5.実際の事件に真摯に向き合おうとしていて、あるいはそのことに引きずられすぎている面もあるかも知れないし、またその割にはアフガニスタンが舞台にも関わらずロケーションがいかにも、アメリカの森、という感じがしちゃって、これでいいんだろうか、という気もするんですが。でも凄い。冒頭に過酷な訓練シーンがあり、要するにこの作品に登場する彼らは皆、この凄まじい訓練を受けてきたエリート軍人なんだけれども、作戦の途中に発生した不測の事態、民間人ではあるけれど敵かも知れない目撃者の処置については、どんな過酷な訓練もその答えを教えてくれはしない。前半は、森に身をひそめる彼らの姿が嵐の前の静けさのように描かれ、しかしそれも、無抵抗な相手を殺すかさもなくば自分たちを危険に晒すかという苦しい選択の焦燥感に置き換えられていきます。そして後は。ひたすら襲いかかる敵との絶望的な戦い。あくまでアメリカの側から描かれてるので、相手側がジャンジャン殺されていく割に、主人公たる4人の兵士はケガを負いつつもしぶとく戦い続けるのですが、だからと言ってご都合主義とは言えない、言う気も起らない。崖から転落し、敵に撃たれ、満身創痍、それでも生きている限りは戦い続けなければならない、この辛さ。むしろいっそ、簡単に撃ち殺された方が楽ではないのか。しかしそれでもなお、生き残ろうとし、あるいは仲間を生き残らせようとし(そのためにある者は自らの命を失うことになり)、さらに終盤では「仲間ではない他国の兵士すらも生き残らせようとする」姿までもが描かれる。生と死が何で分かれるのか、それはまさに紙一重なんだけれども、少なくとも生を支えているのは自分だけの力ではない、だからこそ尊い「生き延びる」ということ、それをこの映画は、真正面から徹底的に、描いています。 【鱗歌】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-02-02 22:45:55) (良:2票) |
4.これはストーリーじゃなくてリアリティ重視です。 サバイバル・戦争アクションが好きな人にはオススメ。アフガン・ターリバーン200人VSシールズ4人。 当然ノンフィクションなんでランボーみたいなヤツがいるわけでもないので凄まじい交戦。R-12も納得の壮絶さ。 なんと言っても山羊飼いを逃した後悔…。殺したら殺したで映画化なんてできるわけないが実話だからこそ「あ~あの時」って思っちゃうよね。 人としての倫理を決断したチームの代償か。 |
3.2016.04/01 鑑賞。なんと言っても4人の主人公の髭面は区別出来ず困った。銃撃戦と共に山岳岩場の肉弾ともいえる戦闘には恐れ入る。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-04-13 20:23:45) (良:1票) |
2.痛い痛い。かなりリアルに痛みを体感させますね。実話に基づく系は苦手なのですが、エンターテイメント性も有り感慨深い作品でした。ただもし本当にあの状況で対200人だったら生きてる方が奇跡というか、敵兵の数は若干盛っている気がした点でマイナス1点させて頂きます。あくまで作品として観た感想としては、アラブ馬探しの人とリフォーム好きの嫁がいる人のキャラが被って判別がしづらかったのと、冒頭の村での出来事の印象が弱くラストの展開での事情のリンクが分かりづらかった(いずれも再度冒頭からポイント追って確認し直した)。が、戦闘シーンの緊迫感や中東の人の描き方がちゃんと二分されていた所、そしてラストのご本人映像には好感度。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-03-15 03:18:47) (良:1票) |
1.ぅぬお~おおお!!(?)これを観たおかげで、ワシも年がいもなく白熱し過ぎ、王選手のように奥歯が2ミリほどスリ減ったワ!(by男。星一徹!) 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 7点(2014-03-21 23:06:52) (良:1票) |