4.《ネタバレ》 旧約聖書のノアの箱舟は聞いたことはあれど、興味を持てないとどうでもいい話。たった数行のエピソードを誇大に膨らませるにはあまりに違和感のあるイマジネーションの数々。マッドマックス風の近未来、指輪物語風の中世ファンタジーが闇鍋のようにぶっこまれ、旧約聖書の世界観と上手くマッチしていないのが痛い。家族ドラマとしても現代風でどうでも良くなってしまった感があり(監督ならではの辛辣さがこれまたマッチしていない)、洪水以降の展開がこれまた冗長である。いずれにしても、戒めとして宗教を誕生させながらも都合良く解釈して、人類の過ちが現在でも繰り返されていく。宗教と狂気は紙一重、付き合いは程々に、ってところかな。 |
3.私にとって「ノア」といったら「ブライト・ノア」。イメージを汚さないでほしい。 【マー君】さん [DVD(吹替)] 4点(2016-05-15 12:20:04) |
2.箱舟が出発するまでは、それなりに楽しめましたが、その後からは、見ていて苦痛でした。閉ざされた空間で物語を作り出すのって、大変なんですよね。それと、女優陣の違和感をすごく感じました。今どきのきれいな顔して、薄汚れたエコロジー風の服を身に着けてる感じです。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 4点(2014-06-20 17:05:38) |
1.《ネタバレ》 「ベン・ハー」のような一大スペクタクル映画には映像は物足りず、聖書を題材に新しい解釈を入れたドラマ作りにしては「最後の誘惑」のような映画としてのおもしろさもない。ラッセル・クロウは頑張っているものの、ただの頑固オヤジにしか見えなくて、共感できない。「ビューティフル・マインド」ではラッセルを献身に支えたJ・コネリーも、後半は呆れてばかり。「ファウンテン」然り、この監督はSFは撮らない方がよいのでは・・・。 【カワウソの聞耳】さん [映画館(字幕)] 4点(2014-06-15 22:36:53) |