誘拐犯(2000)の投票された口コミです。

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誘拐犯(2000)

[ユウカイハン]
The Way of the Gun
2000年上映時間:119分
平均点:5.04 / 10(Review 75人) (点数分布表示)
公開開始日(2001-06-09)
アクションドラマサスペンス犯罪もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-07-15)【TOSHI】さん
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監督クリストファー・マッカリー
キャストライアン・フィリップ(男優)パーカー
ベニチオ・デル・トロ(男優)ハロルド・ロングボー
ジュリエット・ルイス(女優)ロビン
テイ・ディッグス(男優)ジェファーズ
ニッキー・カット(男優)オベックス
ジェフリー・ルイス(男優)アブナー・マーサー
スコット・ウィルソン(男優)ヘイル・チダック
ジェームズ・カーン(男優)ジョー・サーノ
サラ・シルヴァーマン(女優)まくし立てる女
猪野学パーカー(日本語吹き替え版)
谷口節ハロルド・ロングボー(日本語吹き替え版)
松本梨香ロビン(日本語吹き替え版)
伊藤健太郎【声優】ジェファーズ(日本語吹き替え版)
井上倫宏オベックス(日本語吹き替え版)
菅生隆之アブナー・マーサー(日本語吹き替え版)
遠近孝一アレン・ペインター医師(日本語吹き替え版)
長克巳ヘイル・チダック(日本語吹き替え版)
幸田直子フランチェスカ・チダック(日本語吹き替え版)
手塚秀彰ジョー・サーノ(日本語吹き替え版)
星野充昭(日本語吹き替え版)
長嶝高士(日本語吹き替え版)
杉本ゆう(日本語吹き替え版)
脚本クリストファー・マッカリー
音楽ジョー・クレイマー
撮影ディック・ポープ
配給アスミック・エース
字幕翻訳岡田壮平
その他ジョー・クレイマー(指揮)
あらすじ
行くあてもなく流離う二人組、ロングボーとパーカー。アウトローに生きる彼らは、当座の金欲しさに精液を提供しようと、ある病院を訪れる。しかし、待合室で資産家がらみの代理出産の話を盗み聞いた彼らは、その代理母の誘拐を目論む。ボディガードとの銃撃戦の末、思いがけず誘拐に成功した二人。だが、彼らのターゲットは思いの外危険な男たちだった。しかも、その代理出産には複雑な背景があったのだ。終盤に繰り広げられるリアルな銃撃戦は必見!
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【口コミ・感想】

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1
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8.この映画はアクションでもサスペンスでもなく、こってこてのバイオレンスなんですよ。アクション映画のボリュームとも、サスペンス映画の「ほ~」とも違う、苦みばしったバイオレンスの風味を感じる映画だと思います。無駄にややこしい話が感情に歯止めをかけてアクションを盛り上げない上に、その話すら尻切れとんぼで完結せずサスペンスとしても成立していない。この映画をアクション、もしくはサスペンスとして見れば、アラだらけで中途半端な作品と感じられます。が、この映画の脚本には見逃せないほど素晴らしい部分がいくつかあるため、そういった手落ちと感じられる部分すら、もしかしたら監督の計算づくではないかと思います。必要以上に登場人物に感情移入させてはそこいらのアクション映画と同じになってしまう。だからこそ話をややこしくしてあえて盛り上げることを抑制し、このクールな苦味を味わって欲しかったのではないかと。この映画の素晴らしい部分とは、まず第一に銃撃戦へのこだわり。誘拐シーンのじりじりとしたあの緊張感は、撃ちまくるだけのアクション映画とは完全に一線を画します。走って逃げるとか、勢いで振り切るといういい加減なことはせず、ゆっくりと進み、時に立ち止まって常に追っ手を牽制しながら、徐々に間を空けていくという前代未聞の逃走劇です。他の映画ではまったく見られない奇妙な構図なのですが、「実際に銃撃をやればこんな感じになるのかな」と妙に納得させられます。クライマックスの大銃撃戦もただひたすらかっこいいだけではなく、マガジンをきちんと交換していたり、銃を撃つときの反動が見る側にも伝わってきたり、弾が当たった時は痛そうだったりと、とにかく描写が細かくてよく考えられてるんですね。そこいらのアクションとは別物を作ろうとしていたことが伺えます。そしてもうひとつの素晴らしいところはおじさんたちのかっこよさ。ジェームズ・カーンの「老いぼれを見たら修羅場を生き延びたと思え」の名セリフが示すように、おじさん達がやたらかっこいいんですね。ハゲ散らかして腹の出たおじさん達がとにかくプロフェッショナルで、そこいらの映画のヒーローとはまったく違うかっこよさが新鮮でした。この2点により、この作品は誰でもわかる派手な映画ではなく、玄人がじっと見てこの風情を味わう映画を目指したのではと私は思います。もっと評価されてもいい作品ではないでしょうかね。
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 8点(2006-06-08 00:11:55)(良:3票)
7.「誘拐犯」のCMを見ると、「計画は完璧なはずだった・・・。」って言ってます。しかも、「ユージュアル・サスペクツ」のクリストファー・マックァリー脚本&ベニチオ・デルトロ主演、とも言ってるのでこのCMを見ると「絶対サスペンスだ!」って誰だって思っちゃうのは当たり前。僕も最初そう思いました。映画を見てビックリ。サスペンスじゃないじゃん!でも、後になって考えてみると、この映画は「誘拐」をテーマにしたサスペンスではなく、「誘拐」というのは単に人と人が銃で争い合う状況を生み出すための設定でしか無かったんですよ。だって、本編を見れば分かるとおりで誘拐に計画性なんて微塵も無いし、何より原題をよく見てください。「The Way of The Gun(銃の使い方)」なんですもの。しかし、この映画を担当した日本の配給会社の社員はこの映画の本質を見抜けなかったんでしょうね。どう見てもサスペンスでは無いのは明らかなのに、C・マッカクァリー脚本でB・デルトロ主演というだけで「ユージュアル・サスペクツ」に続くサスペンスだと思い込んでしまったようです。その結果、付けた邦題は「誘拐犯」で、宣伝文句は「計画は完璧なはずだった」。映画の内容とはこれっぽっちも合っていないんだから、CMに触発されてユージュアル・サスペクツのようなサスペンスを期待した人が面白いと思えるはずがありません。だからサスペンスという前提でこの映画を見た人にとっては正当な評価を下すのが本当に難しい映画なんだと思います。一回見た人は頭をリセットしてもう一度見て見て、そしてこの映画を今一度判断して欲しいです。それでもおもしろくなかったら、ゴメンなさい。
もっち~(←にょろ)さん 8点(2003-12-01 14:53:01)(良:2票)(笑:1票)
6.《ネタバレ》 「意欲作」というのが適当なんでしょうなあ。
私は見ていて非常に疲れました。精神的に疲れました。
というのは、「信頼のおけない登場人物」が多すぎる、からです。
ついつい張り切って、書き込みすぎたんでしょ…と私は言いたい。
なんというか、こういうのってバランスが大事なんではないでしょうか。つまり、善玉悪玉関係なく、「信頼のおけない登場人物」=「いついかなる時に意表をついた行動をするかわからないヤツ」を登場させるなら、「そうでない人物」をバランスよく配することが、必要だと思うのです。そうでないと、見ていて疲れてしまうのです。この作品の中で、「安心して見ていられる人物」が、何人居たでしょうか。
「信頼のおけない登場人物」は、「(観客にとって)ある程度行動が予想できるという意味で信頼のおける人物」と混在させてこそ意味があるのです。それを忘れて、やりすぎてしまった結果がこういうことだと私は思う。
…それと、これを言わないでは済まないと思うのですが、やたらに妊婦をいたぶるとか、観客を挑発するためだけにそういうものを使わないで欲しいですね。品がありません(たとえエログロにだって品は存在します)。緊張感が増していいだろうって?冗談も休み休み言いなさい本当に。
ロビンの父がジョーだったとかいう妙なオチですが、ジョーほどの情報通が、実の娘の腹が膨らんでいることに気がつかなかったというのもヘンですし、とても無理があります。
う~ん、脚本でホメられて張り切りすぎて、技巧に凝りすぎたという感じです。こういうものをとても面白いと素直に思える観客は、相当な通好みか本物の犯罪者か、フツーに考えるなら映画業界人ではないでしょうか。
パブロン中毒さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-04-26 21:55:55)(良:1票)
5.《ネタバレ》 残念ながら、脚本の出来が良くないと感じました。まず、多くの方が指摘しているように、主人公二人のキャラクターが描かれていないため、魅力が全く表現されていないと思います。また、敵方のキャラクターも同様に描かれないまま、突然各々が自己主張を始めてしまうという、中途半端なドラマが全編を覆っているため、ストーリーにも魅力を感じませんでした。
冒頭の喧嘩のシーンをはじめ、行き当たりばったりで目的もよく判らないまま、犯罪が進んで行くため、緊迫感や爽快感が無く、退屈な展開が続きます。
やはり、どんな理由で金が欲しいのか?なぜ子供が欲しいのか?なぜ汚い仕事を続けるのか?といった、人間の欲望や行動理由が描かれていないため、底が浅いドラマになっていると思います。
ラストの銃撃戦がリアルだといわれていますが、リアル=面白いではないと思います。やはり、人間と人間が戦うという事は、そこにもドラマを求めてしまうものですから。弾数や銃の扱い方よりも、人間の思い、行動、感情が観客の心を動かすのではないでしょうか。
細かい点で気になった所は、1.誘拐のシーンで一旦逃げる主人公たちを、なぜボディーガードたちは撃たなかったのか?2.その後、なぜ主人公たちは戻ってきたのか?ボディーガードたちよりも先に外に出たのに、入り口近くにいたのもおかしい。3.医師のカバンを主人公の一人がチェックしたのに、なぜ拳銃を見逃したのか?4.主人公たちは狙撃銃など多数の武器をいつのまに手に入れたのか?などでした。
好きな人たちには申し訳無いのですが、結論としては「才能があるかもしれない監督の、ひとりよがりの作品」といったところでしょうか。監督の以降の作品が聞こえてこないのも、この作品が評価されていない証といえるのかもしれません。
塚原新さん [DVD(字幕)] 2点(2007-01-19 18:13:40)(良:1票)
4.《ネタバレ》 妊婦をめぐるそれぞれの人間の思惑がにょきにょきと出てきたあたりはどーなっちゃうんだろーとハラハラもしたが、その後がよく煮詰まってなかった感じ、というかボロボロ。ジュリエットとヘタレ医師がめでたく逃げおおせたとしてもストーリーの落しどころとしては弱いし、ボスに存在感も神通力もないわりには周りの人間が軽く命を懸けてしまうという不思議。そもそもラストの銃撃戦で命懸けで戦ってた初老のおっちゃんたちはダレ? 帝王切開のシーンはアクセントか?アクセサリーか? 妊婦や赤ちゃんをバイオレンスアクション映画のメインアイテムとして使うのはやめろと言いたい。ハラハラさせたいのは分かるが質が違うだろ。ラストも定番ひねりなし。ジェームズ・カーンのみ無意味にラッキー。期待せずに観るべし。
Berettaさん 5点(2004-09-02 02:52:17)(良:1票)
3.とてもとても面白くない。誰が誰の味方で敵なのか分かりづらい、などと文句を言う気も失せるくらいつまらない…。
プミポンさん 1点(2003-11-30 18:03:29)(良:1票)
2.あまり話題にならなかったが、映画の宣伝に「ユージュアル・サスぺクツを超える心理戦」とあったし、キャスティングもいい感じなので、もしかしたら隠れた名作?と思って観た。名作ではなかった。それぞれのオチと伏線のバランスが悪い。いかにもな伏線が多すぎる。特に伏線としてあの大富豪の後妻さんのでてくるシーンに対してのオチは、ラストに持ってくるほどのオチでもないしストーリーに絡みそうで絡まない。複雑なわりに驚きが無い。消化不良という意見が多い様ですが同意見です。最後の銃撃戦もやりすぎに感じました。精子提供で小銭を稼ごうとした二人にしてはカッコ良すぎ。
R&Aさん 4点(2003-06-02 18:37:13)(笑:1票)
1.ご、ご、ご、ご、ごめんなさーい、よくわかりましぇ~ん(゜-゜;;)。なんか最初は「はずみで誘拐した」だったのに、なぜにこの二人が拷問術に精通してたり、あんな山のように武器をもっていたり、突入とかが堂にいってたり、射撃があんなに上手いのか、わかりましぇんでしたぁ~。どーして?どっから?なんでハードボイルドになっちゃうの?デルトロがそ~ゆ~の似合うから?なんでぇぇぇぇ(T■T)、わからーん。
ちっちゃいこさん 6点(2002-01-16 22:29:25)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 75人
平均点数 5.04点
000.00%
134.00%
245.33%
356.67%
41418.67%
52128.00%
61216.00%
7912.00%
879.33%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 2.00点 Review1人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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