《改行表示》 4.誰もが知ってるおとぎ話を、”清き者がハッピーエンドを迎える”の大原則に沿って、キャラを上手にふくらませました。CGはうるさ過ぎず、でも「ここだけは外せない」馬車・ドレス・ガラスの靴といったシンデレラ定番のアイテムにはしっかりと精力を注入した美麗さであります。 シンデレラ役のリリー・ジェームズは世界中の先入観に晒されての大役をしっかり果たしています。自然で素朴な笑顔は魅力的で、意地悪をされた時の表情は「怒る」「むかつく」でなく「戸惑い」であるところが上手いです。 そして演技力といえばケイト・ブランシェット。もともとクールな顔立ちですから継母メイクをしたその迫力たるや。大げさな身振り、表情、もうノリノリでヒール役を務めるケイト、楽しそう。 継母の人物造形も既出の作品より作り込まれており、ケイト母は娘らのように単なる愚鈍な意地悪ではない。シンデレラの美質をきちんと見抜くキレ者として描かれ、だからこそ手強くおっかない。 対するシンデレラも運命に翻弄されてめそめそするお嬢さんではないのでした。悪意とは立派に闘える意志の持ち主であり、故に「ヒロインvs継母」の構図が成り立って見ごたえのあるお話になりました。終盤エラが継母に切る啖呵は毅然として爽快です。 もはやシンデレラでなくゴッドマザーエイジのワタクシ、しみじみエラの幸せを祈る気分で観終わりました。 [うらわっこ]さん きっとあなたはスーツを着たシンデレラなのですよ。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-07-17 00:12:35) (良:2票) |
《改行表示》 3.実写版だが、面白いし映像もなかなか良い。 誰もが思っているストーリーもほぼそのままで、ハッピーエンドも予想通り。たまにはこういう映画もいいな。 【simple】さん [地上波(吹替)] 7点(2017-04-22 17:50:34) |
2.まぁ本当に綺麗な映画だった。画面が綺麗。ディズニーアニメ版が昔から大好きな私には、予告を観た段階でリリー・ジェームスのシンデレラも王子役にも納得してなかったんですが、観進めていくとあら不思議!だんだんとリリーのシンデレラにはまっていった。ドレスも大好きなディズニーアニメの中のシルバーっぽい二段重ねのドレスに黒のチョーカーでデザインして欲しかったのですが、あの青いドレスも素敵だったなぁ。そしてそしてやっぱりこの人、ケイト・ブランシェット!うまいですね!でも義理の姉妹はもっとギリギリまでブスに迫って欲しかった。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-05-18 17:50:58) |
1.昔からディズニー版シンデレラが好きな人も、ロマンティックな映画が観たいカップルも、お姫様や魔法に憧れるお子さんも、安心して子供に見せられる実写映画を求める家族連れも、きっと期待通りの作品です。大きな冒険はしていないけど、古臭くならない程度の味付けはされており、画面も華やかでドレスもお屋敷もお城も可愛らしく、魔法のCGも効果的に使われていて楽しいし、いい塩梅の実写映画になっていると思います。ケイト・ブランシェットの鬼継母ぶりもなかなか見もので、何よりあんな綺麗な未亡人ならお父さんが再婚したくなるのも無理もないかな……なんて。 【kiryu】さん [映画館(吹替)] 7点(2015-05-17 01:48:40) |