4.ネタバレ もし本作が『フォレスト・ガンプ/一期一会』と同じ日本の配給会社だったら『プリディスティネーション/一人相撲』だったに違いない。 【目隠シスト】さん [インターネット(字幕)] 8点(2023-05-05 11:16:59) (良:2票)(笑:2票) |
3.ネタバレ とんでもない扉を開けてしまった気分。タイムパラドックスという鳥かごから無限に出られない一人の人間による無限ループな人生。名も無きバーテンダーは何のために生きているのか。少なくとも自分の為に生きている瞬間は無さそうだ。一人の爆弾魔を追うことだけを目的としている。天職というかそれしか出来ないと言っている。その行動が自分を生み出し、自分を滅ぼそうとしている事に気づいたのはいつなんだろう。殺したいほど憎んだ男が自分だったらと知った瞬間、過去の自分の顔を見た瞬間、そんな顔をしていたのか、とても綺麗だと思った瞬間。これだけがこの人生で幸せを感じることの出来た瞬間だったんだろうな。繰り返される無限ループの中で、毎回一回ずつくらい幸福な瞬間が増えていくのだろうか。何ともタフな宿命を背負わされたもんだ。何度か見返すべき作品として、とんでもない大作であることは間違いない。それでも当時は全く話題にならなかった。クリストファー・ノーランやリドリー・スコットだったら違ったんでしょう、宣伝効果が違うから。ちょうどその年のクリストファーはインタステラーだったか。そんな訳で陰に隠れた秀作になってしまったが、一度見たら見る側も無限ループの世界へ導かれてしまう。とんでもない作品でした。 【ちゃか】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-09-02 11:50:47) (良:3票) |
2.引き込まれます、そして引きずります、すごい映画としか言えませんね。
50年代にかかれた原作「輪廻の蛇」は60年代ー90年代の「未来」の話を描いているんですね、でも、これは完全にいまからみてすごくよくできていて、身震いしてしまいます難しいでも!面白い。
インセプションが好きな人にはこれ、はまるんじゃないでしょうか。クリストファー・ノーランならもっと大がかりな映画に仕上げていたのかもしれませんがこのこじんまり感もたまりません。脚本・監督・音楽などを手掛けた一卵性双生児の兄弟はとんでもない天才なんでしょうね。
あ、あと個人的にジョンが時々ディカプリオに見えます(^_^) 【HRM36】さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-04-22 16:50:27) (良:2票) |
1.観終わった後、この映画のプロットを思い出して、その理屈というか筋を最後まで考え抜くこと。それができるかどうかでこの映画の評価は変わってくるんじゃないかと。僕はそれをだいぶ早い段階で放棄しちゃいました。てへっ。でも、楽しかった。二人の人物が結構な時間を掛けて会話をするシーンがあるんですが、そこだけでめちゃくちゃ引き込まれましたね。洒落たダイアローグに卓越した演技力。カメラワークもさりげなく良い感じ。後にカルト映画になるかも。 【Y-300】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-03-17 03:41:18) (良:1票) |