7.ディカプリオの主演男優賞、おめでとうございます。 マルチで器用な役者を証明しました。 大自然の過酷さと映像美に圧倒されるが、復讐に燃えるディカプリオの迫真の演技が負けていない。 極限のサバイバルで生き様を見る。こういう映画は好き。 |
6.アレハンド・ロゴンサレス・イニャリトゥ監督作品という事で期待に違わぬ出来。領地深く侵入し、自然を荒らし、恵みを収奪する毛皮猟の白人たち、それに対してインディアン戦士達の果敢な攻撃。マスケットは先込めの単発で、一旦発砲すると、後は接近戦のこん棒として使うしかない描写が何とも興味深い。
森での戦闘シーンの臨場感と迫力に驚愕。弓から放たれた矢の飛翔が鮮明に撮られおり、それが人体を貫く恐怖と迫真。この監督の他作品を観ても、特に超広角レンズカメラの有効性を熟知し、使用法が巧みである。たぶん部分的にはCG映像も少し使われたような印象だが、その殆どが現実を反映した作品作りが成されているのが判る。
主演俳優をはじめ、撮影に係る全員が超低温の厳しい実際の自然界で、危険の伴うシナリオを実践するわけだが、凍てつく水に浸り極限状態に晒された時の生体反応としの震えが窺え、演技の技巧を超えている感じ。多分そうした事も手伝い、ディカプリオ悲願の受賞に繋がったのかも。 【DADA】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2017-01-01 21:36:06) |
5.始まってすぐクマに殺されて終わるかとおもた。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-08-27 10:44:58) (笑:1票) |
4.映画もののけ姫のキャッチコピーである『生きろ』が当てはまる映画であると思った。
圧倒的なスケールでの映像。 他のレビューでも書かれいているが 前作同様 決してストリーベースな映画ではない。 物語そのものは至極普通なものであった。
しかし飛び抜けた映像的魅力がある。 特に最初のネイティブ・インディアンとの闘いは壮大的。 嘘偽りなく感動の涙が頬を伝った。 この10分間のためだけにも 映画館に足を運ぶ価値はあると思う。
一つ気になったのは、実話に基づいてる割にはかなり御都合主義が目立ったこと。 途中からは一種のファンタジー映画だと思うようにした。 【鈴木】さん [映画館(字幕)] 8点(2016-05-21 01:43:32) |
3.2時間半という長い映画にも関わらず、物語自体は非常にシンプルで単純な作品。 話自体はやろうと思えば、30分位まで縮められそうなほど。
しかし、とにかく映像美とドギツイ描写、やり過ぎなまでの極限状態の演技で 2時間半という長時間を飽きさせずに圧倒してくる映画でした。
ただ、あくまでストーリーよりも映像美が凄い映画なので、映画館の大きなスクリーンではなく 家のTV画面で見た場合は、恐らく退屈に感じてしまうなとは思いました。
なので、興味が有るのなら、是非映画館で見るのをオススメします。 【ポトフ】さん [映画館(字幕)] 8点(2016-05-20 23:58:03) |
2.主人公の生に対する執着。生きようとする意志の力。そういう部分が全編に渡って繰り広げられていた。 何度死ぬと思った事だろうか。大抵の映画ならどうせ主人公は死なないと思ってタカをくくって観るが、この映画は全く油断できなかった。いつ死ぬかいつ死ぬか。そればかり考えてしまうほど。 実生活で、山にサバイバルに行くという事はまずないだろうが、もしもの時の為に観ておいて損はない映画。 突然クマに襲われたら・・・川に流されたら・・・原住民が襲ってきたら・・・凍死しかけたら・・・。もしかしたら今後、この映画を観ていたおかげで助かったという人も出てくるかもしれない。生きるための術が満載のサバイバル映画としては傑作なのではないだろうか。 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 8点(2016-04-28 01:36:08) |
1.映画の大半はベア・グリルスをも凌ぐサバイバル劇なのだが、映像の美しさはもちろん、ディカプリオのさすがの存在感で飽きることなく楽しめた。復讐、生きること、父子の絆など、観る人によって主題の感じ方は違うかもしれない。映画史に残る傑作ではないが、ディカプリオの代表作として記憶されるに値する映画です。 【カワウソの聞耳】さん [映画館(字幕)] 8点(2016-04-23 13:24:39) |