12.陳述書間違えてたようにフロッピーも間違えたりして 【戸田瑞木】さん 7点(2003-03-11 20:56:59) (笑:2票) |
《改行表示》 11.今 2020年、今 この状況下において韓国映画を褒めるなどしたくない。 なんだったら まさかアカデミー賞授賞のパラサイトだって この先一生涯絶対に観ないと決めている。 だがこれはJSA。20年前のJSA。 私情を挟まずフラットな状態で見る事に徹し、南北間の緊張感を堪能す。結果、分かりにくかったところが理解したくて二度鑑賞。そんな自分が思うこと➡ これ、サスペンスとしてエンターテイメントとして かなり秀逸な出来してますやん。決して素晴らしいとか言いたくなかったんだけども 言ってしまいたくなる熱の籠り方。悔しいけども、やはり日本映画はこの時から韓国映画に負けている。 だが気になって止まないのが うちら日本人の目線なんかよりも、当時の最高指導者キム・ジョンイルは韓国一方的製作のこの映画を当時どう観て なぜスルーなされていたのか そこが知りたい。なんなら今更だが 彼の墓を掘り起こしてでも聞いてみたい。ついでに現最高指導者のキム・ジョンウンにも黒電話をかけて聞いてみたい。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-06-04 19:16:30) (良:1票) |
《改行表示》 10.《ネタバレ》 38度線で対峙する北と南の兵士たち。 地雷から命を救ったのがきっかけで交流を深める四人の姿がほのぼのとして温かい。 それがどうして冒頭の惨劇につながったのかと物語の中に引っ張られる。 観光客の写真に四人それぞれの立場で写っているのが感慨深い余韻を与えてくれる。 イ・ヨンエは綺麗だし、ソン・ガンホ、イ・ビョンホンも人気の出る前だがスター性を感じさせる存在感。 【飛鳥】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-08-20 21:15:11) (良:1票) |
《改行表示》 9.《ネタバレ》 じゃれ合っている4人が微笑ましい。 唾の吐き合いや影が境界線を越えてるなんてとこは、小学生の頃に机の中央に線を引いて此処からこっちに入っちゃダメと隣の子とやり合うみたいで・・・ でも現実は、そんな甘い38度線ではないんですよね。 嘗ての東西ドイツみたいに壁がある訳でもないのに、壁以上に隔たりがある。 同じ民族なのに何とかならんものかね~なんて考えさせられる映画でした。 個人的には、中監委の女性はいらないと思いました。 この映画に華を添える必要は全くないし、男の友情物語でしょ。 【ぐうたらパパ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2012-01-31 15:04:26) (良:1票) |
《改行表示》 8.社会派の小難しい映画と思いきや、内容は全くもってヒューマニズム溢れる切なさたっぷりのドラマだった。38度線問題に疎くとも、問題なく観れると思う。 リアリティに欠ける部分は確かにあるものの、この作品で訴えたいメッセージはハッキリと打ち出されているし、南、北どちら寄りでもないフラットな目線で描いているからこそ、より登場人物の人間性に深く感情移入させられる。 個人的にソン・ガンホ、シン・ハギュンの演技が良かったように思う。 イ・ヨンエに関しては、演じるソフィーというキャラクターがまさにリアリティに欠けるキャラクターであるからか、何だか浮いている感じがした。 まだ駆け出しの頃に、こんなに見ごたえある作品を作ってしまうパク・チャヌク監督の才能にとりあえず脱帽。 より緻密な作りが見えてくるので、2回鑑賞することをオススメ。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-02-03 18:12:29) (良:1票) |
7.《ネタバレ》 実際には敵対する南北が対峙する最前線であるあの場所で南北の兵士が交流するなんて無理なんだろうけど、映画としては楽しめました。ただ、残念ながらイ・ヨンエがちょっと浮いてましたね。この作品は男ばかりの映画になっても良かったんじゃないでしょうか。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-01-16 22:07:23) (良:1票) |
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6.こういうことがあってほしいという願いが、凝り固まって一瞬のおとぎ話を生み出したような。満月の空に手紙を投げ、三ヶ月の空を返ってくるなんてあたり。民族分断の悲劇ではあるけれど、それが「引き裂かれた肉親の慟哭」といった激情を通してでなく、こういったささやかな宴の場が奪われているってことで描かれる。それだけに「けっきょくは敵なんだ」という言葉が悲痛。終わりのほうは何かごちゃごちゃして、理解しそこなったところがあるかも知れないが、個人に覆いかぶさる国家の重さは体感できた。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-08-05 13:43:36) (良:1票) |
5.これは構造としてはメロドラマなのかもしれないし(ただし軸は男女の恋愛ではなく男同士の友情だが)、突っ込めるところがないわけではないけれど、それにしてもこの状況は、重い。そんな重い現実を背景にしつつも、ユーモアを交えた間口の広い作品に仕上げた技量と底力には素直に脱帽します。<ここからちょっと、とりとめのない余談、てか独り言>この作品で象徴的に映し出される、韓国と北朝鮮の間の分断線を見ながら、「線」という物についてちょびっと考えた。人間は混沌とした世界の中で、物事に名前をつけ、「分類」する事によって知性と秩序を獲得した、筈なのに、自らが生み出した概念に過ぎない「線」というものに何故人は縛られ、踊らされてしまうのだろう(映画の中にも「人間には二種類しかいない。アカと、アカの敵だ」つってた軍人さん、いたよね。もっと一杯いるっつうの)。「○○人だから」とか、関係ねぇじゃん。「向こう側」の人と話しただけで極刑って、バカじゃねぇの?と思いつつ、実は日本に住んでいる自分だって、色んな概念に囚われたり縛られたり、してるんだけどねぇ。うーむ。 【ぐるぐる】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-03-27 16:28:35) (良:1票) |
4.予想以上の出来にビックリです! なかなかの力作ではないでしょうか! 脚本、演出がすばらしい~ お金ばかりかけた、くだらないハリウッド映画より 100倍いい!! 世界に通用する秀作だと思います..恐るべし韓国映画... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2003-12-19 13:19:01) (良:1票) |
3.許されない男たちの友情の話。(変な意味でなく。)重々しさの中に笑いあり、涙ありで最高ランクの映画です。イ・ヨンヘさん可愛い。 【クロ】さん 9点(2003-03-14 15:10:50) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 この作品が優れているのは、双方の言い分がまったく違っていて、さらに調査を進めると・・・という「羅生門方式」を導入していること。単に38度線付近で兵士が交流しました、というだけでは、ここまで濃い内容にはならなかったでしょう。導入部で手際よく提示される双方の陳述書は、そのまま対立し断絶する南北構造そのものですし、そうであるからこそ手法としての必然性があります。そしてそのことが、例えば4人が打ち解ける中にも一触即発の危険性やぎごちなさを残留させ、現実の暗い影を終始落とし続け、全体を奥深いものにしています。その中でも制作側の「祈り」のトーンもあわせて持続しているのが素晴らしいです。 【Olias】さん [映画館(字幕)] 8点(2003-03-07 00:02:58) (良:1票) |
1.素直におもしろい。韓国映画もけっこう面白いじゃん。と思うと同時に、日本映画よ・・(泣)って思った。もっと骨のある日本の映画がみたいよ。とうでもいい人寄せ目的の映画作ってないでさ。日本ってホント平和よねえ。 【じゅもSP】さん 8点(2003-03-05 11:33:55) (良:1票) |