4.とにかく食べ物が美味そう。毎度の食事がやたらと豪華。映像の美麗さについては、とうとうここまで来たかと思わせるぐらいの高水準。話の方は、半分くらいまで「一体どういう話のか?」全体像が見えず、もどかしさが募った。ラスト近辺で「あ、こういう話なのね!」と全体像がようやく理解できてスッキリする。しかし、何か一味足りない。悪くはないけど、もう一歩何か心を打つものが欲しかった。ひょっとしたら2度3度と見直したら、面白さが広がる作品なのかもしれない。自分は1回しか見ていないので、こんな感想にとどまる。 【もんでんどん】さん [地上波(邦画)] 5点(2015-10-14 12:26:08) (良:1票) |
3.主人公が好きになれそうでなれない感じ、の映画。 そこそこ面白いが、退屈との境界をミステリーっぽい展開が何とか支えている。小品。 【simple】さん [地上波(邦画)] 5点(2015-10-14 00:15:25) (良:1票) |
2.まとめ方は綺麗だけれども、いかんせん、そこにたどり着くまでが退屈。突然暴言を吐くような主人公に戸惑いつつ、もう一人のヒロインの登場を待っていた。マーニーが出てくれば盛り上がるのではないか…と。そんな期待も裏切られ、ただただ面白みのない時間が流れていく。終始、何かあることだけは匂わせて、オチが知りたい人は最後まで付き合ってください。という訳だ。アニメーションならではの良さも殆ど感じられず、ジブリの終焉を象徴しているようでもある(この作品の後『制作部門いったん解体』のニュースが飛び込んできた)。またいずれ放送があるだろうけど、二度目の視聴は遠慮しておきます。 【リーム555】さん [地上波(邦画)] 5点(2015-10-11 14:35:20) (良:1票) |
1.とても丁寧で真面目に児童文学をアニメ化にした作品。 ただ、また映画館で観たいかと問われれば次は地上波放送でいいやというのが素直な感想。 映画とは関係ないが以前テレビで某キャンディメーカーの企画者が「飴は一粒で満足してはいけない。もうひとつ食べたいと思える味に仕上げなければいけない」と唱えていてなるほどと思った事がある。マーニーの弱点というか短所はまさにここではないかと思うのだ。一冊の児童書を読み終えた程度の爽やかな鑑賞感は残る。ただもう一度あのシーンが見たい、あのシーンは何だったんだろう、あのキャラにまた会いたいというジリジリとした焦燥感のような欲求が全く出てこなかった。別に過去のジブリ作品にあったような冒険活劇にしろといっているのではない、この作品を誰のために何のために心を動かそうとしているのか軸をもっとハッキリさせて欲しいのだ。それとどこかゆとりというか『遊び』の部分も出してもらいたい。 マーニーはしっとりした餡で練られた一個で満足してしまう上品な京和菓子のような作品で、私がジブリブランドに求めているのはカラフルで子供が喜ぶようなやや中毒性のある「もっと食べたいと思わせる」キャンディなのだと思う。 【どぶん子】さん [映画館(邦画)] 5点(2014-08-28 02:41:56) (良:1票) |