343.随所に温かいエピソードを盛り込んでいる本作品は確かに面白い。人々のふれあいや、恋愛、友情にBGMが上手にマッチして、少し物悲しくも心温まる素敵な映画です。1つだけ残念に思うのは、青年期のトトの恋愛ですね。恋愛そのものは良いのだが、トトの「表情」がどうしても気持ち悪く感じてしまうのです。作品自体が素晴らし過ぎるだけに、その一点がどうにも気になってしまうのが残念です。しかしながら他の映画に比べ、頭ひとつ抜け出ているのは事実であり、一見の価値あり!素敵な映画です。 【たにっち】さん 8点(2004-08-25 06:56:18) |
342.楽しくてうれしくて、そして悲しくて、。最高級の映画です。 【ヒロヒロ】さん 8点(2004-08-11 01:01:35) |
341.時の流れのはかなさ、残酷さを強く感じた。どんなに素晴らしい過去、やり直したい過去があっても決して戻れない。そんなことをずっと考えてました。もし、自分がもっと歳をとっていてから、見たら、もっとそれを感じて心を動かされたと思う。そのために現段階ではこの点数で。。。ちょっと長くだらけてしまう感じもありましたが、全体的にはやっぱり良い映画だと思う。あと、音楽は文句なく良かったです。 最後にトトとアルフレードの関係はうらやましかった。 【シュシュ】さん 7点(2004-08-09 11:43:01) |
340.正直、青年と老人になってからのシーンはいらないです。純粋で可愛い幼少期のトトが一番好きだから。いたずらばかりやってアルフレードを困らせる。けれどアルフレードはそんなトトを自分の子のように愛している。そんな微笑ましい所だけで、この映画を観たかったです。なんというか、青年からのシーンがどうも好きになれない。思春期に入って盛りまくってるトトは「こんなのトトじゃない!」と思いました。もちろんアルフレードはいつまでも素晴らしい人物です。いい映画というのは、やはりいいセリフが多いものです。この映画では、全てアルフレードによって語られています。子を見守る父のような、優しくも厳しいアルフレードの言葉に何度も胸が熱くなりました。 だから、お願い。子供のままで終わらせて~。純粋なトトを最後まで見せて欲しかったです。 |
339.アルフレードとサルヴァトーレの関係は、少年期で夢を与える人と夢をもらう人、青年期で師匠と弟子、中年期で神と人、といったようになっている。映画館はどの時代を通しても夢の象徴である。サルヴァトーレを見送りするときのアルフレードの背中は小さいが、とても大きく見える。異郷で活躍するサルヴァトーレに届くアルフレードの死の知らせ。再会する旧人たちはまるで変わっていない。恋人との再会でアルフレードが自分の運命を操っていたと知った瞬間、サルヴァトーレはアルフレードに嫌悪を抱くものの、時間の経過とともに自分にとって彼がどれだけ大きな存在であったかを認識せずにいられなくなる。映画館の崩壊は、サルヴァトーレが現実の世界に引き戻されたことを意味する。ここまで、彼はアルフレードの与えてくれた夢の中で生きてきたのだ。ここからが、本当の彼の人生になるのだろう。 |
338.ジュゼッペ・トルナトーレの世界へようこそって感じでしょうか。 世界観という意味ではなく、空気としての世界が確立されている。 映像と音楽の魔法ですね。 少年の目を通して、1人の映写技師の人生を追うという構成もほぼ完璧で、 ややテンポの悪さを感じずにはいられない部分もあるが、 ラストの秀逸さで帳消しといったところだろうか。 映画にとっては負の要素である検閲を逆手に取った伏線の張り方は見事としか言いようがない。 素直に感動できる。 【もとや】さん 10点(2004-06-27 11:04:10) |
337.トトによる電話での告白シーン! 昔自分が電話告白したそれとダブり、見ながら顔が真っ赤になりました。 【コジコジ3】さん 8点(2004-06-27 10:00:20) |
336.初めは優等生的な映画かと思っていたが辛口な表現もあって面白かった。アルフレードの故郷についての話が好きです。 【ムート】さん 10点(2004-06-19 18:50:06) |
335.シ♭~~レミ♭シ♭ラソラレファ~ミ♭ミ♭~レ~~~♪♪ 今もサントラで「愛のテーマ」を聞きながらこのレビューを書いてます。この曲を聞いているだけで、脳裏に甦る名シーンの数々…あぁ畜生、また涙ぐんできやがった…。この映画はどれだけ俺の涙腺を破壊すれば気が済むんだよ?そう思って今まで生きて来たのだが、このサイトを見る限り、同じ被害に合った人間は俺一人だけじゃないらしい。世界唯一の被爆国の国民としては、この兵器のような映画の存在に脅威を覚えずにはいられない。 これだけ多くの人々がニュー・シネマ・パラダイスへの熱い想いを語っている。今さら内容について俺が語るべきことは何もねぇ。これからも永久に破壊活動をし続けてくれることをひたすらに願う、ただそれだけぞなもし! 【コバ香具師】さん 10点(2004-06-19 07:11:59) (良:1票) |
334.完全版を観ました。映画好きなのはとてもわかりましたけど 正直、何処で感動するかわからなかったです。劇場の外に映写機を向けて家の壁に映したところあたりは素敵だなーと思いましたけど。。。 【かずのすけ】さん 3点(2004-06-18 17:37:36) |
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333.ちょっと、勇気を出して書いちゃいます。俺、あんまり感動とかしなかったんだよね。俺の周りだけでも、この映画がベストって人が3人はいるし、レビューの評価もかなり高いですが。決してダメって訳じゃないですけど、そんな絶賛する程では。期待しすぎたのかな。まあ、世の中にはこういう人間もいるってことで。 【マックロウ】さん 6点(2004-06-15 13:36:30) (良:1票) |
332.いい音楽ときれいな映像が印象に残ってるなぁ。 【夏目】さん 8点(2004-06-13 16:19:42) |
331.いやーまいりました。これほど佳い映画はめずらしい(アメリカ映画にない良さ)。みているわたしも良い人になりそうです。 【杜子春】さん 9点(2004-06-13 00:21:20) |
330.幻想にハマりすぎるのは良くないがたまには幻想に浸るのも良いといったメッセージの映画でしょうか。有名ラストですが自分にはあまり響かなかったです。音楽は綺麗ですね。 【Piece】さん 6点(2004-06-12 00:43:56) |
329.良い映画だ。幼少期の子かわいい! 【ゲソ】さん 9点(2004-06-10 01:40:29) |
328.泣けました、負けました 【シベリア通勤快速】さん 10点(2004-06-09 16:21:09) (良:2票) |
327.泣かせようって魂胆が見える。その手には乗らないぜと思いつつも、負けますが。私はそんなに傑作だとは思えないんだよなあ。 【のりもちあつあつ】さん 5点(2004-06-06 14:36:22) (良:1票) |
326.名作中の名作。気分によって泣くところが違う恐ろしい作品。 【PAD】さん 10点(2004-06-02 10:30:10) |
325.この映画自体が、全ての映画とそれらを輩出した映画史全体に対する1つのラブレターであり、トリビュートなのだと思います。何を言っても蛇足になってしまうけれど、善良なノスタルジーと映画に対する愛情に満ちた、珠玉の1篇だと思います。 【ひのと】さん 10点(2004-05-15 20:42:43) (良:2票) |
324.暗く不安な時代、人々に笑顔を与えた、ひと時夢を見させた映画という娯楽。 様々なメディアの出現により衰退しつつある、映画館で観る映画という文化に、万感の想いを込めた「映画好きによる映画好きのための映画」と観るもよし、アルフレードとトトの年齢を超えた友情に感じ入るもよし、過ぎ行く時代へのノスタルジーに浸るもよし。 完全版では、得られなかった愛と気付かなかった愛、について思いを巡らせるのもよいだろう。 このように、観客それぞれがそれぞれの視点で思い入れを持つことができる作品はやはり、名画と呼ばれるに相応しいものだと私は思う。 私は、アルフレードの語る兵士の話しと、「話すのと黙ってるのは同じこと」というこの深い深い台詞がとても好きだ。 世の不条理は不条理ゆえに美しいままその姿を保つこともある。 「俺はお前の噂が聞きたい」とトトを町から追い出したその友情に、感動を覚えずにはいられない。 【poppo】さん 9点(2004-05-11 12:25:27) (良:2票) |