6.《ネタバレ》 劇中にあるロボットをスクラップする見世物ショーについて劇場公開当時、以下のような場面を想像してしまった。目の前でロボットたちが残酷にスクラップされるのを見て震えるデビット少年ロボットが、「Please make me a real boy.」と何度も呟く。そして彼のスクラップの番になると首だけを残して徹底的に破壊される。それでもデビットは「Please make me a real boy.」を呟き続ける。最後にはその首も踏み潰されて破壊されてしまう。(この場面、「ターミネーター」の某シーンを想像して頂ければ幸いです。)そんなデビットのスクラップシーンを母親の子供が冷たい笑いを浮かべながらテレビで見る。そして彼の両親は「Shall we make a real boy!!」などと言いながらセックスに耽っている。。。キューブリック監督ならこんな感じで作ったのではなどと勝手に思ってしまった。ちなみにこの映画、アメリカ本国でも評判は芳しくなかったようで「A.I. : Absolutely Idiot」などと悪口を言われていた。 |
《改行表示》 5.《ネタバレ》 確かにしょぼい。あんなに期待を煽ったわりにつまらない。 特に後半部は信じられないほどひどい。私が興味を持てたのは、この映画の場面(ステージ数)の多さ。ほとんどCGだと思うけど、あれだけの数のステージをCGで作りこむのって、これ、相当大変。そして、一回使ったステージは二度と使ってないってところがまたすごい。こういう、ある意味での意地の張り方みたいのは、TVゲームの超大作RPGなんかによくあるなと思った。 そして、この映画、注意深く観察していると確かに(FFあるいはドラクエ的)RPGの構成を踏襲している。ザコ、小ボス、大ボス登場。ステージ途中で謎かけに遭遇。謎を解いたら次の行き先が判明。ステージクリアで次のステージへ。似ている。とても。 しかし、ゲームにしては短すぎ、かつ単純なストーリー。いまどきのゲームはもっと深い。これからだろ?ってときに、あの、あやしい世界へ突入してしまう。 お、確か似たようなゲームがあったぞ。そうそう「ゼノギアス」。ついでに言うならアニメ「エヴァンゲリオン」もそうか。何も「ゼノギアス」や「エヴァ」みたいに製作日数が足りなかったわけでもなかろうに、この中途半端さが狙ったものだとしたら、頭をかかえないでいられない。 【よしの】さん 4点(2003-11-25 12:08:13) (良:2票) |
4.言いたい事はわかるんですがねえ...。「さあ、どうぞ泣いて下さい!!」と言わんばかりで...。それにいらなくなったからってあそこまで高性能なロボットをただ捨てるのは考えにくいです、私。 【あっちゃん】さん 4点(2002-03-16 22:18:36) (笑:2票) |
3.なんかストーリーがぶつ切りな感じ。一つ一つのエピソードはいいのに。ラストをハッピーエンドっぽくしたのはスピルバーグらしいですな。この映画はバッドエンドで終わっとくのが正しいような気がする。 |
2.氷のシーン以降は、バッサリ切ってもよかったんじゃないでしょうか。スピルバーグ監督は、安易なハッピーエンドによく持っていくので、せっかくの切ない気分が興醒めしてしまう。目のつけどころはいいんですけどね。 【映画バカ一代】さん 4点(2003-01-17 18:33:53) (良:1票) |
1.スピルバーグのこれが集大成で本当にいいのか??!と思わずつっこみを入れたくなってしまいました;。期待していただけにショックは大きかったです。そうなってしまうと、やはり思うのはキューブリックだったらどうなっていたのか?…に行き着いてしまう。私はキューブリックの描く『A・I』が観たかった。…まあ、誰しもが感じた結論かも。 【イシヅカミナト】さん 4点(2002-02-02 22:37:01) (良:1票) |