5.行ってまいりました三度目の“MATSURI!(祭り!)”へ。 いやあ……凄い。素晴らしい。
前作の時点で思い知ったことだが、もはやこのシリーズに対して「難癖」なんてものはつけられない。 “普通”の映画であれば、卑下の対象になるであろう粗という粗を通り越して、この“普通じゃない”映画の後に残るものは、「感謝」そして「感動」である。
三度、シルベスター・スタローンという“映画人”に惜しみない感謝を捧げなければならない。 この人の映画人としての見地の確かさと、アクションスターとしての生き様を全うする格好良さには、改めて脱帽。そして心の震えが止まらない。
スタローン、シュワルツェネッガー、ステイサム、ラングレンらレギュラーメンバーに、今作新たにキャスティングされたは、ウェズリー・スナイプス!アントニオ・バンデラス!ハリソン・フォード!そして、メル・ギブソン!! こうやって自分で彼らの名前をタイピングしていくだけでも高揚感が半端ないのに、そんな大スターたちが、見紛うこと無くスクリーン上でぶつかり合っているのだ。80年代から90年代にかけてのアクション映画で育ってきた映画ファンにとって、こんな幸福なことはない。
まずもって、あの映画ポスターは何だ!最高すぎるだろうよ! 出演者たちが勢揃いで会心の笑顔を見せているアレだ。 スタローンをはじめとするエクスペンダブルズの仲間たちが笑顔を見せているのはまだ分かる。しかしそこには今回完全なる悪役であるはずのメル・ギブソンまでも、彼らしい素敵すぎる笑顔を見せて並んでいる。 そこには、確実に一世を風靡したスターたちが、それぞれの栄光と挫折、紆余曲折を経て、この場に会せることに対する心からの喜びがほとばしっているようだ。 映画内の敵味方なんてどうでもいい!俺達は嬉しいんだ!!と。
スター俳優として人気が高まれば高まるほど、その後の凋落は決して避けられないものなのかもしれない。 スタローンが集めたすべてのスター俳優たちは、その辛酸を特に舐め続けてきたことだろう。 ただ、そんな彼らが、今一度アクションスターとしてスクリーンに戻り、嬉々として立ちまわっている。 その姿は、もはや涙なしでは見られない。(バンデラス!やったぜ!)
さあ!隊長!もうどこまでも着いていきます! 次の敵は満を持しての“沈黙の無敵男”ですかね!? 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-11-09 23:28:53) (良:2票) |
4.1も2も観ているので、いまさらエラそうなこと言えないが、はっきし、”失望!”の一言。なんでせっかく、スタローン、シュワルツネガ、ハリソン、メル、ステイサム、バンデラス、スナイプスなどなどが、出演してんのに、スピルバーグ、ルーカス、コッポラ、リドリー、キャメロン、イーストウッド、ヴァーホーベン、ペーターゼン、マクティアナン、タランティーノなどなどが監督しないのか??俺は、現代の”ハリウッド超超大作!”が観たいのだ!まあね、やはり、私がずっと以前から、心の底から思っていた通り、これらすべての俳優たちがホント!“イモ!”で本当の意味で”エクスペンダブルズ”であることを証明するようなもの。作品の品格が低すぎる!!当然だが、やはりマックイーンクラス(またかよ)は皆無である。まったくもって、駄目な時代だ。とほほほ、、、お話もアクションも、ホンマ!!クソおもろく無し!!せめてラストやエンドロール等で、スター皆集合して、超カッチョ良く、記念撮影でもやってほしかった、、、、、。 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 2点(2014-11-01 23:31:36) (良:2票) |
3.安定のクオリティ! 前作から、何も足さないし、何も引かない。 ただ、それでいい。
とにかく銃をぶっ放して、ヤッホー!という流れは最高だ。 【タックスマン4】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-02-09 09:54:51) (良:1票) |
2.アクションスターが、ヘリコプター内で鮨詰め状態だぁ~~~ 【はりねずみ】さん [地上波(吹替)] 5点(2015-11-08 17:34:50) (笑:1票) |
1.こちらの打ち手を知り尽くしている敵が相手では勝ち目がないと、従来メンバーを切って若手隊員をリクルートするスタ隊長。ここからエクスペンダブルズは新たな局面に入るのかと思いきや、大した作戦もなく敵陣に攻め入って力技でターゲットを落とすという、代わり映えのしない戦いぶりだったことにはガッカリさせられました。案の定、メル・ギブソンによる返り討ちに遭い、若手隊員を人質にとられるスタ隊長。その後、スタ隊長は従来メンバーとともに再度出撃し、またしてもノープランで敵陣に足を踏み入れては敵の猛攻撃にさらされるという、ものすごく頭の悪い展開を迎えます。同じ失敗を何度繰り返すんだよ、スタさん。こんなことだったら、世代交代絡みのエピソードは一切落としてしまって、いつもの仲間と大暴れする様で2時間引っ張ればよかったのではないか思います。。。 そんな感じでお話の方はシリーズ最低とも言えるほどのグダグダ加減だったのですが、物量にモノ言わせたクライマックスの大戦闘シーンで、映画は息を吹き返します。大勢のキャストに均等に見せ場を割り当てるという見事な演出に、突拍子もないほどの火薬の量。10人の傭兵が小国の軍隊を相手に戦闘を繰り広げ、勝利するというバカバカしい内容なのですが、アクション俳優達の筋肉とカリスマ性によって道理など引っ込んでしまい、見せ場のコラージュのみで画面を持たせてしまうのです。純粋に破壊を楽しめるアクション映画は久しぶりでした。そもそも、シルベスター・スタローンとハリソン・フォードが組んで、メル・ギブソンを倒すという構図自体が素晴らしすぎます。『2』を劇場で鑑賞した時、これ以上の豪華キャストは実現できないだろうと思ったのですが、本作では『2』を軽く超えるほどの顔ぶれを揃えてきたのですから、スタローンの人脈とキャスティングセンスには恐れ入ります。。。 キャストの平均年齢は恐ろしく高く、画面に映る顔はどれもこれもしわっしわ。しかし、一人一人がとても輝いていて良い表情をしていることが好印象です。作り手と観客との間の、良い意味での馴れ合いこそが、本作最大の味なのです。 【ザ・チャンバラ】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-11-04 00:21:38) (良:1票) |