4.《ネタバレ》 憎しみの連鎖が彼我双方の残虐な行為と悲劇を生む、なかなか誰にも感情移入できない物語だが、ポールドゥリスの中世チックで勇壮な素晴らしい音楽と、ヤン・デ・ボンの臨場感・迫力最高の優れた撮影によって野卑ながらも非常に力強く語られる本作には、どこかに確実に爽快さと痛快さを感じ取ることが出来るだろう。そもそも個人的には、倫理観溢れる優等生な歴史物語などに殆ど観る価値は無いと思っている。そこに現れる愚かさ・醜さこそが人類が進歩した証、そして我々が歴史を省みることの真価であり、それを通して現代の我々が尊重すべき美徳を表現することが歴史映画の本分なのだから。良作。 【Yuki2Invy】さん [DVD(字幕)] 7点(2020-05-16 21:48:49) |
3.中世時代のお話。お姫様の悪女ぶりが面白かった。お姫様が吊るし首の刑の腐乱死体の下で愛を語るシーンがやばかったです(汗) 【civi】さん 7点(2004-03-07 18:13:11) |
2.これはコメディなのか?と最初は錯覚してしまった。しかしどうやらそうではないようだ。だってポール・バーホーベンの映画じゃん。バーホーベンの映画としては、この作品は正攻法から勝負した方だとは思いますが、やはりエログロの雰囲気はぬぐえない。この時期までルトガー・ハウアーにポール・バーホーベンってコンビ多かったらしいけど、なんか合ってますね。ちなみに地獄城では冒険なんてなかったです。あっ、あとラストはあれで物語の解決になったのかどうかも疑問です。 【チャーリー】さん 7点(2001-08-09 17:40:29) |
1.確かこれって「炎のグレートコマンド~地獄城の大冒険~」ってタイトルじゃなかったですか(TVで観たときだったっけ)? もうタイトル同様、いつものバーホーベン流むちゃ悪趣味で、楽しめる映画でした。 【☆】さん 7点(2001-08-05 01:36:20) |