31.ジェリー・ルイスも出ているし題名からてっきり大爆笑の映画だと思って楽しみにしていたのにかなり違っていてぜんぜん笑わせてくれませんでした。ラストの成功はパプキンの妄想の続きであって欲しいと思います。こういうのはアメリカンドリームとは言えず誘拐と番組の乗っ取りでスターになれるのははっきり間違っています。往年の底抜けシリーズでいつも笑わせてくれたジェリー・ルイスの事を知らない人たちにはこの配役の妙を楽しめないのではと心配します。 【WEB職人】さん 5点(2004-05-11 20:39:20) |
30.デ・ニーロってやっぱり凄いんだ。あれで最後にスターになってしまうのは、やはり世の中話題性って事なのかな。 【腸炎】さん 8点(2004-05-09 14:01:39) |
29.これは怖い。特に前半が怖い。デ・ニーロが快活に笑えば笑うほど、怖い。民主主義幻想と歪んだアメリカンドリームで肥大するエゴ。「ありたい自分」と「今ある自分」のギャップを、自分に対する嘘・妄想で埋める、主人公。・・・っと、あまり怖すぎて、いつもと文体が変わってしまった。んと、誘拐するまでの前半は、そんな訳でホラー顔負けの緊張感なのだけど、後半ちょっとだれたような気がするなあ。っていうか、オチはきっとTVのステージにあがったものの、主人公は緊張のあまり何も出来ませんでしたってな感じなんだろうなーと勝手に予想していたので、少し拍子抜け。んでもあれはあれで、すごーく皮肉の効いたオチなのかも。蛇足ですが、デ・ニーロが公衆電話を独り占めしてるときに絡んでくるチンピラって、ジョー・ストラマー? 【ぐるぐる】さん 8点(2004-05-06 16:19:26) |
28.今夜BSで放送されると知って思い出しました。これはデ・ニーロの出演作を観まくっていたころにビデオで。皮肉なブラックコメディもできちゃうんだと感心してしまいました。なにかの拍子に話題の人、時の人になっちゃうとこが「タクシー・ドライバー」みたいね。しかしですねえ、私としては怪女優サンドラ・バーンハードがすご過ぎてデ・ニーロより印象強いです。 【envy】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2004-05-04 22:20:07) |
27.ロバート・デ・ニーロの演技力を疑う人がいるならば、ぜひ観ていただきたい作品!しかしルパート・パプキンというキャラクターもすごい。もうオッサンだけどあんな風貌だし、性格に問題ありそうだから当然結婚もできず、母親と二人暮し?空想が広がって妄想と大声で会話をし、世間からは名前すらまともによんでもらえない。誇張されたキャラだけど、なにかしら自分と重なる部分をみつけてしまってとてもハラハラしてしまった。でも暴走をはじめてからは微妙で、犯罪になることをしてまでも自分をアピールするあたり、強い意志と緻密な計算を感じてしまうのだが、これは本領発揮なのか狂気のなせるワザなのか。エンディングのパプキンの“微笑”は・・・。 は、そうか。なるほどたしかにラストもパプキンの妄想という考え方もアリか。でも心情としては、道を踏み外しているけど成功してもらいたいな。一発大逆転て感じで。 |
26.ほとほと疲れます。好きです。 (テレビ) 【zero828】さん 8点(2004-02-25 22:13:45) |
25.おもしろい結末。デニーロは超一流だ。 【マイアミバイス】さん [地上波(字幕)] 6点(2004-02-03 04:31:30) |
24.題名とは裏腹に内容はまさに「狂気」。デニーロはほんま演技うまいですねー。ラストの独演ショーは微笑ましかったです。 【ヒューマンガス】さん 7点(2004-01-23 18:28:58) |
23.「つまんねーよ!」と、あきあきしてデ・ニーロの妄想スタンダップコメディを聴いてたけど、テレビに出た時のネタは結構面白く、ウケていたので安心した。何だか成功を見守る母親のような気持ちになってしまったよ。それにしても、初出演であの物怖じのなさはさすがだぜ、パプキン!本も売れたし、ただの狂人で終わらないところが良かったな(ただ、ネタは『パンチライン』のトム・ハンクスやサリー・フィールドの方が格上。負けるな、パプキン!)。 【桃子】さん 6点(2004-01-23 16:01:52) |
22.あまりに気持ち悪い主人公に萎えた。デニーロの演技力を評価するべきなのかもしれないけど、ちょっと違う気がする。映画の楽しさってそういうのじゃない気がする。終始イライラさせられて終わり・・・。 【ぷりんぐるしゅ】さん 4点(2003-12-19 07:30:19) |
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21.デニーロの「狂気」といえば「タクシー・ドライバー」がよくあげられますが、私は断然こっちをとりたい!狂気といえば、殺人・暴力などで表現されますが、本当にリアリティのある狂気って、むしろこんな形で表現されるのかと感心しました。(知人にも似たようなやつがいて、時折ブラウン管で茶の間の雰囲気を汚しているんです)今でいうと、ひどく「イタい」人ですね。ルパート・パプキンは。最後のダイアン・アボットのいかんともしがたい表情が印象的でした。 【神谷玄次郎】さん 8点(2003-12-16 22:40:24) |
20.アジシオ太郎なデ・ニーロが(判らない事書くなよぉ・・・)妄想ぶんぶん言わしながら行動に移しちゃう物語、なのですが、タイトルから受けるイメージと裏腹に、笑える映画ではないですねぇ。まあ、スタンダップコメディ、なんてのがピンと来ないくらい(日本だと「ゲッツ!」とか「牛くん、牛くん」「なんだい、カエルくん」とか「ま~ちがいない」とかか~?って)アメリカと日本じゃ笑いの違いもある訳ですが、笑えないのはそのせいじゃなくて、そもそも笑い自体を狙ってなさそうだからで・・・。ジェリー・ルイスにふりかかる災難に、苦笑するしかない状態。この映画のデ・ニーロみたいな思考パターンの人って、実のところ、意外と多いんじゃないでしょうか。苦情を聞く仕事をしていた経験がある私としては、今思い返せばシャレになんない映画だった事に気付くのでした。 【あにやん🌈】さん 6点(2003-12-01 21:36:36) |
19.『タクシードライバー』『レイジングブル』に並ぶ三大バカ男。デ・ニーロはそれぞれの役作りがうまいなぁ。口ひげ、人なつっこい笑顔、抑揚があって活舌の良いしゃべり、でもストーカー。完璧です。 【ちゃか】さん 8点(2003-10-30 14:37:07) |
18. 【虎尾】さん 7点(2003-10-19 18:17:44) |
17.主人公が表層の笑いを追及すればするほど、彼の深層における絶対的な孤独が浮かび上がる。彼の(僕らの)深層に笑いはない。ここで彼によって追求される「笑い」とは表層における連帯意識そのものなのだ。彼のような社会から疎外された人間がそのような笑いに拘れば、無自覚に覆い隠された深層の孤独は、容易に狂気という形で表出することになるだろう。「タクシードライバー」で描いた現代的な狂気の姿をさらに無自覚的なレベルにまでおし進めたのが本作ということになるか。それはある意味で80年代的だといえなくもない。 |
16.うっわ~!デ・ニーロ上手すぎ!でも、あのストーカーのねえちゃんのキレっぷりも凄いね。あのラストはどう解釈すべきなのか。本当に成功したのか、それとも彼の妄想の世界なのか・・・。う~ん。悩む。 【あやりん】さん 8点(2003-07-09 00:21:48) |
15.愉快な映画だ 【まさるす12】さん 6点(2003-05-25 16:35:14) |
14.いやーなんてすごいんだろうと思った。よくこの映画以外のデニーロばかりを見てデニーロ好きを豪語する人が多いけど、俺はそういうやつにはなりたくないな。暗さと狂気と悲しいタッチはほかのスコセッシ&デニーロ映画より断然すごい。見る必要があるよこれは! 【セクシー】さん 10点(2003-04-06 13:52:10) |
13.「タクシー・ドライバー」にも共通する屈折したパワフルさが伝わってくる狂気の世界。<デ・ニーロ>の熱演はもちろん、相棒のおねえちゃんもめちゃくちゃ怖い。途中妄想を何回も見せることで、ラストをただのお約束にしていないところは流石スコセッシ監督。 【クロマス】さん 8点(2003-02-16 22:58:32) |
12.肝心の漫談シーンなどが日米の文化の違いか、ちっとも笑えない。唯一笑えたのはパプキンの名前を間違えるところぐらい。そのためコメディアンとして一旗揚げたい故、狂気に走るパプキンの心情が理解できず、映画に入り込めなかった。 【ゆたKING】さん 4点(2003-02-15 23:34:10) |