鬼談百景の投票された口コミです。

鬼談百景

[キダンヒャッケイ]
2015年上映時間:100分
平均点:6.11 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-01-23)
公開終了日(2016-01-23)
ホラーオムニバス小説の映画化ネットもの
新規登録(2016-07-16)【かっぱ堰】さん
タイトル情報更新(2024-05-14)【イニシャルK】さん
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監督中村義洋「追い越し」
白石晃士「密閉」
安里麻里「影男」&「尾けてくる」
大畑創「一緒に見ていた」&「赤い女」
内藤瑛亮「どろぼう」&「続きをしよう」
鈴木謙一(ナレーション監修)
キャスト岡山天音(男優)「追い越し」
藤本泉(女優)「追い越し」
吉倉あおい(女優)「追い越し」
森崎ウィン(男優)「追い越し」
長井短(女優)「追い越し」
三浦透子(女優)「密閉」
根岸季衣(女優)「影男」
山田キヌヲ(女優)「影男」
久保田紗友(女優)「尾けてくる」
田村泰二郎(男優)「尾けてくる」
高田里穂(女優)「赤い女」
加弥乃(女優)「赤い女」
比嘉梨乃(女優)「赤い女」
萩原みのり(女優)「どろぼう」
小橋めぐみ(女優)「どろぼう」
屋敷紘子(女優)「一緒に見ていた」&「赤い女」
竹内結子ナレーション
原作小野不由美「鬼談百景」(角川文庫刊)
脚本鈴木謙一「追い越し」
白石晃士「密閉」
安里麻里「影男」&「尾けてくる」
大畑創「一緒に見ていた」&「赤い女」
内藤瑛亮「どろぼう」&「続きをしよう」
音楽安川午朗(メインテーマ)
企画KADOKAWA(企画協力)
あらすじ
小野不由美の百物語系の怪談集「鬼談百景」を元に、10話の怪談を6人の監督がメガホンをとって描くオムニバス・ホラー。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【口コミ・感想】

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1
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3.ジャパニーズホラーの王道的作風。10話をコンパクトに集約し、伝統的な怪談話から今風の都市伝説系までバラエティに富んでいて、観る者を飽きさせない良作と思います。

必ずしも10話の全てが秀逸とまでは言えませんし、中には使い古された感のある物語もあったりしてツッコミどころには困らなかったりもしますが、ネット上に溢れんばかりに配信されている同種の動画ではめったに味わえない充実感。個人的には満足の一本でした。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(邦画)] 7点(2024-06-02 11:47:11)(良:1票)
2.《ネタバレ》 10品も入ってるお得なホラー・オムニバス。ただ、思ったよりお化けをハッキリ「見せてゆく」系統の作品が多く、その見せ方も良かったり悪かったりで、粒揃いと言えるレベル、というワケでもなかったかと。どちらかと言うと前半の方が面白いし、怖さも上回る気がする(ただ、一番気に入ったのはラス前の『どろぼう』ですケドね)。


①追い越し:暢気でコミカルな大部分に比べ、肝心の「追い越し」の場面は中々気味の悪い緊迫感がスウッと盛り上がる。チープなラストの描写もそれなりには不気味だし、掴みとしてはOKだろう。

②影男:話の内容は在って無いよーなもんだが、音が単純に結構怖いし、10分近くずーっと緊迫感ある状態が続くので、小品ながら「ホラー観た」感がある。こーいう意味不明なのも短編だとそこそこ悪くないすね。

③尾けてくる:中々奥ゆかしいお化けだし、完全に暗くならないうち、所謂「逢魔が時」に出てくるのも、何故だろうどこか好感が持てるというか。諸々やり過ぎないというのが却って怖い、という良品。

④一緒に見ていた:こっちは割かしアグレッシブなお化け。瞑目させた、と思ったらギロッと目を見開く、というのが中々秀逸でしたね。他はホラー描写としては比較的月並だけど、別に悪くはない。

⑤赤い女:今作、悪霊は見た目の面は抜群だが、惜しむらく(多分)予算が無い所為で襲い方は非常に力技かつチープ、で、結局ちょっとコメディ風に仕上げるしかなかった、という感じかと。結果、見た目のワリにあんまし怖くないという。

⑥空きチャンネル:例えば、スマホだのPCだのからお化けが出てくる、というのはちょっと風情が無いと思ったりするが、ラジオくらいレトロだと今や、まあまあこのお化けセンスが好いな、とも思える。とは言えこの話、クオリティ自体は諸々平凡。

⑦どこの子:件の赤い少女が柱の影から覗いてる最初のシーンのその笑顔には中々悍ましい怖さがあったが、その他の描写はつくりもの感満載で色々とイマイチ。特にラストの特殊メイクとか、意味分からん。

⑧続きをしよう:妖怪ばなしの類だろうが、確かに狐につままれてるかの様な不思議な雰囲気がある。ただ、子供が結構派手に流血してるサマは単純に痛々しい。音も「グシャァッ!」とか心地悪いし。

⑨どろぼう:イイですね~こーいうのが結局一番気味悪いっすよね。陰口を叩く田舎な感じも嫌らしいし、あの奥さんの表情も実に不気味でした。本オムニバスでは一番好きですね。

⑩密閉:ラストはエライ突拍子も無いモンスター系。正直驚かし系なだけで全く怖くないし、意味も分からん。ただ、ラストで「地獄に堕ちろ…」と呟く女の子がほのかにイイ風味を醸してたかと。
Yuki2Invyさん [インターネット(字幕)] 5点(2020-12-18 00:18:48)(良:1票)
1.《ネタバレ》 作家の小野不由美による同名の実話怪談集(全99話)から、10話を選んで映画化したオムニバスである。6人の監督が脚本を含めて担当している。
【追い越し】 原話の不思議さが不足、無駄話が多い。
【影男】 音そのものが神経に響く。異音が付随しているのも嫌な感じ。窓から見えた空も意味不明だが怖い。最初は睡眠時無呼吸症候群かとも思えるがそうともいえなくなって戦慄。
【尾けてくる】 作業着の男がいかにもそれらしい顔。女子高生~女子大生の見開いた目はいいが若干くどい。ラストの街角遠望は好きだ(渋谷二丁目、青山学院近く)。
【一緒に見ていた】 原話にない背景事情を大きく加えた形。一回やっただけというより人格低劣で因果応報。倒れた男子生徒、ぶつかった女子生徒のいた風景がいい。
【赤い女】 女子高生絶叫ホラー。怖いことは怖いが階段をドタバタ駆け上がるのはなぜなのか(笑)。登場人物が高校生にしては変に大人っぽく、加弥乃さんは可愛らしいがヒガリノ(比嘉梨乃)さんはひときわ色気がある。
【空きチャンネル】 普通。特殊効果はやりすぎだが一瞬怖い。
【どこの子】 小学生のくせに妙にエロい。取り残されるシチュエーションは怖いが方言の男には笑わされる。
【続きをしよう】 子役がいい感じ。出演は9人だが顔が見えるのは8人、声がするときに誰の口も動いていない。流血の連続で児童虐待のようだが、走り回る子どもらを見ていると、この監督は本当に子ども好きなのだろうと思った。
【どろぼう】 難解で意味深。果実の隠喩と時間の経過、スカートの下にジャージをはいていないなど。何にせよ流産監督らしいテーマと思われる。女子高生が美形なのはいいとして、子沢山の母親がこういう顔だとは原作からは想像していなかった。
【密閉】 原話の投稿者が隠していた真相はこれだ、という感じの話。主演女優の顔が好きだ。

第1話を除く各話が「こんな手紙が届いた」で始まるのは、夏目漱石「夢十夜」の趣向に倣ったものと思われる。基本的には全て原話の筋立てに沿っているが、映画的なイメージを膨らませたり独自の解釈を施したものもあり、必ずしも実話とはいえないものが多いと思われる。しかし本物の怖さを出したもののほか怖がりながら笑えるもの、ストーリーとして面白いなど多様であり、映像的にもいい出来のように見える。これまで見たオムニバスホラーの中では最も良質だった。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 7点(2016-07-16 22:30:45)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.11点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4111.11%
5111.11%
6333.33%
7444.44%
800.00%
900.00%
1000.00%

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