108.《ネタバレ》 面白いんですが、頭の悪い自分、置いてけぼり感が否めません。 宇宙の事、時間の概念、ブラックホールとは何か等、ある程度の理解が無いと 何を話し合っているのか・・??? 小一時間のミッションに行き、戻ってきたら、母船では何十年も経っていた? とてつもないです。これって未来へタイムトラベルに近いけど別ですよね。 終盤で、過去が見える空間から、過去の自分の家族へアクセスしようと奮闘の シーンも、コレって何?・・・ 疑問符だらけ そういうものなんだと無理やり納得したつもりで最後まで見ました。 時間の交錯やら冷凍睡眠やらの結果、親父の数日の任務により、娘は100歳超え の悲劇でしたが、生きて再会の喜びは伝わりました。 アメリアとも再会を 果たすのだろうというイメージで幕引き。 うーむ、恥ずかしながら理解できませんでした。それでも、面白いです。 この監督、次は一体何を作ってくれるのでしょうか。 【グルコサミンS】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-04-08 18:55:58) |
107.観終えてから、しばしじっとして物思いに耽っていた。「想定内」でもなく、かといって「んな馬鹿な…呆れた」ともならない良いところに落としたんじゃないかな。やたら難しい言葉で武装しているせいもあり、完全には付いていけてない感があったが、まさかこれがプラスに働くとは。これも監督の計算? そういうSF映画としての面白さと、父娘の愛の物語がセットになってクライマックスを作る。この余韻…。映像や音楽も味わい深く、風格さえ漂う。こういう満足感を得たくて映画を観るんだよなぁ。クリストファー・ノーランは信頼のブランドだ。一脇役で出てくれたマット・デイモンもありがとう。効いてた。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-02-29 20:36:34) (良:1票) |
106.《ネタバレ》 非常に良い映画です。結局、未来の人々が苦境に陥った地球の人々のために、時空を超える球体を作り出してブラックホールに導き、その中でクーパーが時間と重力の謎を解く鍵を地球に送り、地球は救われたのかな?
「2001年宇宙の旅」までは行かなかったと思う。ブラックホールの中がもっと抽象的で、ターナーの精神のぼやけた暗闇の中で、信念での映像として娘の部屋が出てくればよかった。 また、ターナーは元の世界には帰れないよ・・・帰ると、この映画のようなファンタジーで終わる。本当に愛でつながる世界を表現したかったのなら、現世ではなく、◆現世を終え、それを超えたところを表現して欲しかった。
愛は時空を超えるのだから。それを表現できれば「2001年宇宙の旅」を超えるところまで到達したかもしれない。 【cogito】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-01-24 09:19:02) |
105.《ネタバレ》 コンタクト+アキラだった。 そして2001年宇宙の旅へのアンサーシネマだ! ラストにも文句なし。 このクオリティでウラシマ効果をちゃんとやってる映画は、他にはほとんど無いに等しいのではないでしょうか。 欲を言えば飲み込まれた中での表現、こうするしかないかなーと思っていたらそうなっていたので、ちょっともどかしかったけど、これは科学解説ではなく映画なのですから、SFなのですから、これでいいのだ! 【よこやまゆうき】さん [インターネット(字幕)] 10点(2016-01-16 20:28:42) |
104.《ネタバレ》 父性愛、親子愛を描いた場面が出てくるたびに泣いてしまった。 宇宙に旅立つまでの描写にじっくり時間を割き、感情移入マックスで地球脱出。 惑星のエピソードも迫力の映像続きで大満足。最初は違和感あったTARSやCASEもカッコよく見えてくるから不思議なもんだ。 難しく感じる人もいるかもしれないが、相対性理論について予習しておけば、より楽しめそう。 いつかまた観直したい。 【おとばん】さん [ブルーレイ(吹替)] 9点(2015-12-20 08:46:17) |
103.《ネタバレ》 人の存在理由は真理探究だと思った。人の本能は真実を強く求めている。 神秘の源泉は真理欲求が生み出すものと仮定し、その現象は人の限界を突破しうる可能性を持つ。 科学的に相反するオカルトの存在も無意味では無く、直感も真理を目指す為に必要な要素なのだ。 全てに意味がある。なぜなら、起こりうる事は起こり、偶然は必然なのだから。
人類の命題が真理究明ならば、人はその為に誕生した事になり、 誕生以前に存在していた事物は、人が真理に到達する為に用意されていたと考えられる。 では何が用意したのか? 太古の昔から人知を超えた存在を神と呼び、現在も神が万物を創造したと考える人は多い。 作中では人類は異常気象や疫病により危機に瀕している。 誰もが神に救いの祈りを捧げていてもおかしくないのだが、そのような人たちはこの映画には登場しない。 即物的な救いを求めている人類に呼応したのは神ではなく「彼ら」だったーーー。
一般的に神とは聖書に出てくる神を指している。 この神は全知全能で完璧な存在であり、ある特質を持っている。 それが「愛」である。 聖書は分厚い本であり一読するに労力を必要とするが、教義は一言で説明ができる。 それは隣人愛である。自分を愛するように他人を愛しなさい。ただそれだけである。 ただし究極的に隣人愛を実践するということは、自分を殺しにくる相手も愛しなさいということである。 普通の人間なら理解も実践も難しい。しかし神はそれを望んでいる。
最初は愛を反理性的な本能からくる非科学的なものと考えていた男は、彼らの導きによって愛の本当の意味を知る。 愛は人を破滅させず救いをもたらすパワーであると。人類の次のステップである進化に必要な力であると知る。
彼らは神と同じく愛の重要性を教えてくれたのだ。 男の中で点と点が繋がり「彼らは我々だ」言った。三次元的思考が五次元空間を介する事で慧眼したのだろう。 その言葉を聞いて私は、もしかしたらこの世の全てを造ったのは我々自身なのかもしれないと思った。 宇宙は超ミクロな一点から始まった。その中に全てが詰まっており、全てが一つだった。 万物の根源は同じであり、優劣など無い意味ある存在なのだ。 直感は訴えかけてくる。いま理解ができないからといって存在しないとは限らない、いつか分かる時がくるかもしれないと。 起こりうる事は起こるのだ。 【クロちゃん】さん [映画館(字幕)] 10点(2015-11-14 21:39:12) |
102.《ネタバレ》 重厚感たっぷりの壮大な宇宙の旅。着地点が愛ってのは何とも言えないが3時間の長尺でも決して飽きることはなかった。 【ぷるとっぷ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-10-31 17:39:52) |
101.《ネタバレ》 これはまさしくクリストファー・ノーラン版『2001年宇宙の旅』そのものという感じですね。その世界観というか滅びゆく地球環境の描写は、アメリカのド田舎の描写だけに簡略化して見せ、後はひたすら時空を超える宇宙の探検にシフトしています。相対性理論やらワームホールは名称は知っているけど正直あまり理解していない自分ですが、まあこの様な観せかたならば初心者でも大丈夫でしょう。「もしブラック・ホールに吸い込まれたらどんな光景が観れるのだろうか?」ということに昔から興味がありましたので後半の展開ではちょっと期待していましたが、そこはちょっと期待外れだったかなと感じました。四次元を通り越して五次元まで登場してくる展開には驚きましたけど、私なりの解釈ですとノーランは「五次元は愛だ」と言いたいのかなと思います。ここまで引っ張って来て結論はそこかい!と突っ込みたくなる衝動も有りましたけど、マシュー・マコノヒーが見せる絶妙な父性愛が良かったので気にしないことにします。またこの映画は小さな役にいたるまで豪華なキャストで、あの卑劣な(というか至極人間的な)キャラまでマット・デイモンをあてるというのも、かなり贅沢なことです。 まあそれでも突っ込みたくなるところも有り、あんだけ離れた地球とのデータ通信が速すぎないかといううこと、宇宙飛行しているのにアン・ハサウェイがきちんと化粧している(様に見える)ところです(笑)。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-10-20 23:40:28) |
100.《ネタバレ》 (真っ当な映画批評は他の優秀なレビュワー様にお任せして、私はいつも通り“自分語りの感想”でお許し願います。)私は親子の絆を描いた映画、それも“父と息子”を扱ったもの(例:ビッグ・フィッシュなど)に殊更弱い傾向があります。おそらく、父親に対するコンプレックスが極めて強いからでしょう。映画の中の“息子=自分自身”でした。そんな私も父親業を始めて10年が経ちます。長女もマーフと同じ10歳になりました。そんな理由から主人公への感情移入は半端ではなく、刻々と失われていく時間に胸を痛め、涙しました。息子の立場から父親の心境へ。人は変わってゆくのです。何故クーパーは宇宙へ旅立ったのでしょうか。種の存続を図るため。いえ、我が子の未来を守るため。息をしているだけで満足しないのが人間です。生きることより、活きること。彼は子供たちへ“希望”を贈るために命を賭したと考えます。もちろん、其処には自身の能力に対する“自己顕示欲”が在った事も見逃せません。彼の本質は農業家ではなくパイロットだったのですから。主人公の行動原理を“家族への愛”とするならば、マン博士のそれは“自己愛”です。同じく“愛”。ただし、ひたすら己が生に執着するマン博士と、自身を活かすことを望む主人公とでは、同じ愛でも値打ちは違うでしょう。この世で何よりも重い「子供との約束」を捨て、アメリア博士を救ったクーパーの献身は、漆黒のブラックホールの中「事象の地平線」を超え、人類を救う鍵となる「量子データ」の獲得という奇跡を生みました。彼が辿り付いた先は、時空を超える“5次元”の世界。そう、アメリア博士の言葉を借りるなら“愛”そのもの。クーパーが5次元で、最愛の娘と繋がったのは必然に他なりません。何故なら5次元に時や空間といった隔たりの概念は存在しないのです。あらゆるものを犠牲にして主人公が手に入れたのは、老いさらばえた愛娘が子孫に囲まれながら看取られる“最期の瞬間”を目にする権利。「だってパパは必ず帰るって言った」たった一言で全てが報われました。嗚呼、なんと切なくも美しい、そして幸せな光景でしょう。涙が溢れて仕方がありません。インターステラーは「星の間」。マーフという星、そしてアメリアという星。繋ぐのはクーパー。星の旅人が新世界を紡ぎます。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(吹替)] 10点(2015-10-20 01:58:09) (良:2票) |
99.《ネタバレ》 3時間が長く感じられたのは、映画のせいなのか、年のせいなのか?世界観は好きですよ。あとロボットも。マン博士とか、そのほかの登場人物も。けど、ハードSFの割には最後は愛の力で地球に帰ってきちゃったみたいで…。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-10-12 22:35:48) |
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98.クリストファー・ノーラン十八番の大風呂敷は、ついに全宇宙を包み込み、そして強引に作品として成り立たせる。その力技と豪腕ぶりに、ただただ唖然。細かい突っ込みがどうでもよくなってくるくらい、体力と脳の力を絞り取られる映画。ノーランはいったいどこまで行くのか? 【Olias】さん [映画館(字幕)] 7点(2015-10-12 21:40:55) |
97.《ネタバレ》 マコノヒーは素晴らしいですね、ダラスカーボイクラブダッケ、あれからもとに戻ったんですよね、~最後に、アメリアを迎えに行ったんだよね、ちょっと、かなり感動を覚えました。楽しめました。5次元、今の他に、行きたい場所に、行きたい時に存在できる、そおいうせっていであれば、他の宇宙飛行士が、同じことができる、そおいうことなんだ。最後に時計で、モールスでという設定が時間の過去未来を感じましたね。面白かった、ただ娘の部屋を行き来した割には着替えシーンとか入浴シーンとかあってもいいのかな、とか不謹慎映画おたくの発言ですね。では。 【yasuto】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2015-10-11 11:45:32) |
96.評価高いから期待したけど長かったなぁ~。 戦闘シーンのない、コテコテのSF映画です。 「2001年宇宙の旅」のオマージュのようです。 相対性理論とか私にとって苦手な分野を字幕スーパーで追うのは、かなりのストレスを感じました。 意味わからないシーンの連続。 でも、それが全て伏線。 その伏線がつながるまで、3時間かかるのは長い、長すぎる。 ラストもなんだか強引のような気がしました。 よく「現実に基づいた映画」と宣伝する作品がありますが、これは「完全な想像だけで作られた映画」と呼びたいと思います。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-10-11 03:46:22) (良:1票) |
95.ゼログラビティより好きだ。 |
94.何の予備知識もないままに見始めたので、この世界の設定を把握するのに時間が掛かったけど、ある程度理解したら急に面白くなった。 こういった数々の伏線が綺麗に回収されていく作品は大好物です。 登場人物が嘘吐きだらけで、誰を信じたらいいのかよくわからなくなるけど、最後の正直レベル90%で泣きそうになった。 でも、そこがクライマックスじゃなくて、まだまだ延長戦があるというのが凄い。 流石にちょっと疲れたけど、再会シーンでは感涙しました。 それと、もう一方の再会シーンは描かないという構成も良いね。 後味の良い余韻に浸れる作品でした。 あと、ロボットの設定が非常に興味深い。 最初は余りにもデザインが斬新過ぎて妙に怖かったんだけど、人間らしい思考や献身的な行動を見てるうちに愛着すら湧いてくる。 人間は外見じゃなくて中身が大切とよく言うけど、ロボットも外見より中身が大切だなって納得しました。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 8点(2015-09-15 09:42:20) |
93.《ネタバレ》 まず、映画館で見たらもっと評価が上がったのかなと思いました。 小さい画面では、せっかくの宇宙空間の迫力があまり伝わってきませんでした。 だから映像については残念ながら、良く作ってあるだろうけどそれほど感心すべき点は無かったです。 高速で回転する母船に技術力だけでドッキング成功するなど、あり得ない突っ込みどころもありますし。 突っ込みどころといえば、なんでブラックホールの向こうが5次元空間なのか、主人公はどうやって90年後の地球に帰還したのか。 この辺がモヤモヤしたままだから、すべては、娘に繋がっていたのだ、と言われても、ほほぉ成る程、とは納得しきれませんでした。 でも、3時間という長丁場を飽きさせず、突っ込みどころも力技で突き進み、最後の娘との再会シーンではジンとさせ、後味悪くなく終わったので見て損はなかったと思います。 【nanapino】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-09-06 17:44:38) |
92.《ネタバレ》 相対性理論も量子理論もきちんと理解しているわけではないので、科学的にあっているんだか、間違っているんだか、わからないが、ブラックホールが自分の家につながっているのは少しやりすぎかなぁ。 新鮮味はないけど、まぁ、面白いと言える作品だと思います。ただし、169分は長すぎるので二度は見ないけどね。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-08-30 23:04:31) |
91.《ネタバレ》 すんごい長いんだけどなぜか長さをあまり感じずに観られた。 ・・・ということは面白かったはずなんだが、もう一度これを観たいと思う事はこの先無いだろう。 ・・・ということはつまらなかったのか?なんだかわからん不思議な映画。 最後に過去の部屋と繋がるって展開はちょっと無理あるかな・・・。 四角いロボット達がとても良かったですね。 【虎王】さん [DVD(吹替)] 7点(2015-08-24 21:57:17) |
90.《ネタバレ》 映画館で観たらさぞ迫力あったんでしょうね。でも、170分は膀胱が…。
と言うことでDVDで観ました。 手垢が付きまくったお話と設定ですが、父娘愛を最初の伏線からうまくまとめてます。 ピークは、1時間で7年経つ星からのビデオレターの流れですかね。あれはキツい。
で、このロボはいつ暴走するんだ? 【ボロやん】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-08-16 01:13:58) |
89.《ネタバレ》 エンターテイメントの範疇で物理学がブレンドされてて 頭が良くなった気分ヽ(=´▽`=)ノ 超常現象的な事もあってか本棚の裏に来た時 シックスセンスを思い出しましたw
170分くらいあるのに体感90分 ニュートンを一度でも手に取ったことがあるような人なら 強くおすすめしたい作品です!
※字幕+吹替鑑賞 |