《改行表示》 5.《ネタバレ》 米国と日本で評価に差がある本作。公開当初から気になっていたので鑑賞。 まず、アン・ハサウェイの存在感は抜群。表情豊かで、社長役も違和感ない魅せ方。 そして、シニアインターンという設定が面白い。「老齢の紳士がナウい職場に勤めると、どんな化学反応が起こるか?」という期待で映画前半はワクワクさせられる。 ビルは、社長ジュールスを仕事面でもプライベートでも支える存在で、生きてきた長い人生に裏打ちされた温かい言葉と温かい表情が魅力的だった。まさに、この映画のテーマである "Experience never gets old." を反映したものだと感心した。 やや落胆したのは後半。前半とはトーンが違う家宅侵入で熱が冷めたうえ、夫とのリスタートの描写が薄っぺらく、勿体なさを感じた。 【カジノ愛】さん [インターネット(字幕)] 6点(2017-02-21 01:50:32) (良:1票) |
《改行表示》 4.まず、こういう老人になれたら本望と思った。 デ・ニーロ演じるベンにとっては若い世代の苦悩や想いが手に取るようにわかるんだろうな だから適切なアドバイスができる。 そういうベンは誠実に謙虚に生きてきたから、高齢になってもまわりから好かれる、必要とされる。 アン・ハサウェイは適役だし、デ・ニーロはやっぱり名優です。マフィア、サイコパスをやれば 笑っただけで怖い人、普通の善人役で笑えば愛嬌ある老人になる。 他の脇役もそれぞれキャラがちゃんと描きこまれていてホンワカ気分で最初から最後まで観られました。 ハートフルコメディです。 うーん、そうだなあ同じ監督の作品なら、本作の細部は「今」だけど ダイアン・キートンの「赤ちゃんはトップレディがお好き」を思い出しました 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-12-13 12:39:10) (良:1票) |
3.人生のサプリメント。ファッションサイトを経営する会社のCEO、ジュールズ。その会社にシニアインターンとして、70歳のベンが入社することになり...。「歳下の上司」と「歳上の部下」の友情が様々な問題点を好転させていく物語。起こっている問題は、身近にいる者たちの身近で深刻な問題だ。恋人のこと、夫婦のこと、子供のこと、将来のこと、そしてジュールズにとっては経営のことも。観客にとっても身近な悩みが描かれてゆく。これらの諸問題を解決してゆくキーマンは、もちろん70歳のインターン、ベン。頭が良く、嫌みが無く、非常にチャーミングだ。ベンは短い言葉で的確に助言を行ない、その言葉には説得力がある。しかも説教臭くない。会社の経営で忙しく家族を大事に出来ないジュールズは、ベンによって変わって行く。夫婦や家族にとっての大きな困難も起きるが、最後はハッピーエンドに。ジュールズが苦難を乗り越えて行くとともに、観客自身へも人生に役立つ何らかのヒントをくれる。何も考えなければ、そんな優良な映画なのだが...。不満点も結構あったりして。ネット業界のような最先端で活躍しているような企業が、なぜ雇用後の職種も未定の者を雇うのかが不明。ネットの専門分野で活躍していたベテランを雇うなら分かるが、初歩的な技能も持たない社員を中途採用するなんて、まかり間違えばお荷物社員の誕生だ。ぼーっとしてるだけで良い社員を雇うほど余裕がある会社ならジュールズが経営で悩む必要もないよなぁ...。サラリーマンやってる身としては甚だ疑問だ。また、親しくなり始めたジュールズとベンの関係性も無理がある。まさに公私混同で、お互いの家に招かれたにしても不用意に出入りする。アメリカ企業の実情を知らないのだが、こんな感じの上下関係の会社が多いのかなぁ...。あと、自分で会社を立ち上げて成功させてきた強いアメリカ人の女性なら、旦那と不和になったら裁判・離婚だろうに。最近はそんな感じなのか?まあでも、最後は観客も含めみんな幸せになれる物語は好き。何も考えずに観るが吉の映画ってことで。 【しぇんみん】さん [DVD(吹替)] 6点(2016-11-06 17:07:14) (良:1票) |
《改行表示》 2.《ネタバレ》 年齢を問わないインターンシップは日本ではほとんど馴染がないシステムですが、これからのシニア世代・少子高齢化時代においては至極自然な流れだと思われます。それぞれの年代においてのその人の価値を見出す良いきっかけになりそうなので、日本でも導入したほうが良さそうですね。(正直、今の日本の見習い制度は人口が少ない現代においてはほぼ成り立っていないようですし、実際問題、見習いと称して新人を悪しき色に染めてしまうことには何のメリットも無いのは明白です) 映画は非常に良かった。しかし普通の日常を淡々と描いただけで、ドラマ性や起伏が少ない地味なストーリーだったのもまた事実。最も盛り上がるのが侵入大作戦とベッドでのワンシーンという。。地味なのにそれなりに良かったと感じたのはやはり良い映画の証なのか?少し悩ましくて評価がとても難しい映画だったというのが率直な感想です。 他の皆さんも書いてらっしゃるように、ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイの演技がとても素晴らしい。彼ら二人のおかげで普通の日常が特別なもののように感じられる仕上がりになっています。ベッドで語らうシーンは最高でした。そして続くデ・ニーロがTVを見て泣いていたシーンも素晴らしい。なぜ泣いていたのかの説明はありませんが、何となく理解できる非常に良いシーンだったと感じます。 フルプライスで映画館で見るべきか?と聞かれると少し疑問が残りますが、まあ、とにかく無難に良い映画でした。ハンカチのウンチクも素晴らしいし、時間があるなら是非一度お試しください!(でも点数的には微妙、海外ドラマだったら他にいくらでも面白い作品はありますからね。。) 【アラジン2014】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-04-19 14:19:23) (良:1票) |
1.イクメンって、やっぱ浮気するんやなー。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-03-10 22:38:26) (笑:1票) |