19.《ネタバレ》 あっちにもこっちにも気を遣って、お姉ちゃんは、ツライですね・・。 【おおるいこるい】さん [映画館(吹替)] 7点(2014-11-28 12:02:12) (笑:1票) |
18.《ネタバレ》 今年一世を風靡した話題作をようやく鑑賞。うわさの「レリゴー」はクライマックスシーンと思いきや、物語中盤に出てきて意外だったが、確かに本作の楽曲の良さと映像の美しさを象徴する名シーンだった。特に本作の映像の美しさは特筆すべきで、ドレスや雪の質感表現はCGアニメここに極まれりといったレベルに達している。ストーリーには特段目新しさはないが、子供と一緒に家族だんらんで楽しむにはうってつけの楽しい作品。その意味でコミックパートを受け持つ「オラフ」は大変いい存在感を出していた。映画というよりもBGVとして何回でも流してみたくなる、そんな作品。 【田吾作】さん [DVD(吹替)] 7点(2014-10-13 11:37:03) (良:1票) |
《改行表示》 17.ずいぶん凄い興行収入だなと思っててやたらメディアに取り上げられて主題歌が大ヒットして・・・という感じで、実際どうなのかなと思ったらとてもいい映画。 自分の中では映画の評価はマスコミに取り上げられた回数に反比例してたんだけど、例外だった。ディズニーらしい映画で無論なハッピーエンドだが、感動的で音楽や映像美がさらに感動を呼ぶ感じで観終わった後の爽快感ときたら・・・ 【ラスウェル】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-08-29 20:55:47) (良:1票) |
《改行表示》 16.ついに“本性”を他者に知られてしまった女王が、失意の中走り出す。 港湾の海面を一歩ずつ凍らせて、雪の中にに消えていく。 とても悲しく、でもあまりに美しいこの序盤のシーンを観て、この映画は“アメージング!”その一言に尽きると思った。 物凄い興行成績を叩き出している大ヒットぶり自体は、明らかに大衆の過剰反応だと思えたので、必然的に超ロングラン公開を横目に結局劇場鑑賞は敬遠してしまった。 ただその流行ぶりはやはり物凄く、どれくらい凄いかというと、当然映画なんて観てもいない3歳の愛娘が、「ありの~ままで~♪」と歌い出すほど。 そんなわけで、愛娘に見せてあげたい気持ちも先行し、レンタルショップに走った次第。 大ヒットの要因は誰が観ても明らかで、一にも二にも音楽とビジュアルのクオリティーの高さだろう。 主題歌「Let it Go」は、その音楽性も、綴られるメッセージ性も含めて、名曲が溢れるディズニー映画史上においても屈指の名曲だと思える。 音楽とビジュアルでこれほどの満足感を世界中に与えられた時点で、その映画的な価値は揺るがないだろう。 一方で、描き出されるストーリー性も、クラシックストーリーの中に常に「時代」を映し出してきたディズニー映画らしく、新たな価値観が導き出されている。 個々人の「特性」をオープンにすることの難しさと、正しさ。 ディズニーの新たなマスターピースが描き出したストーリーのテーマは、恋物語でも姉妹愛でもなく、“固定観念からの脱却”そのものだったと思う。 お姫様が幸せになるために“王子のキス”なんて必要ではない。 この時代において必要なことは、自分と異なる他者を寛容することと、自分の運命は自分で決めるという意志だということを高らかに宣言しているように思えた。 個人的には、もっと女王が悪役に陥る淵まで描いても良かったとは思うし、ラストの顛末などはあまりに御都合主義だと思う。 「少しも寒くないわ」と氷の中に閉じこもろうとする女王の様は冷ややかではあるが、とても魅力的だった。 彼女が彼女らしく盲進する様をもうしばらく描いて、そこから彼女自身が妹を含めた他者を寛容する様を描き出してくれたなら、この映画はもっと感動的になったと思えなくもない。 ただし、そんなことは、ようやく作品自体も観た上で「ありの~ままで~♪」と得意気に歌う愛娘にはどうでもいいことだ。 【鉄腕麗人】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-08-24 01:04:50) (良:1票) |
15.《ネタバレ》 例によって例のごとく予備知識ゼロでブルーレイをレンタルして視聴。「こんな話題作ぐらい劇場で観ろよ。まだやってるのに。」とお叱りを受けそうだが、私は「超話題作は絶対に劇場では観ない」という価値観を持っていて、じゃあ「なんでそんな価値観を持つようになったか」という議論は長くなるのでここでは割愛する。とにかくこの映画、出だしからびっくりさせられる。私はてっきり「レリゴーレリゴー」と歌っている女の子こそアナであると思っていたのにそうではなかったああ!しかもその歌い手は「雪の女王」であり、エルサという名前であること。「俺が視聴前ずっと主役だと思っていた女の子は「アナ」ではなく「エルサ」だったのかああああああ!」さらにそのエルサは決して主役ではなく、なんと妹がいる!その今まで見たこともない妹こそが主役の「アナ」だったとはあああああああああ! さらに驚いたことに、大ヒットした「レリゴー」の歌はなんと、化け物扱いされたエルサが開き直って人間社会と決別する時の決意の歌だったとはあああああああああ! 全部観終わって冷静になって考えると、エルサとアナの両親の子育てが根本的に間違ってたということではないだろうか。意図的にエルサを徹底的に孤立させ外部との接触を断ってしまえばそらあそういう娘に育つわなー。で、そういう子育てをしろと助言した石だか岩だかの妖精の無責任さをもっと追及してもよいのでは?「真実の愛で凍り付いた心が溶かされた」とか呑気なこと言ってないでさ。 【S.H.A.D.O.】さん [ブルーレイ(吹替)] 3点(2014-07-23 22:38:08) (笑:1票) |
14.《ネタバレ》 良くも悪くもここ最近のディズニー映画。現代的で活発な女性がメインになっています。おとぎ話なのにどこか今を感じさせる作りになっており、そこが多くの支持を得ている所以でしょう。あるシーンを例に挙げますと、王女の寝起き姿が、髪はボサボサで口は半開き、おまけにノーメイクで可憐な王女の寝姿なんて微塵もございません。オマケにもう一つ。アナ王女が、出会ったばかりのどこぞの国の王子と即結婚の約束をしてしまいます。お前はブリトニーか!ラストはその王子にパンチを食らわせました。こういった今風の女性像がきっと、好感度を上げているんでしょうね。ただ私の中では平均点の出来でした。+1点は、雪や氷の表現力の素晴らしさです。 |
《改行表示》 13.《ネタバレ》 評判なんで観にいったんやが、予想通り苦手な部類の映画やった。 アラジンくらいからかディズニー映画が夢の世界から現実の世知辛い部分を取り上げるようになってる。 今まではそれほど気にならない程度やったけどアナ雪はそれが過剰。 野暮なんよね。 そもそもピクサーアニメのキャラクターは苦手だ。 ただ雪や冬の表現は美しい。 【CBパークビュー】さん [映画館(字幕)] 5点(2014-07-02 19:40:08) (良:1票) |
《改行表示》 12.《ネタバレ》 毎度ディズニー作品について思ってることだけど、一定の縛りがあるなかで新たな手法を模索していく姿勢はとても好感をもっている。 今回プリンセスシリーズ初のダブルヒロインという事でどういう展開になっていくか楽しみにしていたのだが、前半の軽やかかつのびやかなノリに比べて後半が迷走してしまった感が否めない。 レリゴーのあの曲、鬱積していたエルサが周囲などどうなってもよい、自分は自分のまま、ありのままに一人で生きていく事を決意し「少しも寒くないわ」と不敵な笑みを浮かべ氷の城に閉じこもっていくシーンまではとてもとてもよかった。ダブルヒロイン且つ初のヒロインがヴィランズに陥る瞬間を描くとはディズニー今回そこまでいっちゃうか!?と心踊ったのはここまで。アナと再開したエルサは特別大きな変化は見られず焦燥と動揺ばかりが見られパニックムービー的な展開に陥っていく。あれれ、なんだろうこの迷走感。レリゴーを歌っていたエルサが完全に別人…というか元に戻ってない?これもしかして途中で話変えちゃったんじゃない?なんだろうこのキャラクターに芯がない感じ…製作側がエルサを愛しすぎたが故に役作りに対して非情になりきれてない感じがする。これ嫌な予感するなーあの胡散臭かったハンス王子が陰の悪役みたいな昭和の少女漫画みたいな展開にもってかれたらどうしよー…とか思っていたらば案の定の苦笑いな展開(笑) うん、歌はいいです歌は。話はもうちょっと練れなかったのかなあ…というのが正直な感想。 縛りがあるのは最初からわかってる、私がつい期待しすぎてしまった。なのでアナ雪は悪くない… あ、でもマスコットキャラのオラフは最近のディズニー作品の中では断トツによかったです。吹替えの勝利な感じもしますがあんなオッサン顔なのにとぼけて愛らしくとても可愛いと思いました。あとアナ役の神田沙也加さん。スミマセンエンドロールでお名前拝見した時になっても同姓同名の別人だと思っていました、後で本人と知り驚きましたわ。声優お上手でとてもビックリしました。 【どぶん子】さん [映画館(吹替)] 6点(2014-05-18 01:01:23) (良:1票) |
11.《ネタバレ》 ANA機内21インチモニターで鑑賞。全くの子供向け。何を期待して鑑賞するかで評価はかわるだろうが、面白くはない。「世間で話題になっているから一応見ておこう」という私のような者にそもそも評価する資格などないともいえるが、それにしてもつまらない。「ありの~ままの~」などとテレビで言っているから、きっと主人公が悟りを開いたときに流れる曲なんだろうと予想してみていたら、とんでもなかった。引きこもりの主人公がさらに引きこもった時に歌うという、なかばヤケクソのような場面での歌ではないか。あれは教育上よろしくないぞお。 【小鮒】さん [DVD(吹替)] 4点(2014-05-08 07:25:39) (笑:1票) |
|
10.《ネタバレ》 お話は単純そのもので深みはありません。でもこの作品はこれでいいのでしょう。わが街ではほぼ吹き替えのみで字幕はほぼなくなったこともあって吹き替えで見ました。これが何と当たり。アナ王女=神田沙也可が実に良い。歌も吹き替えも完璧です。彼女は既に母親を越えてますね。エルサ女王の松たか子も良くやった。吹き替えでここまでの完成度はなかなかないでしょう。字幕がなくなって見るのをためらっている方、吹き替えもいいですよ。この映画に限って言えば。ただ、最初のショートフィルムが非常に出来が悪く出来れば削って欲しいくらいです。 【ぴのづか】さん [映画館(吹替)] 7点(2014-04-29 15:43:35) (良:1票) |
9.《ネタバレ》 冒頭、幼い姉妹のミュージカルシーンからエルサが山に逃げ込むまでほとんど歌いっ放しな展開は凄い とくに、序盤の脳天気なアナと女王の戴冠式を控えて憂鬱なエルサを対比するミュージカルシーン「For the First Time in Forever」での、畳込む様な歌と二人を交互にとらえるカット、堂々と真正面で歌うエルサと、動き回るアナを流れる様に追うカメラワークの対比は神懸かっている 往年の名ミュージカルシーンを彷佛とさせて鳥肌が立った 氷の城を作ってその女王となって、今まで縛られていた力を「Let It Go」に乗せて開放するまではとにかく抜群だ 以降、物語になると歌わないパートは少し退屈だった お話は予定調和を一歩も出ないので若干不満があった 後半はどちらかと言うと歌わない 「レ・ミゼラブル」の様に歌いっぱなしだったら凄い迫力だっただろうな 残念だ 雪だるまのオラフも溶けてしまう時を想像して哀しい気持ちになっていたので、溶けなかったのは逆に不満が残った やはりオラフの健気な脳天気さも溶けてしまうからこそ儚い雪だるまなのだ しかしこれ以上の絵作りは出来ないだろうと思われる作品を、毎回楽々越えて来る絵作りはいったいどこまで進化するのだろうか 「レ・ミゼラブル」を見た時にも感じたミュージカルの新しい方向を見た気がして心が奮えた 【にょろぞう】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-04-27 01:40:08) (良:1票) |
《改行表示》 8.《ネタバレ》 字幕をみにいくつもりが吹き替えの前評判がよかったのでみにいくことに。ピタリとはまっていて満足でした。魔法をもってしまったが故の悲しさは非常に好きです。でもハンス王子との絡みは最後までどっちが真実の愛なの?って感じでもっていってもよかったかも。なんだかご都合でハンスを悪者にした感があるなぁ。 【とま】さん [映画館(吹替)] 7点(2014-04-21 05:53:33) (良:1票) |
7.《ネタバレ》 3D版を鑑賞。人物や物の質感にはここまできたのかとそれだけでワクワクできました。3Dに合った演出もこなれてて心地よかったです。全体的に話が駆け足でちょっと荒っぽいかなあ。でも話の骨子はしっかりしてるし、子供も飽きずに観られるようならこれでいいのかも?後半ミュージカルシーンが控え目になってしまうのはちょっと残念でした。前半の畳み掛けるような音楽がとても良かったので。雪の女王様が雪山で歌うシーンは爽快な中に悲しみがあるのが好きです。まず自分を肯定する事。それはとても大切で、それもとっても難しい。でも更に・・・と話が進んでいく為にあの歌があるんですねえ・・・誰も悪くないのに苦しんでいる人達とその周囲の人達へのメッセージも込められているように思えました。そして雪だるまのオラフ!うざ可愛いかった!彼の行為も立派だなあ。荒っぽさはあるものの、素敵な映画でした。 【マッイヤ~ン】さん [映画館(字幕)] 7点(2014-04-16 11:47:25) (良:1票) |
6.《ネタバレ》 事前に何度も「Let it go」をYou Tubeで聞きまくっていたせいか、思ったよりは感動しませんでした。脚本が荒いと言うか、詰めが甘いと言うか・・。アナとエルサの姉妹の仲の良さも冒頭だけでさらっと流したと思うし(ドアノックはもっと何度も描写されていれば後半の氷の扉ノックを躊躇う姿も活きたと思う)、クリストフとスヴェンが姉妹の秘密を目撃していた事がまったく後半に活かされず(もったいない!!)、オラフの存在でアナが昔を思い出すんだろうかと思ったけどあっさり終了(彼の存在意義って・・)。立派な氷のお城を作った所で、「エルサはこれから食べ物含めどうやって一人で生きて行くつもりなんだろ?」って思っていた所であっと言う間に問題は解決(これって、1日とか1日半で解決した出来事・・?)と言うのが印象。そもそも、なんでエルサはあの魔法を使えるのかな(生まれつきってあっさり言われても・・)。トロール、お前らも何か話に噛んで来いよ・・とすら思ってしまった。エルサの葛藤もイマイチ伝わってこないし、キャラクターとしての魅力も特に感じられなかったのが非常に残念。もっと姉妹仲を前に出しても良かったと思う。とは言え歌と映像、雰囲気で言うと優しく美しい映画だったと思うので、「子供と一緒に見たい映画」という感想です。 【ネフェルタリ】さん [映画館(字幕)] 6点(2014-04-07 12:03:08) (良:1票) |
5.私もCMで感化された一人です。初めてアニメを映画館で観ました。しかも、普段は絶対字幕派なのに松たか子の歌声に惹かれて、吹き替えで!だいたい、こうやって期待感MAXで見に行くと、期待値以下で終わる事の方が多いけれど、今回は、本当に良かった!何よりも吹き替えがばっちり!何の違和感もなし。映画館に入って、子供が多く「しまった、字幕にすれば良かった。煩くてかなわん。」と思っていたけど、上映が始まってすぐ静かになった。あと、何よりびっくりしたのは、神田さやかの吹替え。歌声はもちろん、台詞にもばっちり感情移入されていて、本当に驚いた。内容についても文句なし。いや、こんな吹き替えなら今後もみたいな、流石ディズニー!!見直しました。 【はりねずみ】さん [映画館(吹替)] 10点(2014-04-05 21:26:14) (良:1票) |
《改行表示》 4.《ネタバレ》 いや~~~良かったです。ディズニー映画じゃ久々、良かったかも!いつもありがちな王子様とお姫様でしゃんしゃんって感じじゃなく良い意味で裏切ってくれました。そっちに来たか~~って感じ。そして自身が姉妹もちの人はとてもグッと来てしまう内容じゃないかと思います。私は始まってものの5分くらいで涙腺崩壊しました。鍵穴に向かって声をかけてるアナの姿にボロボロです。その後も泣けるシーン連発でタオルが離せませんでした。今回は劇場の都合で吹き替えでしたが(吹き替えしかやってなかった)次は絶対に字幕で観ようと思います。でも松さんも神田さんもすっごく良かった。歌がとても上手だったし、演技もまったく違和感なかったです。後二三回観ても良いなって思っています。 【ゆみっきぃ♪】さん [映画館(吹替)] 8点(2014-03-23 03:06:57) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 昨年末に娘を連れてアメリカ国内の映画館で鑑賞。完全なこどもの付き添い気分だったので、「こどもの間で流行っているらしい」という情報のみで事前チェックなし。久々のピクサー以外のディズニー映画を映画館で見ましたが、意外といい・・・というか、いまや超有名な「Let It Go」のシーンは映画館で初めてみて、もう号泣。歌詞も、エルサが抱えてきた苦悩からの解放を描いてて本当にすばらしい(日本語版のこのシーンをYoutubeで見て、松たか子さんの歌はすばらしいと思いましたが、あの日本語歌詞は本来の意味を全く伝えていない・・・「姉」「長女」としての苦悩の部分が伝わってこないのが残念)! 正直、この映画はこのシーンがピーク。あとは、既存のプリンセスものの図式をうまくずらした展開はなかなかだし、オラフはキュートなキャラで「Some people are worth melting for」は名台詞でしたが、脚本全体はちょっと荒っぽく、残念な展開も少なくない・・・。なんか記録的な大ヒットとあとで聞いて、そこまでの映画かどうかはちょい微妙です。あとで知りましたが、日本では予告編でLet It Goのシーンをノーカットでオンエアしていたとのこと。でもあれは、その前の流れがあるからこそ感動的なわけで、あそこだけ見ても、まあ「いい曲だね」とか「CGきれいだね」で終わってしまうのが本当に残念。事前情報ぬきで、あのシーンを映画館で見て号泣できた私は幸せ者でした。あのシーンを最高の環境で見たいという理由だけで映画館に行く、というのもアリだと思います。 【ころりさん】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2014-03-18 01:27:28) (良:1票) |
《改行表示》 2.《ネタバレ》 もはや超有名なエルサの『Let it Go』ですが、確かに名曲ではあるのですが、ディズニー=アラン・メンケン世代としてはなんというかポップすぎてディズニーのおとぎ話の世界には違和感がある気がする私は考えが古いのかな。あのシーンの映像が素晴らしいだけに、メロディーラインが耳に馴染みにくくてバランスが悪いと思いました。 本編ですが、従来のディズニーの常識をいろいろ覆しています。 でも一方で、主要人物が死ななきゃ奇跡が起きないとか、ハッピーエンドへの持って行き方が強引で最後の最後で物語にのめり込めなかったりとか、その辺りがやっぱりディズニーなのであります。 エルサの「良い方向への覚醒」をきちんと描いてくれていたら感動もひとしおなのですが。中盤での彼女の苦悩がよく表現されていただけに残念です。 ディズニーだからと期待のハードルを上げるのか、下げるのか、観客によって見方はいろいろでしょう。私はもう少しだけ頑張ってほしかった。 【denny-jo】さん [映画館(吹替)] 7点(2014-03-17 08:39:40) (良:1票) |
《改行表示》 1.《ネタバレ》 映画は夢を見させてくれる素晴らしい物である。ディズニー映画が一番大切にしている事を美しい映像と素晴らしい音楽により、魅了してくれる傑作がまた生まれた。とにかく美しい。何でも触れた物は凍らせてしまう魔力を持ち、妹を危険な目にあわせてしまった事から来る姉エルサの苦しみから伝わる感情、そんな姉が大好きな妹アナの思いが痛い程よく伝わってくる。アナと共にエルサを救おうと協力するクリストフと仲間のトロールたち、更にオラフが素晴らしい。雪だるまなのに夏に憧れてるて不思議感が面白いし、たまらなく好きだ。夏のシーンを想像してる場面の可笑しさ、ディズニー映画らしい笑い所満載!そしてこの映画のテーマでもある真実の愛が何なのか?凍った冷たい世界を救うのは誰よりもお互いを理解している姉妹であり、そんな二人を祝福するかのような氷が解けてくシーンの美しさは映画ならではだし、これは映画館で見なくては損するぐらいです。ディズニー映画が好きなら映画館でこそ見て欲しい映画。最後に見終わって直ぐに近所のCD屋さんに行きサントラ買ってきました。 【青観】さん [映画館(字幕)] 9点(2014-03-16 09:53:27) (良:1票) |