7. パニック映画の原型という要素はあるもののパニック映画に非ず。今風の派手な爆発に頼らないところは拍子抜けですらあるが、主眼は「グランド・ホテル」形式の“人生の縮図”であり、空港に交差する各人各様の人生模様が描かれる。不倫が絡むのは安易な感じだが。 画面分割はカットの切り替えより刻一刻と進行する危機の動きが分かりやすく、緊迫感の醸成という点でもこの手法は成功。 神父は騒ぐ乗客に対しグッジョブ。老女エイダの無賃搭乗は出来過ぎの感ありで、ちょっと弱点。 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-12-03 20:51:28) (良:1票) |
6.人間ドラマを中心に描いたパニックもの。 作りは「タワーリング・インフェルノ」とほぼ同じだが、本作は事件が起こるまでに一時間以上。 今の若い人たちが観たらテンポが遅くて、前半は退屈と感じるかも。 パニックものとして見ても、「タワーリング・インフェルノ」よりは、スケールがひと回り、 ふた回り小さく、終盤ももうひと捻り欲しかったところ。 それでも登場人物が多いにも拘らず、個々のキャラがしっかりと描かれていて、 人間ドラマとしての見応えは十分にあり。個人的には楽しく鑑賞させてもらった。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-29 13:46:45) |
5.面白かったけど・・・もう一押し欲しかったです。パニック物としてタワーリングインフェルノやポセイドンアドベンチャーなどと比べると、悲劇性や悲壮感があまり感じられないのが物足りない所。 【TAKI】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-12-05 22:52:00) |
4.飛行機でのパニック映画としては物足りないけど、まあまあ楽しめた。リマスターなのもあるけど古い映画の割に映像が良かったし、前半の多くのストーリーが1つにつながったりというのも面白かった 【ラスウェル】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-04-07 23:04:19) |
3.上空での爆弾騒動と空港関係者の人間関係が一緒に描かれ、単純なパニックではなくちゃんとドラマになっている。けれど飛行機内での爆弾爆発前後のところは割とあっさり・短かったのが期待に外れていた。家出した長女、スチュワーデスに夫をとられた妹、空港の騒音問題…などの顛末をもう少し見たかった気がする。「大空港のラブ・テーマ」は良。 【プミポン】さん 6点(2004-03-31 23:09:27) |
2.昨今のパニック映画に比べると、お上品な映画ですね。 |
1.航空パニック映画というよりも群像劇という印象がある。いろいろなタイプの人間がひとつの限られた場所で繰り広げるドラマは社会の縮図のようで面白いものだ。 【スマイル・ペコ】さん 6点(2003-06-03 23:37:26) (良:1票) |