4.《ネタバレ》 ♪過去と未来とあの世とこの世、行ったり来たり~(byタイ○ボカン)な続編。いやはや、今回もしっかりオカルト、それでいてミステリー。なかなかの見応えでありました。前作の足りない部分を補うというよりは(そもそも前作単独でちゃんと成立しています)、味変というか、薬味足しというか、シリーズ作品全体としてぐっと味わいが増す満足度の高い内容でした。このシリーズ構成はお見事だと思います。バスターズコンビを(控えめながらも)コメディリリーフに仕立てた点、さらにサイコロに糸電話と、小物の使い方も実に巧みで感心しました。この2作で完璧だと思うので、あまり余計な続編は観たくないというのが偽らざる本音。でも、ひょっとしてコチラの想像を超えてくれるのではないかという期待もあります。うーん痛し痒し。現時点では『SAW』シリーズを完全に上回る完成度と考えます。 【目隠シスト】さん [DVD(吹替)] 8点(2017-05-30 21:15:41) (良:2票) |
3.《ネタバレ》 全作のラストを見せられたら続きを観ない訳にはいかない。ということで間を置かずに観た。
前作から三年の間を置いて作られている作品だが完全に1作目とセットの作品になっている。1作目の謎が今作で解き明かされているシーンもあり、続けて鑑賞したのは正解だったようだ。幽霊の仕業の一言で済ませられるシーンを時間をも超越した形で意味を持たせて来るのはなかなか上手い。 だが終盤では、あれ?この人も「彼方」に来たのか。あ、死んだエリーズもいる。「僕が父さんを迎えに行くよ!」とそんなにみんながホイホイ来られてもなあ。少し笑ってしまう。良くも悪くも家族愛を絡めたハリウッドホラーになっていて安心して観ていられるのだが少し物足りないのも確かだ。
ラスト本当に夫が帰って来たのか半信半疑の表情の妻にピアノを弾いたのは自分だと言うことで信頼させる流れは良い。この作品がドラマにも重点を置いていることが分かる。 【⑨】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-08-23 23:51:30) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 本作はついに劇場で観ることがかなわず、やっとブルーレィで見ました。前作同様にそれなりに楽しむことができた。伏線もそれなりに張られ、お話のつじつまも一応合っているように見える。それにしても前作を伏線に使うなよとは思う。前作の中では意味がわからなかった場面も本作で答が描かれている。第3章も作るみたいで、最後に思いっきり次作への引きが入ってますが、本当に作るんだろうか?いや、作ったとしても3作目も我が街では上映されずに終わるんだろうか? 【ぴのづか】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-03-20 23:37:03) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 前作の解明篇となっている 前作は観客を驚かせるのみに徹したびっくり箱のような映画だったが今作は前作のびっくり箱はそのまま、前作を一本の話として通して見れる様になっている 前作のシークエンスを一部再現したり、過去のジョシュ(父親)と前作のラストで殺された霊能力者エリーゼの若き頃の関係を冒頭にみせるのはなかなかうまい始まりだ 前作で解明されなかった謎や不可解なシーンが、後付けだが説明されている 過去の黒衣の花嫁の話が現在の廃病院で繋がったり、話の流れがうまく前作と繋がる感じは結構うまい 突然オバケが出る演出は相変わらずで、ビックリ箱を開けた時の様に最初は驚くが、2度目は引っかからないと言う、つまらなさと表裏になっていると思った ビックリシーンを憶えている間は見直し禁止だ しかし前作のにぎやかな遊園地のアトラクション的な演出は少し抑えめでこちらの方が恐怖度は高い しかし今回も闇の世界の演出は、ただ暗かったり霧が出たりするだけで前作と変わらず安っぽい この異世界のエフェクトが「サイレントヒル」ぐらいのグレードで作ってくれれば傑作になったと思うが、まぁちょっと高望みしすぎか 前作のエンディングでエリーゼが殺されるのが余りにも理不尽なバッドエンドで気分が悪かったが、今作では死んだとはいえ元気にあちらの世界で暮らしている風に描かれているのはちょっとほっとした 前作の話がほとんどストーリーらしき物がなかったので、むしろこの映画と同時に見るのがいいんじゃなかろうか エンディングはあまりにも取って付けた様なお手軽なラストで、エリーゼとオタクコンビのチームがこれからも続くのなら許すが、この話がここで終わるなら安易過ぎてはっきりいってつまらないオチだ 心霊になったエリーゼとヲタコンの凸凹コンビが、ゴーストバスターズを繰り広げるコメディなんかになったら、この作品を8点にしてもいいだろう 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-08-30 12:02:32) (良:1票) |