6.政府の対応にスポットが当たる構成に、冒頭こそ引き込まれたものの それが延々と繰り返される展開に、中盤からは飽きもあり眠気MAX、 さらに石原さとみが演じる米国大統領特使の、 「日本語ペラペラなのにネイティブアピールで英語を挟んでくる」 安っぽいキャラクターが追い討ちをかけまたまたゲンナリ。 最後の方はウルトラマンでも出てきて早く退治してくれないかなあ、と投げやりに観てました。 【勾玉】さん [映画館(邦画)] 5点(2016-11-08 18:28:18) (良:3票)(笑:2票) |
5.《ネタバレ》 ものスゲー退屈だった! ドキュメンタリータッチで会議を重ねる閣僚とその関係者たちを描き、リアリティを出そうとしたのかもしれないが、つまんねえ早口の会話が続き、汚ねえオッサンたちのアップが何億回も映し出されてウンザリ。 しかも肝心のゴジラが少ししか出てこないのも嫌だ(でもイデオンや巨神兵みたいな攻撃は良かった)。 ネットでやたら評判がいいのは、日本中の特オタたちがみんなでグルになって俺をだまそうとしていたんじゃないか? と重度の被害妄想になったよ! 【ガブ:ポッシブル】さん [映画館(邦画)] 5点(2016-08-02 06:46:07) (良:4票) |
4.《ネタバレ》 完全体の方のゴジラの造形は凄かったです。迫力満点。 幼態の方は、気持ち悪いだけだし必要なかったと思います。 ゴジラが東京を破壊するシーンは、「巨神兵東京に現る」を彷彿とさせ恐ろしかったです。 でも巨神兵のときは、人間は成す術もなく世界は滅びちゃうから絶望しかなかったけど、 こっちは一応生物だし一体だし、人間の英知で何とかするんだろうと希望をもって見れました。
良かったのは以上です。 あとは、想定外の危機に見舞われたときの政府の対応はこんななんだよ、というのを延々と見せられて、 出演者が多いので顔見せないといけないからとカット割と顔アップが多くて、 スピード感と緊張感を出したかったのか早口で喋らせて、それらがダラダラと続くので逆に単調になって退屈でした。
ゴジラが何故上陸してどこへ行こうとしていたのかも触れないまま。 第いくつめかの使徒をゴジラ型にして作ってみたのでしょうか。
結論として、ゴジラの造形は凄いけど映画として面白くなかったです。 【nanapino】さん [映画館(邦画)] 5点(2016-08-21 18:08:23) (良:3票) |
3.《ネタバレ》 昔から庶民の視点で描かれた怪獣映画が好きで、政治家や役人や自衛官や専門家が右往左往するようなのは好きじゃないのですが、コレがそうだからと言って悪く言うつもりはありません。 ゴジラがむしろアチラのモンスター風になっちゃった、ってのも、CGが期待したほどではなくて舟だの車だの列車だのが重量感もなくパタパタ舞ってるなんてのも、まあ些細な事。人物シーンのライティングはもう少しどうにかなんなかったのか?とは思いますが。
私がひっかかって仕方ないのはゴジラを「戦後日本の亡霊」として登場させた部分で。
空回りする会議と会話を繰り広げるばかりで決断力と実行力が欠ける連中には途中で退場願って、異端であろうが傍流であろうがゴジラの暴走を止めるという共通の目的を果たすためにプロフェッショナルがその仕事を果たす、って点は良いと思います。ですが、それがいつまでも変わらない「戦後」に対する呪詛を基にしているようで、それは前向きと言えるのかどうか。 終戦直前から現代に至るまでの(原爆投下から東日本大震災による被害と、福島第一原発のメルトダウンによる被害と)この国家を襲った災厄に対して、それでも「頑張ろう日本」と言いたい映画、でも安保やら核やら、終戦から今の日本に変わらぬ重圧を与え続けている「戦後」に恨み節のひとつもヒネリたい、みたいな映画で。 両監督と同世代なので判らないではないんですよ、団塊に蹂躙された後の世界を生きてきた世代な訳ですし(笑) だけど、映画に漂う旧『日本沈没』と旧『日本のいちばん長い日』の影響が、まるでそこに留まる事に対する自虐的な言い訳のようにも思えて。 ナショナリズムをシニカルに捉えつつ(でも実際にそこに陥っているような感想がネット上に大量に見られるという)、それが自嘲、自虐の域から出ていない、その先の示すべき道を語ってくれていない気がするんですよね。まるで「仕方ないけど頑張ろう」みたいな。
怪獣映画における不可侵領域である皇居に言及しない今作には、もちろんそうする事の意味があるのでしょうが(東京駅と皇居はさほど遠くないのであの作戦をあの場所で展開するというのは国家的にかなり問題な訳で、即ちこの作品世界に皇居は存在しない)東京の中心に鎮座する事となるゴジラにそれが象徴されちゃってるとすれば、それはそれで、ねぇ。
個人的にポイントが高い点はご贔屓、市川実日子嬢がひたすらヘンなキャラだった石原さとみ嬢よりよっぽど良い扱いだったところ。彼女目的に見に行ったと言っても過言じゃないです。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 5点(2016-08-02 17:13:17) (良:3票) |
2.これからどうなるんだろという期待感は膨らむのだが、ヤシオリ作戦が始まるまでは盛り上がれず消化不良だった。 出演者みな早口なので大体のニュアンスは分かるが語尾が聞き取れず、モヤモヤしてしょうがない。 前評判が良かったので、期待しすぎたのかもしれない。 【miso】さん [地上波(邦画)] 5点(2017-11-13 02:58:09) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 現代日本に本当に未知の大怪獣が現れたら政府はどうするのか まるでシミュレーションのような序盤の構成が無理なく映画に集中させてくれる 大怪獣であるゴジラの魅力を引き出すのにはソレが一番だ なにももう一体あり得ないような生物を登場させて戦わせる必要はそもそもない 政府対ゴジラ…ニッポン対ゴジラのコピーが指し示すその構図はありがちかとは思ったが 今までは意外と市井の人か、マスコミ、研究者などが主人公だったことを考えると 自然なカタチにようやく成ったともいえる (軍人が主役にならないのは自衛隊という組織の微妙な立場を慮ってだろう)
ゴジラの設定をかなりアレンジしたことで ゴジラとはこういうものだと知っている我々の予想を逆手にとって 退屈させないつくりになっていた そういうアプローチもあるのかなるほど 意外にも設定アレンジにガッカリしない 庵野さんが監督だから、そういう目になった これはシン・ゴジラだからいいんだよとなった
一部コメディーリリーフのようなポイントに立つ人物がいて (構成上の、であってその人は設定上ギャグのつもりはないはずが) 失笑を買うタイプが本当にネタでいってるように見えたのが残念 その都度、まさに劇を見させられている感覚に陥り、ムードが台無しになることがあった 引っかかることを自然の内に見せる演技力が不足してますね
主要人物にもっと事態に対する緊迫感が欲しい 会議室/作戦室の中にいる面々にそれを望むのはフィクションに過ぎるかもしれないし、 努めて冷静にふるまってるのだろうということはわかる だが、語気を荒げて緊迫感を煽るベタなノリこそ、この映画には足りない やっているかもしれないが、あまり伝わってこなかった 発狂するかのように怒鳴って凍りつかせる”監督のいつもの”演出をして欲しいわけではない 普段は温度低めで、ハイテンションポイントを絞って効果を挙げるやりかたは怪獣映画とは合わないので。 怪獣映画はしょっちゅうドキドキしているほうが良い 画面で起こっている凄い出来事に比例する熱さをキャスト(とりわけ主要人物)に求めたい なぜ全員セリフ棒読みなのか?演技の向上を強く望む
しかし今日日、劇映画で一部であろうがドキドキできただけでもたいしたものだと思ってる自分もある キャストは淡々として見えてても、こちらが緊張していることでできた結果の温度差ならいいじゃないかと 惰性のように続いたゴジラのシリーズとは一線を画しているし 特撮愛好者が作った超豪華なファンムービーという匂いが 鉄板の商用映画とは良くも悪くも異なる印象を放ってもの珍しかったといえる 【うまシネマ】さん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2017-04-22 05:41:43) (良:1票) |