見に行きましたが、私含め 場内6~7人でしたが皆さんマニアって感じでしたが満足そうに 劇場を後にされてたのが印象的でした(笑) |
4.消化不良ながら引き込まれる何かはあります。 監督がもっと詰め込みたかったのか、何が不服だったのかは知りようもありませんし、私はそこそこ楽しめたので良しと。 【TAKI】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-03-11 18:49:27) |
3.話はつまらんけど、冷めた人間観はこの頃からずーっと一貫してる。 【カニばさみ】さん [インターネット(字幕)] 4点(2016-04-30 02:56:20) |
2.キューブリックの映画は「2001年~」だけは観たことありますが、正直、どんなにすごい人なのかよく知りません。有名な人の初監督作品というふれこみでしたが、ストーリーは平凡だし、心理描写の表現も共感できないし、退屈でした。 【ramo】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2015-02-07 20:10:07) |
1.iTunes Storeで鑑賞。内省的な台詞を繰り返して何が起こっているのかよくわからないけれど、スタンリー・キューブリックの初監督作ということで鑑賞する価値はありました。ここから10年で『博士の異常な愛情』が生まれるわけで、監督がとてつもないスピードで進化したことが伺えますね。 【ようすけ】さん [インターネット(字幕)] 4点(2014-08-20 23:41:29) |