MUD -マッド-の投票された口コミです。

MUD -マッド-

[マッド]
Mud
2012年上映時間:130分
平均点:6.50 / 10(Review 10人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-01-18)
ドラマサスペンス青春もの
新規登録(2014-03-11)【にょろぞう】さん
タイトル情報更新(2015-04-26)【+】さん
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監督ジェフ・ニコルズ〔監督〕
キャストマシュー・マコノヒー(男優)マッド
リース・ウィザースプーン(女優)ジュニパー
タイ・シェリダン(男優)エリス
サム・シェパード(男優)トム・ブランケンシップ
レイ・マッキノン(男優)シニア
サラ・ポールソン(女優)メアリー・リー
マイケル・シャノン〔1974年生〕(男優)ガレン
ジョー・ドン・ベイカー(男優)キング
脚本ジェフ・ニコルズ〔監督〕
製作総指揮アーロン・ライダー
配給東京テアトル
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【口コミ・感想】

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3.《ネタバレ》 主人公の友人がリバー・フェニックス似なのでパッとみスタンド・バイ・ミーっぽい印象を受けましたが、マッドとの繋がりを通しての少年の成長の物語りという感じで終わってみたらそうでもなかったですね。
途中までは雰囲気も良く少年もいい演技でよかったですが、最後の銃撃戦みたいのはいらんかったかな。じいさんの伏線回収みたいな感じなんでしょうが、賞金稼ぎがあんだけいて準備万端の奇襲攻撃に対して相手は全滅でこっちは全員無事って現実感のあるエピソードが多い中でリアリティに欠けます。
映画大好きっ子さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-12-15 12:09:38)(良:1票)
2.《ネタバレ》 怖がらなくていい、俺の名前はマッド。この川の中州で何をしているかだって?人を待っているのさ。違う違う、男じゃない。俺のガールフレンド、ジュニパーさ。そう、彼女は最高に良い女なのさ――。森と川に囲まれたアーカンソーの田舎町。貧しい家庭に育つ14歳の少年エリスは、ある日、川の中洲に隠れ住む怪しげな男、マッドと出会う。別居騒動に揺れる両親から逃れるように、エリスは大の親友ネックと共に、怪しげな魅力を放つ彼の元へと足しげく通うことになる。やがて、彼の本当の目的を知ったエリスは、そんなマッドの恋焦がれる相手であるジュニパーが町のモーテルに泊まっていることを知るのだった。二人の恋の駆け引きの連絡役となるエリス。だが、彼は次第に男と女の複雑な心の機微に打ちのめされてゆくことに。やがて、彼が警察やマフィアから追われる身であることも明らかとなり、エリスは更なる現実の理不尽さに翻弄されてゆく…。豊かな自然に恵まれたアメリカ南部の田舎町を舞台に、思春期を迎えたばかりの多感な少年と愛する女性を一途に追い求める孤独な男との交流を丹念に描いた青春物語。最近、何かと大活躍のM・マコノヒーが主演ということで、殆ど予備知識もないままにこの度鑑賞してみたのだけど、うーん、はっきり言って僕には本作の魅力がさっぱり分かりませんでした。取り敢えず、監督の過去の作品を調べてみて納得。なるほど、世間ではけっこう高評価なものの僕にはただ単純につまらない映画だとしか思えなかった「テイクシェルター」の監督だったのですね。「テイク~」よりは格段に観易くなったとは言え、この人の映画ってやっぱり僕の感性とは対極に位置するのか、僕は今作においても良い観客となることが出来なかったようです。何が合わないかって、まず第一にこのマッドという男の女性に対するストーカーまがいの独り善がりな愛情表現でしょう。男を振り廻すビッチな女に翻弄され、中州でただひたすら彼女が来るのを待つ男…。僕には、ただ愚かで気持ち悪いとしか思えません。第二に、その〝蛇〟やら〝手造りで船を造る〟というあからさまな宗教的メタファーの扱い方。最後までなんだか妙に鼻について仕方ありませんでした。これはもう相性の問題なのでしょうが、世間でどれだけ高評価されようと僕は断固としてこれは「つまらない映画だった」と言わせてもらいます。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 4点(2015-03-18 21:05:50)(良:1票)
1.《ネタバレ》 本作の紹介にあたっては『スタンド・バイ・ミー』がしばしば引き合いに出されますが、その含蓄の深さは名作『スタンド~』をも凌駕しています。まず、少年のひと夏の冒険物語があって、その周りに男女関係の難しさへの考察があって、さらにその外側には普遍的な人生哲学がある。噛めば噛むほど味の出る、多層構造の素晴らしいドラマです。。。
主人公・エリスの両親は離婚寸前の状態にあり、もし離婚すれば、住み慣れた家は取り壊されてしまう。傍から見ればボロ家であっても、エリスにとっては思い出の詰まった大事な我が家です。また、マッドの求めに応じてエリスは他人の敷地に放置されていたボートのエンジンを盗み出します。エリスにとっては盗んでも問題のないガラクタにしか見えなかったそのエンジンも、所有者にとっては大切な生活の糧であったことが後に判明します。人は、それぞれ大事なものを抱えて生きており、それは他人の価値観では測りきれない場合もあるのです。。。
しかし、大事なものに執着し続けると、その人は壊れてしまう。過去を捨てられなかったトムおじさんは変人となり、マッドは人殺しになりました。また、マッドへの復讐に固執しすぎた被害者の父親は、もう一人の息子までを失ってしまいました。人生を進めるためには、何かを捨てねばならないのです。ラスト、エリスは住み慣れた家の取り壊しを見届け、親友と父に別れを告げて、母の待つ知らない土地へと旅立ちます。エリスにとってはまったく不本意な展開ですが、到着した新居では近所の美少女に挨拶されて、ちょいとテンションが上がります。愛着ある古いものを捨てることは辛くて苦しいが、その先に待つ変化には良いことだって含まれているのです。。。
以上の趣旨は素晴らしいのですが、前作『テイク・シェルター』と同じく、この監督さんの演出はひとつひとつのシーンが微妙に長いため、全体としては間延びして感じられるのが難点でした。あと、絶対何かやらかすだろうと思ってた悪人顔のマイケル・シャノンが、最後まで何もしなかったという点にも、妙にガッカリさせられました笑。「人生とは何かを捨てることだ」というテーマの本作において、川底のゴミを拾うことで生計を立てる彼の役どころには何らかの意味があると思ったんですけどね。そして最後に、TSUTAYA傘下のアーススターエンターテイメントによるDVDの画質・音質は何とかならんもんですかね。
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 7点(2014-08-06 19:58:06)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 6.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4110.00%
5220.00%
6110.00%
7330.00%
8330.00%
900.00%
1000.00%

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