12.やっと観た!名画と評判の作品だけにすご~く期待してたのに、途中で寝ちゃった。どうにか最後まで観たけど、ゴメンナサイ、私には良さがわかりませんでした。どこでも感動しないし、ラストでも何で泣ける映画なのかわからないまま…。こんな自分は映画好きを語る資格がないんじゃないかと、ただ不安になってしまいました。 【桃子】さん 3点(2003-10-03 13:44:19) (良:1票) |
11.単純なストーリーで、それほど感動しなかった。ただ、最後の演出と音楽は出色の出来。これは「スタンド・バイ・ミー」と同じく、中身はたいしたことないのだけど、ラストの何とも言えない余韻と、素晴らしい音楽だけで名作と呼ばれてる作品のような気がする。音楽がイマイチなら、はたして両作品とも名作と呼ばれていたかどうか…。 【十三不塔】さん 5点(2003-01-27 22:07:12) (良:1票) |
10.こんなにラストシーンが素晴らしい映画は無いと思います。何回観ても泣ける程素敵な映画です。最高です。今まで観てきた映画の中で一番いい映画です。死ぬまでにこの映画程いい映画に巡り会う事は無いと思います。観た事のない人達にも是非一度みてもらいたい映画です。この映画より感動する映画があれば教えてもらいたいです。映画を愛する人達の為の映画です。うちの実家の近くの小さな小さな映画館の閉館の最終上映もこの作品でした。愛しています。 【ichigo】さん 10点(2003-01-23 01:32:50) (良:1票) |
9.昔、俺の田舎町にも映画館があった。そこで「大脱走」や「エデンの東」を見た。館長の加藤さんが実家の旅館の風呂でお友達になっていたので、映写室にも入れてもらったこともある。怪獣映画は大抵タダで見せてもらった。大学時代に加藤さんがガンで死んだことを知り、その晩吐くほど酒を飲んだのも今は懐かしい。この映画を見て、あまりにも自分の昔と重なり、嗚咽してしまった。映画が好きで好きでたまらない人は、何度見てもあのラストで泣けるのだろう。自分の最高の映画の一つである。 【くぼごん】さん 10点(2002-11-27 15:08:27) (良:1票) |
8.『ニュー・シネマ・パラダイス』を観たのは「偶然」でした。この「偶然」が無かったら、この映画と出会うことも無かったです。ですから、今でもこの「偶然」に感謝しています。でも、不思議な事に、「どのシーンのどんなシチュエーションに感動したの?」と人から尋ねられても、明確に答える事ができません。もしも答えられるような映画だったら、この映画を周りの人に勧めるのが楽になるのでしょうけど・・・。それができないので、「主人公の男の子と老齢の映画技師の触れ合いがベースでその後、その子供が成長して映画監督になって・・・」と、つまらない説明しかできません。こんな説明なら、しない方が良さそうですよね。(苦笑)「〇〇なシーhが良かった!」「◇◇のセリフに感動した!!」こう明言できるシーンは無いんです。でも、主人公が「キスシーン」を観ているラストシーンでは、後から後から、恥ずかしいほど涙が溢れ出てきて止まらず、しゃくり上げるほど泣いてしまい、しかも、観終わってから暫くしても涙が流れ続けました。映画でこんな経験をしたのは初めてでした。本当に、今まで観たどの映画にも全然似ていない、そして、これから出るどんな映画も、この映画に似せる事はできない、そう思わせる映画です。私は、もう二度と、この映画を観る事はないと思います。また観る事で、この感覚を損じてしまうのが恐いからです。そう思ってしまうほど、私にとって、この映画は大事な映画です。 【manako】さん 10点(2002-11-17 03:09:05) (良:1票) |
7.この作品には「劇場公開版」と小1時間長い「完全版」とあります。当初劇場公開版を観て、伏線の中に「???」と思ったものがあり、完全版を観て「納得!」しました。といっても小1時間長いことが劇場版の良さを否定しているのではなく、完全版が現在の観客の我慢を越えてしまっている事が問題でもあると思われます。 この作品は欧州(決してアメリカではありません。似ていますが)の問題を扱っていることも分かってほしいのです。一つ目は「階級社会」が依然として残っていることです。アルフレッドが、トトを可愛がり、想うが故に行った様々な事、映画技師としての技術、エレナとの引き裂き(これは完全版にあります)、アルフレッド自身とトトとの交流断絶(これにはトト自身も積極的に交流しようとはしなかった)など。それは、個人主義と階級主義(今でも立派に存在するそうです。イギリス人の偉い人・sirの称号を持っている人に伺いました)に苦しむ人たちが、逃れよう、愛しい人を護ろうとする現れか!? この映画が、フランスとイタリアの合作である(単なる資金の問題というよりも)ことも全欧州の問題であり、決して南イタリアだけの問題ではないという現れだと思うのです。 これって、父が可愛い息子に注ぐ「愛情」「乳離れ」それに伴う成長の「自立」なのではないでしょうか! 最後のシークエンスにあるキスシーンフィルムは、この映画の本題といえます。つまり、このキスシーンそれもかつての映画の映画の切り張りで構成されるこのシーンが、メインなのです。このシーンをほくそえんで、泣いて、笑って、怒って観ることが出来るように、それまでのシークエンスがあるのです。映画ファンのための映画のように言われるのは、たまたま主人公が「映画監督」であったからに過ぎないはずなのです。でも、それはそのシークエンスに入る時、ローマに帰ったトトが、上映技師に言われる一言に象徴されるのです。「また素晴らしい映画ですね」と。後は、監督が映画音楽の変調を、観客の感情の高まりへと昇華させるために曲調が変わるのが、観客にも楽しめたことと思うのです。曲もいいです。 【NineBar】さん 10点(2002-08-17 09:58:21) (良:1票) |
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6.兵士はなぜ99日待ちつづけて100日目に現れなかったか?それは100日目には王女様が現れてしまうことが約束されていたからではないでしょうか。99日目までに王女が現れることへの期待と待つことによって募っていく憧れそのものが彼にとっての恋愛だったと僕は思います。可能性としての恋愛。憧れ。叶わない、手の届かないことの中に可能性としての恋愛がある。それは、挫折を恐れるナイーブな感性をもつアルフレドの人生観そのものじゃないかな。あの兵士はアルフレドそのものでしょう。逸話の中の王女とスクリーンの中の女優たち。アルフレドの憧れとトトの挫折。この映画の忘れられないラストシーンもそう考えるとよりいっそう印象深いものになるんじゃないかな。 【onomichi】さん 10点(2002-04-11 23:48:29) (良:1票) |
5.この作品は映画が最大の娯楽だった時代の物語です。当然テレビやビデオなどはなく映画は映画館で観るものだった。昭和30年代は日本でも映画人口は多く最大の娯楽であった。それがテレビやビデオの普及で映画館が減少していった。映画を映画館で観るのが当たり前の時代を生きた人にとってはたまらない作品でしょう。私も映画が好きになった時はビデオは無く映画館に良く通いました。当時300円位で2~3本立ての名画座が沢山有り「ぴあ」を買ってはお目当ての映画を遠くまで観に行ったものです。現在30代後半以上の歳の方には映画館への思いが切なく迫ってくるのではないでしょうか。登場人物の素晴らしさ、モリコーネの音楽、どれをとっても一級品。映画館を愛した映画ファンすべてに贈る名作です。 【支配人】さん 10点(2002-01-21 21:38:04) (良:1票) |
4.この映画に出会えて本当に良かったです。多くは語りません。ラストの検閲フィルムの数々にエンニオ・モリコーネの楽曲...こんなやさしい映画を作ったトルナトーレ監督を尊敬します。ああ、また涙が... 【さかQ】さん 10点(2001-12-16 21:45:26) (良:1票) |
3.こんな素晴らしい映画を今まで知らなかったなんて・・・。映画通ぶっていた自分が恥ずかしい。それにしても、昔の女優さんはとてもきれいでしたね。ラストのキスシーンを見ていて、特にそう思いました。そして、最近のデジタルやらCGの氾濫に少々ウンザリしていた私には、この〝昔の映画館〟を舞台にした作品は、とても心地よく新鮮でした。・・・と言いつつ、私はスター・ウォーズファンだったりする。 【ヒット】さん 9点(2001-11-11 11:07:30) (笑:1票) |
2.映画好きな人(決して「ビデオ好き」ではない!)で、この映画を見て感動しない人はいないでしょう!でも、オリジナルを見て感動した人は、「完全版」は見ない方がいいです。映画の主題が変わってしまってますから。 【ロベカル】さん 10点(2001-08-23 21:23:53) (良:1票) |
1.自分の人生を愛しているか否か、または純粋な感受性を持っているか否かで、この映画に感動できるかどうか分かれると思います。幸せなとき、悲しいとき、苦しいとき、いつ見ても暖かな感動を覚えます。 【Sugar】さん 10点(2001-06-27 12:45:07) (良:1票) |