君の名は。(2016)の投票された口コミです。

君の名は。(2016)

[キミノナハ]
YOUR NAME.
2016年上映時間:106分
平均点:7.02 / 10(Review 183人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-08-26)
公開終了日(2017-07-26)
SFラブストーリーアニメ青春もの
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監督新海誠
神木隆之介立花瀧
上白石萌音宮水三葉
長澤まさみ奥寺ミキ
市原悦子宮水一葉
成田凌勅使河原克彦
悠木碧名取早耶香
石川界人高木真太
てらそままさき宮水トシキ
大原さやか宮水二葉
花澤香菜ユキちゃん先生(雪野百香里)
井上和彦瀧の父
茶風林勅使河原の父
谷花音宮水四葉
島﨑信長藤井司
原作新海誠
脚本新海誠
音楽RADWIMPS
深澤恵梨香(音楽協力)
作詞野田洋次郎「前前前世」
作曲野田洋次郎「前前前世」
主題歌RADWIMPS「前前前世」
撮影新海誠
製作市川南〔製作〕
東宝(「君の名は。」製作委員会)
KADOKAWA(「君の名は。」製作委員会)
コミックス・ウェーブ・フィルム(「君の名は。」製作委員会)
山内章弘(「君の名は。」製作委員会)
企画川村元気
プロデューサー川村元気(プロデュース)
制作コミックス・ウェーブ・フィルム
Production I.G(制作協力)
スタジオカラー(制作協力)
シャフト(制作協力)
テレコム・アニメーションフィルム(制作協力)
マッドハウス(制作協力)
GONZO(制作協力)
配給東宝
作画新海誠(絵コンテ)
安藤雅司(作画監督/キャラクターデザイン)
黄瀬和哉(作画監督)
田中将賀(キャラクターデザイン/オープニング作画監督/原画)
錦織敦史(オープニング原画)
西村貴世(原画)
沖浦啓之(原画)
田中敦子〔作画〕(原画)
松本憲生(原画)
橋本敬史(原画)
吉野耕平(3DCG)
美術丹治匠(美術監督)
馬島亮子(美術監督)
編集新海誠
録音山田陽(音響監督)
その他IMAGICA(デジタルラボ)
岩井俊二(スペシャルサンクス)
あらすじ
東京に住む男子高校生・瀧は、ある朝 田舎町に住む女子高生・三葉と体が入れ替わっていた。他人の日常を生きる事に四苦八苦する2人であったが、何度も入れ替わったり戻ったりを繰り返しているうちに段々と打ち解けて行く。  しかし突然入れ替わりは途絶えた。瀧は三葉と彼女が住む町について調べて行くうちに、驚くべき事実を知る。  全世界で4000万人を動員し、数々の賞を受賞した新海誠のメガヒット作。
ネタバレは禁止していませんので
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【口コミ・感想(9点検索)】[全部]

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1
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3.《ネタバレ》 ネタバレは極力避けて劇場に足を運んだが、これまでの新海氏の作品を知る者としてはかなり予想を裏切られた。まさかパニック映画だったとは。これは良い意味での裏切りで、今回も都会と自然を行き来するのんびりした人間模様かなと普通に連想していた。この想像を飛び越えてくるとは、まずここで感動した。この題材は大きなヒットを期待する上では悪くない。90年台のハリウッド大作に目が慣れている我々映画ファンは、SF、パニック、救出、恋愛、再会の複合要素をきちんと楽しめるように出来ている。しかしこれらを揃えたところで決して面白くなるとは限らないのは、アルマゲドンの亜流が毎年のように作られては駄作となるパターンでお馴染み。今作で新海氏が最も力を入れていたのは人物のウェットな部分、潤いである。喜怒哀楽がきちんと説得力をもって美しく表現されている。瀧が三葉の死に気付いた後に再び三葉の体に戻るや感慨深く乳を揉んだり泣きながら妹に飛び掛かろうとしたシーン、嬉しいやら笑えるやらで観客の多くが反応していた。こうした人間臭さの表現に少々固さを感じた氏の過去作からすれば大変な進歩である。また、救出・再会を題材にする上で重要となる「焦らし」の技術が大いに向上している。十分に溜めてから展開し、そう簡単には解決せず、何度も失敗を繰り返し、もう駄目かと思ったら成功するという、漫画でもよく使われる引っ張りのテクニックである。例えば三葉(瀧)とその友人2人が町民を避難させようと尽力するシーン。何とか爆破が完了し、放送室からの避難指示が始まり、人々が移動を始めるや父の説得に失敗し妨害されてしまう。かくして隕石は落下し、ミッションを結実させるに至るまでの成果が見えてこない。徹底的に引っ張り続けるのだ。再び2人が再会する事を期待するものの、それ以前にまず三葉が無事であるかが大きな懸念となる。この三葉の生還と再会という2つの大きなイベントを同時に行う事はせず、ラストにかけて段階を置いてじっくり見せていく盛り上げの上手さには驚嘆した。これまでの新海氏の作品は全て見ているが、これらの盛り上げ方や人々の感情の高まりの表現は前作「言の葉の庭」で飛躍的に向上し、今作で一気に開花した印象がある。またこれは多くのレビューにもあるが、同監督の「秒速~」を知る人は、終盤に2人がすれ違う時に「もしかしてまた振り返らないのでは」と大いに不安を抱く事になる。しかもまたしてもここですぐに結果を出さない。1度はスルーして「溜め」るのだ。この「溜め」があったからこそラストの感動がさらに盛り上がる。映画館で泣いたのは数十年振り2度目である。見事にしてやられた。自作を伏線として利用するとは、数々のヒット作を生み出し続ける巨匠ですらそう上手く使える技法ではない。自身の作品を十分に客観視し、学び続けてきた証が見て取れる。この作品のヒットは間違いなく氏の努力の結実。諸手を上げて祝福したい。そして次回作にも大いに期待したい。10点を差し上げてもいいのだが、自分が10点を付けた作品は長い歳月全く飽きる事なく何度も見ては何度も感動し続けたものばかりで、この「君の名は。」もそうなる事を期待する。
にしきのさん [映画館(邦画)] 9点(2016-09-27 13:25:55)(良:2票)
2.《ネタバレ》 新海誠の映画で最もわかりやすく、血が騒ぐ傑作。

誰もが、何かしらの夢を見たことがあるのではないだろうか。まだ大人じゃない人も、大人になった人も。見て、抱いて、憧れて。

え?夢なんてもう見なくなった?抱く夢も憧れる夢も無くなってしまったって?

だったら夢を叶えて現実(本物)にしちまえばいい。ダメで元々、でも本気で叶えたくなったら…とにかく走ってしまえばいい!

この映画の少年少女は、流れ星を見てイチイチ願い事なんてしない。

手をつなぐだの、抱き合うだの、キスするだのそんなまだるっこしいことなんてしない。
なんせ目覚めた瞬間におっぱいを揉みまくるんだからな。
え?何を言っているか解らないって?俺だって最初ワケがわからなかったが、面白いんだからしょうがない。


冒頭、少年少女の語り、夜空から糸…いや光の線が水面に落ちるように雲を突き破り降り注ぐ。

夜空を奔る星を下から眺め想いを馳せる…そんな人々が“線”で突然結ばれてしまう。

結んでほどいてを繰り返す紐、地図に引かれる線、頬を流れ落ちる涙、襖が奔りまくる敷居、移動と出会いを繰り返す列車、指に嵌められた輪。

胸を揉みしだくのは、服を脱いで裸になるのは、股間に触れるのは、肉体にメッセージを残すのは自分の状況を確認するために。

がんじがらめの学生生活、嫌々の口噛み酒、たっきー「言い値で買おう」、早く大人になりたい、憧れの町に行きたい、自分を変えたい、男らしいイケメンになりたい…そんな少女に何処の誰だか知らねえが素敵な夢と変態生活がプレゼントされる。

大林宣彦「転校生」から受け継がれる奇妙だけど王道まっしぐらな物語。

何が何だかわからない、でも謎を解き明かすために行動していくしかないという強靭な意思。
スカートが切られたら素敵な刺繍をしてやればいい、カフェが無いなら作ってしまえばいい、好きになっちまった女の陰口には机を蹴飛ばして返答・見返してやりゃあいい。

頬の傷の理由が何となく解き明かされていく感じが良いな。アイツはそいう奴なのだ。
だがおっぱいは毎朝揉む。アイツに悪いかな(妹の眼前で揉み続ける)

日記を手紙のように託し合う日々、距離は縮まらなくても深まる気持ち、好きなクセに譲り合っちゃう女心、優しい先輩と親友(おホモだち)、絵や日記を書くのは忘れられないから・忘れないために、会いたくなったら会いに行っちまえばいい。

ルンルン気分の観客を石で殴りつけるような穴、穴、穴の出現、煙草でも吸わなきゃやってらんねえ。

内ヶ島氏「クソッたれがあっ!」

消えていく記録と記憶…いや、たとえ何もかも消え去ろうとも受け継がれるものは受け継がれ、届くものは届く。それを見つけ引き継いでいける人間の可能性は刻だって超えられる、運命だって変えられる!

無我夢中で斜面を登るのは、自転車をこぐのは、とにかく走って走って走りまくるのはただただ会いたいがために。

幾度も響く魂の叫び、共犯するのは友達を助けるため、穴の数が語る過去と未来、すれ違う想いをめぐり会わせる光と影。新海作品名物の風景描写も最高潮!

コケまみれだろうがおまえのだったらいくらでも飲んでやる!
いくらでも揉んでやる!!
いくらでも髪を結んでやる!!!
変態呼ばわりされたっていい、だから忘れないで、忘れてもいつか思い出してくれればいい…。

野郎オオオォォォ名前を言えっつってんだろうがアアアァァァッ!!!!!変なこと書きやがって…立ち上がってまた走り出してやんぞオラアアアッ

少女は、雄々しく走り続ける。最愛の人たちを救いたいから、何よりもう一度会いたい人がいるのだから。
すかあふえいすさん [映画館(邦画)] 9点(2016-09-26 21:57:01)(良:2票)
1.実はこの作品「シン・ゴジラ」上映前の予告を見るまでは完全ノーマークであった。前作「言の葉の庭」をテレビで見て、印象的な画だが話のテイストはちょっと合わないかな、という印象を持っていた。◆週末のチケットがほぼ完売だったため、代休の月曜朝に鑑賞した。それでも700人の箱に半分くらいは入っている。(中高生も運動会の代休が多かったのかもしないが)◆結論、翌週の連休のレイトショーに再び見に行くことになるとは・・・。画の美しさは言うまでもない。光の変化が短い周期で変わる黄昏時や時間を早送りするときの空と町の表現などは新海監督の持ち味全開だ。◆今回、画以上に素晴らしいのが「音」の使い方が圧倒的に上手いこと。音楽は邪魔にならず、良いタイミングで歌曲が入る。歌詞も所々にキーワードがちりばめられており耳から物語を補足する。サントラ盤を買ったのだが、CDを買うのがもう何年ぶり。それほどのインパクトだった。主題歌と劇中曲は別の作家が担当するのが通例のところ、今回はRADWIMPSがすべてを担ったことで、作品全体の音が実に心地よい。◆キャストの演技も見事で、主演2人のセリフのユニゾンは鳥肌が立つほど。最初と最後、セリフを重ねることで物語の始めと終わりを表現したのは特に印象的。◆ストーリーについては多くは語らないが、原作なしのオリジナルストーリーながら、破綻せず、わかりやすくまとめ上げたと感心した。劇中で描かれる災厄で多くを考えさせ、しかしメインの話を邪魔しない、むしろ主人公を突き動かす感情の原動力とした表現は、この監督の持つ物語作りの真摯さを現している気がする。◆テレビで見ても恐らくこの作品の持つ美しさは変わらないが、是非大きいスクリーンといい音の劇場で見て欲しい作品。
ばびぃさん [映画館(邦画)] 9点(2016-10-10 14:48:39)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 183人
平均点数 7.02点
000.00%
110.55%
242.19%
331.64%
494.92%
5158.20%
63016.39%
74323.50%
84122.40%
92413.11%
10137.10%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.75点 Review16人
2 ストーリー評価 7.52点 Review25人
3 鑑賞後の後味 7.84点 Review26人
4 音楽評価 7.62点 Review24人
5 感泣評価 6.15点 Review20人

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