4.恥ずかしながら、この作品の舞台が1970年代だと気づいたのは、終盤の自動車ショーの映像が流れてから。それまでさんざん見てきたはずのクルマも、服装も、家やホテルの調度品等もたしかにレトロな感じだったのに、勝手に21世紀の話だと思い込んでいました。もっと早く気づいていれば、見方は変わったかも。 それはともかく、どこまでもマヌケなライアン・ゴズリングがいい感じ。終盤はいろいろゴチャついていますが、笑えたので問題なし。できればこのコンビの続編を期待したいところですが、すでに5年を経過してそういう話を聞かないところを見ると、興行的にはダメだったのかな。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-04-05 03:24:49) |
3.《ネタバレ》 バディものコメディとしては久々の快作。17年大活躍のライアン・ゴズリングの「ダメ人間」「クソ野郎」ぶりが気持ちいい(ブレランもラ・ラ・ランドもよかったけど、彼のキャラを最も活かしたのはこの映画だと思う)。ラッセル・クロウも豪腕の漢を久々に気持ちよさそうに演じている。『リーサル・ウェポン』のシェーン・ブラックらしいバディものの楽しさをこれでもかと詰め込まれていて、2人(と娘ホリー)のやりとりを見ているだけで楽しくなる。そして「死体」を用いた不謹慎ギャグも、これだけ徹底すればだんだん楽しくなってくる。あと、1970年代LAの全景をうまく用いた絵も印象的で、スモッグに包まれる街、暗闇から浮かび上がる街、そしてそこで繰り返し展開するパーティと銃撃戦に、「映画」として見る魅力も詰まっている。ただ残念だったのは事件の真相部分。結果的には大殺戮と言っていい騒動を起こした原因がアレっていうのは、やっぱりバランスが取れていないような。あのフィルムをいったいどれだけの人が真に受けるっていうんだろう。むしろ、そのためにあれだけの大騒動を起こせば、むしろそっちが問題のような気がするし。そのあたりのバランスの悪さでラストに乗れなかったのがとても残念。 【ころりさん】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-02-03 16:52:30) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 1977年は個人的にもすごく良い時代でした。その当時憧れていたアメリカンライフの雰囲気はよく出ていた。往年のハードボイルド小説を真似たストーリーも良かったが、いまいち盛り上がりに欠けるか。娘のホリーちゃんが可愛かったです! 【kaaaz】さん [インターネット(字幕)] 7点(2017-09-17 18:15:07) |
1.《ネタバレ》 王道のバディムービー。ラッセル・クロウとライアン・ゴズリングのコンビがいい。正義感のある腕っぷしの強さが自慢のクロウと、酒飲みでいい加減な探偵のゴズリングのかけ合いが映画の一番の見せ場で、きっちりと笑わせてくれる。ヒロインはゴズリングの娘だ。謎解きやエロ、そしてアクションも適度に散りばめられていて、80~90年代の映画を感じさせる仕上がりだ。黒幕はイマイチ存在感がなかったのだが、LAを舞台にクロウと再共演という狙いもあるのだろうか。 【カワウソの聞耳】さん [映画館(字幕)] 7点(2017-02-25 22:36:10) (良:1票) |