18.優しい雰囲気の映画ですね。決定的なカタルシスを何ひとつ起こさないままラストまで惹き込むというのは、作り手にとって極めて難しいことのはずですが、この作品はそれを見事に実現しています。 【K】さん 7点(2004-04-26 01:34:39) (良:1票) |
17.高齢化社会、自分もいずれ年老いていく、、、。この映画を見ていていろいろ考えました。でもただ深刻なだけでなくとても暖かい素敵な映画でした。ひしひし、ほんわか、じわじわきますね。 【カルーア】さん 7点(2004-04-07 21:06:46) |
16.主演の二人の性格は、両者とも良いところも悪いところもあり、人間臭くて良い。ラストシーンで、二人の食事シーンに車の去っていくシーンを重ねているのが効果的。寡黙なイメージだったモーガンフリーマンが陽気な役を演じているのに驚き。メイドのおばさんの葬式で熱唱してる女性、力が入りすぎで、悲しい場面なのに微笑。 【プミポン】さん 7点(2004-04-05 01:05:15) (笑:1票) |
15.女版ジャックニコルソン?wとりあえず会話のテンポがよくてたのしめる。所々出てくる差別問題が心に痛い。いいですね。 【とま】さん 7点(2004-03-08 03:28:54) |
14.淡々として、なんと慎ましやかな映画だろ。老いという逃れられない現実が、デイジーとホークの心の交流を通じて終始優しいタッチで描かれている。特に最後のシーンでは、ささやかな感動に包まれ思わず涙がこぼれてきた。お年寄りと向き合う姿勢について、素晴らしい説得力を持った映画だ。ジェシカ・タンディとモーガン・フリーマンの歳を重ねていく演技もさすがの一言。 【やすたろ】さん 7点(2004-03-01 01:29:56) |
《改行表示》 13.何となく「ありがちなヒューマンドラマなんだろうな」と思ってしまって、今まで敬遠していて損した。とにかく「上手いなぁ~」という感想。主演の二人の演技はもちろんだが、細かい設定や小道具などの使い方が秀逸。ユダヤ人も黒人もWASPから見れば差別される側だが、経済的・社会的立場は大きく違う。警官に職質されるシーンは象徴的で、二人の関係はアメリカ社会における二つの人種の立場そのもの。その二人が、クルマというアメリカの成長と発展の象徴に一緒に乗り込んで、時代の変遷を見ながら走っていく(老いていく)という趣向が見事。黒人運転手は文盲だけれど、雇い主との賃上げ交渉ではしたたかだったりと、細かいリアリティの描き込みもしっかりしていて安心できる。100分という時間も丁度いい。 【おまけ】麻雀するシーンではクリスティーの小説を思い出すなぁ。 【眠い悪魔】さん 7点(2004-02-22 20:27:18) |
12.頑固なおばあちゃんのデイジーがかわいかったです。自分がホークの立場には立ちたくないけど・・。雇い主と運転手の関係から友達になっていくのが良かったです。心温まる作品でした。 【ジョナサン★】さん 7点(2004-02-20 22:25:23) |
11.25年間の友情を描写するにはちょっとカケアシな感じは否めない。最後の「人生とはそんなもんでしょう?」のセリフが心に残る。私の祖母も元教師で厳しく頑固だったが、90過ぎてから晩年の頃は多少穏やかになったのを思い出した。 |
10.ほのぼのゆったり単調なのに、当時の人種差別問題や老人問題を取り入れてそこら辺も観客に考えさせている、そしてまた小春日和にピクニックにでも行っているかのような気分にさせる。これは言わば単にのほほんと見れる映画の域を超えています。キャストが素敵な方ばかりでした。特にモーガン・フリーマンが演じるホークの優しい人柄にほっとさせられました。 【未歩】さん 7点(2004-02-05 22:09:10) |
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9.母さんがジェシカ・タンディ大好きで半ば無理矢理BSで見させられ、結果2人でホロリ。いい映画でした。彼女が「you are」(友達よ)って言うシーンがぐっときた。ホロリ。しかしモーガン相変わらず年齢不詳。何時観ても同じ年齢にみえる。 追記・終盤ネグリジェのジェシカを見ていて誰かに似てるな…と思いつつ観終わり、今さっき思い出した。ガイピアースの方のタイムマシンに出てくる地底の白い偉い人にそっくり。このスッキリ感をどうしても書きたかったのでくだらなく追記。母さんには言えん。 【らいぜん】さん 7点(2004-02-05 22:01:50) |
8.長く静かで退屈な映画ではありましたが、ラストには思わず涙・・ (いつまでも友達ね?)こんな関係いいですよんね。ジェシカ・タンディでしたか?彼女は、また私のお気に入りの映画にも出ていました。(白い犬とワルツを)これは、アメリカでは、TV映画だったらしく、日本でも邦画として上映されました。どこにでもいる気丈な嫌味なしっかりしすぎるおばさん・・この、どこにでもいるリアルさって、映画の中での演技ではうまい人じゃないと自然にできません。あと、大好きな、運転手役の、モーガン・フリーマン。この二人の演技だけで引っ張った名作。 【アルメイダ】さん 7点(2003-12-07 12:34:37) |
7.話も地味で淡々と進んでいくんだが、それがかえって分かりやすくよく感じた。 【guijiu】さん 7点(2003-12-07 07:43:16) |
6.アカデミー賞取ったのも納得できます。寂しい老婆と中年男の関係はよく描かれていると思いました。でもなぜだか私は、不機嫌な赤いバラの方が好きなんです。 【もちもちば】さん 7点(2003-08-21 22:27:12) |
5.出だしから中盤にかけての展開は、「ベタ」であるけれど、中ごろから最後にかけての展開はうまい。痴呆、人種差別といったテーマを題材にすると、とかくありがちな「行き過ぎた演出」をしがちだが、本作は必要以上に多くを見せず、淡々と描いたのが良かった。淡白すぎるくらいだが、であるからこそ、むしろ胸に来るものがある。あとは何といってもキャストの演技力の素晴らしさだろう。M・フリーマンは朴訥としながら芯の強さを表現し、カクシャクとしたオールド・レディを演じたJ・タンディの気品溢れる雰囲気は「英国淑女」の面目躍如だと思わせた。2人の演技が本作の魅力を大半を担ったと言っても過言ではない。 【給食係】さん 7点(2003-05-15 23:55:58) |
4.ジェシカ・タンディ演じる老婆、彼女を支えるモーガン・フリーマン演じる黒人運転手の変わり方が短いながらもよく描かれている。老後の理想を描いた作品かな。 【いかりや800】さん 7点(2003-02-27 10:42:05) |
3.こういう静かな世界もいいなぁと感じてしまう僕は、現代病でしょうか。病めるアメリカの文化は、こういうドラマも巻き起こす。人間、みな平等だよね。 【小僧】さん 7点(2003-02-05 03:34:00) |
2.こんな粋なタイトルつけられる人の感性にまず尊敬。出演者もナイスセレクト。淡々としているようで重みがあるストーリー。衝撃的というわけではないけれど心に残る一本。個人的に、あの時代のアメ車も好きです。 【代打、八木!!】さん 7点(2003-01-23 11:10:31) |
1.この年アカデミー賞にノミネートされた映画5作品はどれも地味だったと思うけど、その中でももっとも地味な印象のする作品だったし、もっとも短い作品だった。サービス性が無く物足りなさもあるが、名演が光る良い作品でもあった。 |