4.奥さんはそれでいいのか。 【TERU】さん [DVD(字幕)] 6点(2025-03-04 21:43:05) |
3.《ネタバレ》 相手がケビンコスナーだから老人とはいえギリで夫としてありなんだろうけど、太って臭いキモオタとかだったらあの美人の嫁は受け入れられるんだろうか… 人間の本質はどこにあるのか?を問う哲学的に深淵な映画と言えなくもない笑
記憶移植という荒唐無稽かつありがち設定をいまどき用いるならもっと弾けたストーリーにできなかったのか…と問い詰めたくなる映画で、老人ばかり(一部例外有)とはいえ豪華キャストだしストーリーも堅実だし出てくる女は軒並み美人なので、とりあえず最後まで観る事はできるけど、本当にただそれだけ。 いまどきこの設定で映画撮るならもっとはっちゃけないとダメでしょ。
あとゲイリーオールドマン演じる上司が無能すぎます。 ラストで「彼を雇う」と言ってましたが、こいつの部下になるのはマジでやめた方がいいよ!と観客が余計な心配をしてしまうくらい無能です。 どこでもいるんですね、ブラック上司。 【あばれて万歳】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-06-16 11:22:04) |
2.《ネタバレ》 ケビンコスナーはどう見ても良い人なので、その彼が死刑囚というのはピンときませんでした。ずっとそんな印象でしたが、最後の海岸シーンでの彼の振り返りざまの顔のアップ、さすがだなって思いました。都合の良いハッピーエンドな気もしますが、映画を見た後はすがすがしい方が良いのでこのエンディングで良かったと私は思います。 【珈琲時間】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-04-14 12:47:11) |
1.《ネタバレ》 これだけ豪華な出演者たちにも関わらず、全くもって話題にも登らず、興行成績も鳴かず飛ばずだったそうで、なので期待値はかなり低めで鑑賞しました。ケヴィンコスナーの映画自体本当に久しぶりで、貫禄あるしなんだかんだで絵になる。幼少期に受けた怪我のせいで、脳の一部分が未発達のままになってしまい、善悪の判断ができず本能のままに生きてきた主人公ジェリコ。そんなジェリコに殉職したCIA捜査官の記憶を移植。移植されたジェリコは未発達だった脳の部分が少しずつその捜査官の記憶によって開花していき、徐々に人間らしさが芽生えてくる。愛も優しさも思いやりも家族も、なにもなかったジェリコに、初めて訪れる癒しの時。ただのアクションサスペンスに終わらずに、ヒューマンドラマとしての趣が私的には好みでした。CIA長官が人質の命よりも国家の安全を第一にしたのに対して、さんざん暴力に明け暮れてたジェリコが、人質を優先にするところの対比も分かりやすくていい。
ただ、あんなとんでもないソフトを持っている人物の保護に、たった一人の捜査官に任せるとか、その捜査官から大事な情報を聞き出すことなく殺してしまうテロ組織。なんでその捜査官の家族を最初から誘拐しないのか?とか。まあ上げたらキリがないですが、それでもコスナーの渋さと、最近売り出し中のワンダーなウーマン、ガル・ガドット嬢の美しさ、そして人間らしさを描いた点にこの点数を捧げます。 |