博奕打ち外伝の投票された口コミです。

博奕打ち外伝

[バクチウチガイデン]
1972年上映時間:103分
平均点:7.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(1972-07-30)
アクションドラマシリーズものヤクザ・マフィア
新規登録(2014-05-15)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2015-05-30)【イニシャルK】さん
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監督山下耕作
キャスト鶴田浩二(男優)江川周吉(一匹狼船頭組頭)
若山富三郎(男優)大室弥八(八睦会大室組組長)
松方弘樹(男優)滝松蔵(大室の代貸)
菅原文太(男優)江川鉄次(周吉の弟・一匹狼の暴れん坊)
高倉健(男優)花井栄次(睦会宗家代貸)
伊吹吾郎(男優)江川政和(周吉の末弟)
浜木綿子(女優)秀子(芸者)
辰巳柳太郎(男優)浦田常五郎(九州睦会宗家親分)
東竜子(女優)浦田千代(浦田の妻)
金子信雄(男優)福地逸太郎(医者)
野口貴史(男優)安造(江川組小頭)
遠藤辰雄(男優)源爺(江川組帳場)
高並功(男優)善八(川船頭)
石井トミコ(女優)トメ(女川船頭)
汐路章(男優)岩亀(大室一家)
川谷拓三(男優)雁十(大室一家)
岩尾正隆(男優)槍七(大室一家)
潮健児(男優)抜天吉(大室一家)
内田朝雄(男優)松木(睦会長崎の隠居)
疋田泰盛(男優)浜野(睦会佐賀の親分)
島田秀雄(男優)村井(睦会三池の親分)
小田部通麿(男優)佐島(睦会下関の親分)
楠本健二(男優)半田(睦会中津の親分)
志賀勝(男優)仲仕A
那須伸太朗(男優)署長
脚本野上龍雄
音楽木下忠司
撮影古谷伸
企画俊藤浩滋
橋本慶一
配給東映
美術富田治郎
編集堀池幸三
録音中山茂二
照明増田悦章
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【口コミ・感想】

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1.《ネタバレ》 山下耕作監督による鶴田浩二主演の任侠映画。今月一周忌を迎えた高倉健や菅原文太も出演するなど豪華なキャストで、ストーリーも対立する二つの組のドラマを対等に描き、明確な悪役の存在はなく、ドラマに重きを置いた内容で、ただの勧善懲悪にはなっていない。「博奕打ち 総長賭博」もそうだったが、誤解やしがらみによる争いが本作でも描かれていて、あの映画には及ばないものの見ごたえのある映画でなかなか面白かった。ストーリーのカギとなるのが若山富三郎率いる組の代貨し(松方弘樹)で、彼の親分を思っての勝手な行動がやがて悲劇を生むという展開なのだが、終盤近くの若山富三郎と松方弘樹のやりとりは、そこまでして親分である若山富三郎を思う松方弘樹の気持ちが伝わってきて本作の中ではとくに印象に残る。鶴田浩二と若山富三郎のどちらにも恩義があり、なんとか争いごとを避けたい高倉健の苦悩はもう少し掘り下げていても良かった気がしてしまうが、まあ仕方ないといえば仕方ないか。(でも、この役を高倉健が演じていることによって安心感はある。)誤解から鶴田浩二の弟たち(菅原文太、伊吹吾郎)が殺されてしまう展開も悲劇的なのだが、最後まで自分の弟を守ろうとする文太には思わず感動させられた。とはいえ健さんと文太、一緒のシーンが一回もなかったのは残念だし、既にこの時期藤純子も引退してるせいか、出演しておらず、浜木綿子(冒頭で鶴田浩二が彼女に向かって「見ない顔だな」というシーンがあるが、東映任侠映画では本当に見ない顔。)が芸者役で出演しているが、この役を藤純子で見たかった気もする。東映任侠映画としては最末期の作品(本作から約半年後に「仁義なき戦い」が公開され実録路線へ。)で、モヤモヤが残り、あまり後味がいいとは言えない本作のラストは物語の終焉だけでなく、10年近く続いた東映任侠映画そのものの終焉を感じさせている気がして、よけいに物悲しく、そして印象的だった。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 7点(2015-11-21 17:06:37)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
73100.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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