7.《ネタバレ》 痛い、グロい、不衛生、寒い、話は単純。父親が殺された息子の仇を討つ、それだけ。その割に時間長杉。デカプリオと息子が親子に見えないのが致命的。普通あのケガであの気温の中消毒もせずにいったん土に埋められ折れた足首はろくに添え木もせずにほったらかしでおまけに真冬の川に投げ出されて30分ぐらい流されあの状況だと人間は100%死ぬ。って知り合いの医大生が言ってた。 【S.H.A.D.O.】さん [ブルーレイ(吹替)] 0点(2017-01-08 23:31:22) (笑:2票) |
6.《ネタバレ》 映像は綺麗ですが 死にかけのおっさんを見続けるだけの映画 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 5点(2020-04-15 11:59:10) (笑:1票) |
5.《ネタバレ》 映像が綺麗で、BGMも過不足なくて、観ているときは本当にエキサイトしましたが、後から振り返るとマジでプロットが無さすぎるなと。自然の荘厳さを描くBGMはもののけ姫に近いものがあり、アメリカ映画らしからぬミニマルな良さがあった。 【なす】さん [インターネット(字幕)] 7点(2019-12-23 00:01:47) (良:1票) |
4.始まってすぐクマに殺されて終わるかとおもた。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-08-27 10:44:58) (笑:1票) |
3.技術力が高い映画でした。撮影のすごさと編集の見事さには目を魅かれます。ただ、物語に面白味がないのが、弱点です。ディカプリオの演技は、すごいとか、素晴らしいというより、努力賞、頑張ったで賞という感じ。どうせオスカーあげるなら、別の映画であげた方が良かったと思いました。ヨーロッパからアメリカにわたってきたイギリス人、フランス人、それと原住民のネイティブアメリカンの関係がわかっていないと、物語を理解するのが大変そう。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 6点(2016-05-13 23:49:21) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 全ての行動が「生きる」ということへの執着に溢れていた。それは食べる事、水を飲む事、移動すること、寝る事、生きる残るために人を殺す事、息をする事。 これほど生々しく、そして痛々しく、生を描いた作品は今まで観たことはない。 そして、ショットを多彩に駆使しながら、自然と人間との相関関係を客観的に捉え続ける視点。 瀕死状態のグラスを徹底的にローアングルのクローズアップ(観にくく、窮屈な印象)で映し続け、自然と折り合いをつけながら、生きていくようになるにつれ、カメラアングルは引いていき、観やすく開放的な印象に変わっていく。 そして時折、全てを俯瞰して捉えた視点が挟まれる。 カメラ自体が、生きているようだった。カメラの視点が人間に対する、自然の距離感を表し、それは超越的な神の視点のようにも感じる。 台詞が少ない中で、映像、音楽、効果音で物語を魅せる凄さ。 寒さや飢え、痛み、孤独を画面の中から感じる事で、本当の意味での体感型映画を体験することができた。 【ちゃじじ】さん [映画館(字幕)] 8点(2016-04-29 02:53:53) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 何と言ってもレオが悲願の受賞を達成したことが一番に耳に入るが、同時に監督・撮影賞受賞のお墨付きどおり、熱のこもった力作に仕上がっている。
その出来栄えたるや、どの場面を切り取っても圧巻。長回しと視覚効果の融合が激しい臨場感を醸成する一方で、自然光の生む映像美が野蛮さと過酷さの中によく映える。雪原でバイソンを喰う先住民と遭遇するシーンなど、あまりの美しさにおしっこ漏らすかと思ったほどである。 かなりチャレンジングな制作内容だが、制作努力だけでなくしっかりモノにできているからこそ評価したい。
レオの演技もやはり大きな見どころで、ヒューの復讐劇を体現する様は壮絶。受賞を逃し続けたレオだが、逆に言えばいつもオスカーを狙うパフォーマンスを見せる名優だ。ベジタリアンなのに生肉を貪ったり、骨折するまで殴り合ったりの演技はもちろんすごい。しかし本作の言葉で表現すると「神」に出会う瞬間だろうか。そういったシーンでは、心情を表す表情の演技が印象に残った。 過酷な撮影を耐え抜き、素晴らしい演技でオスカーを受賞したレオには素直に拍手である。
惜しい点としては、やはり賞取り映画に寄りすぎていて如何せん一般の客層には向かないところか。 監督の個性ではあるが、バードマンの時のようなユーモアが封印されたため、結果的に更に間口が狭くなり、長尺の暗い感触に仕上がっている。
かといってダラダラと長尺を消化していくわけでもない。美しい映像と過酷なサバイバルの途中にはなかなか興味深い描写もある。 この映画では色々な人物が「神」に遭遇する。これはヒューが一度死んで蘇ったという伝説にキリストをイメージして、映画的なメタファーを込めたものだろう。
ヒューはバイソンの群れと遭遇し、フィッツジェラルドは親父がリスを食べて生き延びたと話す。開拓民に破壊された集落で先住民はブリジャーから食料を得た。ポワカは突如現れたレヴェナントにより部隊に合流し、ヒューは自らを神と思えと怒鳴った男と対峙、ポワカ達はフィッツジェラルドを裁き、レヴェナントを生かした。 映画ではヒューの生死があいまいに描かれたことによって、ブリジャーの顛末もあえて宙ぶらりんになっている。フィッツジェラルドの言葉では、神は与えそして奪う(ヒューに施しを与えた先住民は開拓民に奪われてしまった)。ブリジャーに対して神がどのような運命を与えるのか。予想してみると面白い。 (ちなみにブリジャーは史実では生き延びていて、開拓時代ではわりと有名な人物です。よかったね。) 【サムサッカー・サム】さん [映画館(字幕)] 9点(2016-04-26 18:00:16) (良:1票) |