《改行表示》 6.《ネタバレ》 新しい感じはしました。「怪獣映画」と「災害映画」の融合って意味です。 怪獣映画に社会資本の破壊は付き物ですけど、それに「痛み」を感じた記憶はありません。「ディザスタームービー」と呼ばれる映画も、破壊のスペクタクルは見どころであって「痛み」からは距離がありました。でも、この映画にはチクチクと痛みを覚えたのです。本作が近年の震災や大津波を意識して作られていることは明白で、その視覚体験が「痛み」に繋がったのだと思います。同時に、ある程度の見応えを担保してくれたと思います。 でも、この方向性で今後を展開させるのは難しいですね。災害が最も重く感じられるのは復興の過程。そこと怪獣映画は相容れませんから。まさに「今」的なゴジラ映画だったと云う意見です。 「ゴジラ」に出演するニッポン人博士は「芹沢」さん。60年に亘るシリーズへの敬意でしょう。その芹沢さん曰く「世界のバランスを保つため」にゴジラが現れた。これはかなり強引でした。怪獣たちの直接対決にはもう少し説得力が欲しかったですね。 余談ですが、私は原発再稼働賛成派なので、原子力が「ヒトの手に余るもの」という描写には不満です。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(字幕)] 5点(2015-08-06 23:48:39) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 評価が分かれつつも良評価もあるのでロードショー終了前に見に行きましたが(入場者3名)、、、最初は普通に見てたけど途中からいらいらしだし、最後は見ないほうが良かったかなーでした。自分はゴジラフリークではないんですが怪獣映画に求めるものが違ったようです。①怪獣が出るぞと見せかけてTV映像にしたり廃墟に転換するのは何度もされるとしらける。②芹沢博士は黙って立っているだけ。後半叫ぶかと思いきや最後までつぶやき。③怪獣が大挙アメリカに向かっているのに米政府が出てこない。特にゴジラは政府(首相、大統領)が出てきて「国家として対処する」と宣言して欲しい。④逆に米軍がやけにかっこいい。スポンサー?⑤でも戦術が練られてないし合理性もない。怪獣が戦っている横で自分が撒いた爆弾を処理しているとは。⑤破壊された都市の違和感ありあり。あれだけ破壊されたのに瞬時に電気が戻る?行方不明者はたった数千人?怪獣が来るのに橋を閉鎖してない?ゴジラと避難民がスタジアムで仲良く同居?⑥ヘリやジェット機があるのに核廃棄場で「目で見て確認しろ!」とは?空から見れば逃げたのは明らかだし核廃棄場の職員はどこに行ったのか?⑦主人公の挙動や展開が都合良すぎる。家族に会うように行動したかと思ったら、怪獣退治に参加したり、いつの間にか息子と一緒にいたり。 へえーと思ったのは①最初の日本の描写は「外国の目から見たニッポン」がわかります。②米軍落下傘場面は「2001年宇宙の旅」かな。最初の宇宙服も。 【Banjojo】さん [映画館(字幕)] 5点(2014-11-03 18:41:15) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 飛行機の機内で観ました。なのでこの映画の醍醐味の大半は損なわれたことは確かです。ただじゃあ映画館で観たら面白いかっていうとたぶん面白くないと思います。他のレビューアーの方も言ってますが、なぜせっかくの巨獣をスクリーンの中のテレビニュース越しに観ないといけないのでしょうか。それにどうでもいい人間の物語はいりません。ゴジラ映画を観に来る人はそういうのは求めていないと思います。 【珈琲時間】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2014-09-27 08:51:08) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 渡辺謙はずっと驚いているだけの演技で楽勝だったろうな。私はね、ゴジラが見たいんですよ。こんなに軽いなら、家族ドラマなんていらないよ。中途半端です。私はね、ゴジラが見たいんですよ。カマドウマみたいな珍獣ではなくて。私はね、ゴジラが見たかったんです。 もっと、もっと、可愛い可愛いゴジラ様を出してほしかったです。 【ギニュー隊長★】さん [映画館(字幕)] 5点(2014-09-10 11:01:25) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 総じて残念な感じ。低予算映画のような「煽り→寸止め」の繰り返しで、ひたすらストレスが溜まる。そのうえ、最後の決戦のシーンは暗闇で何がなんだか。さらにドラマ部分も退屈きわまりない。とはいえ、暗闇のなかでチラリと光るモンスターの見せ方、バスから見たゴジラの描き方、人間視点の落下シーンなど、スリルある映像の数々から、この監督の才能も感じたのは確か。ただ、その才能が最もいきるのが、「ゴジラ」であったのかどうかは、やはり疑問だ。 【ころりさん】さん [映画館(字幕)] 5点(2014-08-18 12:00:20) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 まず、ゴジラ映画なのに肝心のゴジラの登場シーンが少なすぎ。映画中盤まで、あんまり感情移入もできない人間ドラマを見せられる。中盤になってやっと怪獣が出てくるが、でかいだけであんまりパッとしないデザイン。(え、あれってギャオスだったの?絶句)それが街を破壊し、そこへ唐突に現れたゴジラがちょこちょこっとバトルしどこかへ行ってしまう。バトルシーンも全部夜で、暗い中黒い怪獣が戦っているから何がなんだかわからない。ジュラシックパークの頃なら、CGの粗さを見せない為にわざと夜のシーンを多くしたりといった事があったが、これだけ技術が発達した今ならもっと堂々と迫力ある真昼のバトルシーンを見せて欲しい。最後にまたゴジラが現れちょこちょこっとバトルして怪獣をやっつけ去っていく。渡辺謙以外、聞いた事もない俳優ばかりで華もなし。ゴジラ自体の造形は前作に比べはるかに良かっただけに残念。いろいろ消化不良な映画でした。 【野良狼】さん [映画館(字幕)] 5点(2014-07-17 17:58:09) (良:1票) |