グッドナイト・マミー(2014)の投票された口コミです。

グッドナイト・マミー(2014)

[グッドナイトマミー]
Goodnight Mommy
(Ich seh ich seh)
2014年オーストリア上映時間:99分
平均点:6.13 / 10(Review 15人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-01-12)
ホラーサスペンス
新規登録(2016-02-22)【8bit】さん
タイトル情報更新(2022-12-22)【イニシャルK】さん
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監督ヴェロニカ・フランツ
根谷美智子(日本語吹き替え版)
恒松あゆみ(日本語吹き替え版)
脚本ヴェロニカ・フランツ
製作ウルリヒ・ザイドル〔監督〕
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【口コミ・感想】

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2.《ネタバレ》 沼に浮かぶ空気マットからルーカスの名を呼ぶエリアスの心情を思うと可哀想でならない。この映画の全てが、エリアスの主観が観ている内的世界と現実が交差した虚実混じりの世界であり、常に一緒に行動する仲の良い双子の兄弟は、強い共依存関係にあったのだろう。顔を包帯で覆い隠して病院から帰った母親に不信感を募らせるのは、母親がエリアスから父親の存在を消し去ったという、負の感情が払拭しきれていない事の表れ。  共同墓地から拾ってきて、レオと名付けた猫の死にも、母親が関与しているのではないかと疑念というより確信を抱いている様子から、母親不信と憎悪は素顔が覆い隠された事で更に疎通遮断の思いに駆られ、疎外感を募らせ、憎しみが増大したのだろう。何よりルーカスを失ったという喪失感のダメージは甚大で、現実逃避で精神が破綻するのを回避したのだろうが、既にエリアスは心に損傷を受け、深く病んでいたのだ。母親の寝顔にゴキブリを這わせ、切り裂いた母親の腹部から這い出てくる虫の幻覚シーンを観るにつけ、彼の病は重篤。惨劇に至った責任の所在は冷淡な母親にあるのは間違いなく、内向的で繊細なエリアスに、フリは出来ないと諌めるのではなく、優しくケアすべきだった。  大きな白黒写真パネルの中のピンボケな女性の全身像や、ワイヤーのトルソーマネキンにしても、実体のない曖昧で空疎なものを象徴しているし、捉えきれない人の在り様を示してもいる。湖面に沸き起こる不穏な波のざわめきは、ルーカスの死を暗示するイメージなのか、この映画の、こうした名状し難いシュールな映像感覚は惹かれるものがある。無人の町の通りを、何事かを叫びながら独り歩く男の姿も、時々映し出される月夜の映像同様、不思議感覚に満ちている。
DADAさん [インターネット(字幕)] 7点(2017-04-09 00:09:31)(良:1票)
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1.すっかり騙されました、はい。  トウモロコシ畑での追いかけっこで消えたり、食事が1人分だったり、自宅が売りに出されていたりと、 ちらほらと伏線は随所に張られていたんですがね... 母親の動機や正体ばかり気になってしまい変な先入観を持ってしまったからかな? 製作者側のミスリードにまんまとハマったわけですが、中々こりゃ憎い演出だね。  子役も可愛く、舞台となる別荘?自宅?もスタイリッシュでオシャレな雰囲気だし、 周辺の広大なトウモロコシ畑や深く漆黒のような冷たさを感じる森、そこに佇む一軒家の静寂な様相が美しい。 観終わった後、繰り返し2回目を観たくなりましたが、 ラストのママのセリフで萎えてしまい、神経がさらに衰弱しそうだったので、またの機会。 ハリウッドと違って、欧州のこの手の作品ってのは独特で新鮮味がありますね。
シネマブルクさん [DVD(字幕)] 7点(2016-04-17 08:01:11)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 6.13点
000.00%
100.00%
200.00%
316.67%
400.00%
5320.00%
6426.67%
7640.00%
816.67%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 0.00点 Review1人
4 音楽評価 4.00点 Review1人
5 感泣評価 3.00点 Review1人

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