《改行表示》 7.《ネタバレ》 タキがミツハの体で目を覚ました時、おっぱいをゆっさゆっさ揉むだけで、済ませたとは到底思えない。箪笥の中身とか、局部の構造とか、ぜってー気が済むまで堪能したに違いない。それが高校生男子。 逆にミツハがタキの体で目を覚ました時も、同様に違いない。 あれだけ生き急ぐエネルギー溢れる二人なのだから、そっち方面のエネルギーだって溢れんばかりに違いない。 もしもタキとミツハが、クソデブ不細工どうしだったら、糸守は繰り返し壊滅していただろう。かわいいってだけで救える命があるんだな。 【no_the_war】さん [映画館(邦画)] 8点(2016-09-19 21:38:26) (笑:1票) |
《改行表示》 6.《ネタバレ》 見るつもりはなかったが、なぜか「シン・ゴジラ」と張り合っているかのような雰囲気が出ていたので見て来た。 印象としてはストレートな青春アニメであって、きれいに作ってはあるがあまり突出したものを感じず、映像的にもキャラクター設定もストーリー展開も至るところに既視感がある。SF的にも突っ込みどころが多そうに見えるほか、意外性の面でも弱いところがあり、時間のずれというのは観客としても想定の範囲内である。また突然の大災害も、冒頭の落下映像で最初から危惧を覚えていたわけなので、やはりそうだったのか(泣)という程度の衝撃だった。 最も意外だったのは、変に丸く見えた湖が火山に由来するもの(カルデラ地形など)ではなくクレーターだったということで、地球上でクレーターが2個接続した状態になっているのは珍しいのではないかと思われる(2個同時に近接して形成された事例はあるようだが)。もしかすると山上の聖地も恐山のような火口原ではなくクレーターであって、ご神体の岩塊は隕石というつもりだったのかも知れない。星の世界につながる特異点のような場所という設定とすれば科学考証的にはどうかと思うが、当方としては初めからファンタジーとして見ているので別に構わない。 ほかにも考えれば指摘すべき点はいろいろありそうだが、自分としては頭を使うのが面倒臭いのでそこまではしない。それよりも、若い登場人物に対して素直によかったねと言ってやりたくなる展開(見ている自分の境遇はさて置いて)だったのは当然ながら嫌いでなく、最終的には明らかにいい印象を残す映画になっていた。見ていてはっと胸をつかれるところが何か所かあり、特に終盤で並走する電車の場面では、一瞬の動揺を劇場内で隠すのが困難だった。 また「シン・ゴジラ」だけでなく、この映画でも何気なく先の震災が念頭にあったようで、今後起こりうる災害から目を逸らすことなく、まともに意識しながらしなやかな心で対していこうとする気構えが日本人の中にできて来ているとすれば心強いことである。 ちなみに、少女のオッパイが「転校生」(1982)だとすれば、ラストで記憶のない2人が再会できたのは「時をかける少女」(1983)に対抗したものではないか。切なさ優先で登場人物を不幸にするラストよりもこっちの方がよほどいい。(1953年のドラマのことは知らないので無視) 【かっぱ堰】さん [映画館(邦画)] 7点(2016-09-19 16:55:43) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 ★原作は読んでないです。★要するに、時空を超えて他人とシンクロする特殊能力を持った家系?おばあちゃんも同じような経験したって言ってたし、そういう能力を買われて巫女さんみたいな職業に代々就いてた?★で、村の未曾有の危機を何とか救いたくて、突然その能力が発現したと。おそらく予知能力的なのもあって?★ま、シンクロできたからってそれが何の役に立つのかは分からないけど、今回の場合はミツハが「東京暮らしのイケメンになりたい!」というわけの分からん願望を持っててタキ君にシンクロしちゃったこと、タキ君が、村の悲劇を知ってる(ミツハにとって)未来人だったことと、そして彼の行動力によって上手くいったというとこか。★あと最終的にミツハが町長である父親を説得できた(んだよね?)のは、たぶんお父さんも昔同じような体験をした(させられた)ことを思い出したんだろうかな。普通ならヨタ話で終わるトコが、能力と権力が結びつけば人々を動かすのは比較的容易か。★というわけでプロットに矛盾はないんだけど、出来のいい映画だなーと思っただけに気になるとこはやっぱりある。★他人(しかも異性)との入れ替わりにあんまり早く慣れすぎ・タキのプライベートがほとんど描かれず感情移入できず・さらっと歴史を改変してほぼ何の言及なし・そうなって良かったとは言え、ありきたりすぎるハッピーエンド・・・など。★面白かったし、絵も綺麗だった。ただ話題先行の映画っぽく、客層(かなり満席)があまりレベル低い(やかましい、座り行儀悪い・・ほか)回に当たってしまった。ちょっと印象悪くこの点数。私怨ですいません。 【wagasi】さん [映画館(邦画)] 6点(2016-09-19 15:22:46) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 ケイタイ時代のすれ違いドラマは時空を超える。相当強引な話運びであるにも関わらず、観ている間は気にならなかったのだからいいシナリオだと思います。立花瀧が東京のイケメン高校生というには少し足りない感じがいい。誰しも持っている、なんか分からないけど大事なものを欠落してしまったような心許なさが作品全体に通底しているのも好きです。何となく、山崎まさよしの「One more time,One more chance」を思い出します。二人をすれ違うだけで終わらせるパターンもありそうですけど、そうはしない優しいエンディング。 【なたね】さん [映画館(邦画)] 8点(2016-09-18 17:23:31) (良:1票) |
《改行表示》 3.新海誠監督の作品を一通り観て、自分には合わないなと思っていたが、やはりこの作品もダメだった。 なんて言うかあざとい演出が多いし、無理矢理感動させようとしてくる感じが嫌だ。 リアルな背景描写など、映像自体は綺麗で良かったのだが。 【ヴレア】さん [映画館(邦画)] 4点(2016-09-14 22:08:33) (良:1票) |
《改行表示》 2.評判が高いので見てみたのだが。。。。。。。 どこかで見たような設定で、どこかで見たような展開が続き、どこかで見たような結末を迎える。それでも二人の心理描写が普通にできていれば多少は面白かったと思うのだが、それもなく、売りである絵の美しさも単に写真を模写しているだけで、絵画としてのセンスは感じられない。結局、風景にせよ人間心理にせよ、薄っぺらな上辺だけの世界がだらだらと続くだけで、観賞中、時計が気になって仕方がなかった。 【駆けてゆく雲】さん [映画館(邦画)] 4点(2016-09-12 22:28:19) (良:1票) |
《改行表示》 1.《ネタバレ》 タイムパラドックスものはいかに矛盾点を少なく整合性を保てるか、というのが一つのポイントになると思うが、この作品ではそれをクリアできているとは言い難い。 タイムパラドックスに加え、男女の人格が入れ替わるという要素もあり、ますますハードルは高くなる。 全くの別人となった場合、学校に行ったり友達と話せたりあまつさえバイトで仕事することなどできるだろうか。 情報の詰まったスマホをキーアイテムとしながら、3年ものタムラグに気付かないことがあるだろうか。 夢での出来事と思ってる段階ではそれもスルーできたとせよ、お互いの存在を確信してからはやはり無理がある。 また他の人も書いてるが、隕石が落ちて消滅した町があったとすれば、そのような町の名はしばらくは必ず誰の記憶にも残ってるはず。 その地方のことを調べていけば真っ先に思い当たるのが自然。 3年という時間は口噛み酒が発酵するための時間であったのか。自分の半分であるという酒を飲むことによって再会することができたという設定だが、そのあたりからますますストーリーは幻想的になり収集がついてない感じ。そこで「彼は誰時」の伏線も回収していたが、個人的にはこの一連のシークエンスは不要だったような気がする。口噛み酒も少年が酒を飲むことにも良い感じは無い。 とは言いつつ、映画全体の雰囲気や映像はとても良く好感は持てる。 中盤までのストーリーは読めたが、どのように結末を持っていくかというのは予想が付かず楽しめた。 目が覚めた時、今見てた夢は絶対覚えておこうと思いながら5分後にはもう跡形もなく忘れてしまっている、誰もが体験するその感覚をうまく映画にしたなという印象。 しかし日本の映画界は神木隆之介離れした方がいいんじゃないか?他にも人材いるでしょう。 【banz】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2016-09-02 01:37:23) (良:1票) |