《改行表示》 4.《ネタバレ》 冒頭の記者会見からサイン会あたりまでの部分で一気に 引き込まれ、一体この話をどう収束させるのか期待しまし たが、終盤にかけていつもながらの過剰演出で、終わり方 もなんとなく予期するものでした。 警察も簡単に犯人もその襲撃者もみな取り逃がす醜態ぶり も相変わらずのパターン。 そもそも殺人事件が22年前という設定は、殺人の公訴時効 廃止により避けられないものであったとはいえ、登場人物 がみな若すぎるという違和感を生んでしまって、せめて10年 ぐらいであればもっとリアリティがあったと思います。 それにしても犯人は不死身ですね。あれほど腹を思いっきり 刺されて止血もされずに助かったのですから、最後の一撃でも 死なずにピンピンしていたのでは、などと冷めた見方をして しまいました。 【キムリン】さん [地上波(邦画)] 6点(2018-06-12 08:41:59) (良:2票) |
3.《ネタバレ》 物語中盤で大ネタの種明かしあり。ただし、タイミングが早いので充分な“溜め”が得られずカタルシスが不足しています。これは二の矢を用意しているため、仕方がない部分はあるものの、ギリギリまで引っ張って最後に畳み掛けるスタイルでも良かった気がします(それくらい最初の仕掛けが物語上の肝)。それにしても、犯人に自殺願望があるのは困ったものです。刺し違えても構わないという復讐者側の覚悟の価値が失われます。ただしそれでもなお、仇をただ生かしておくという結論には逆立ちしても至らないので(死刑にはなりそうもないので)、私だったら完全犯罪による復讐を計画します(それも、あっさり殺すのではなく、生地獄を味わってもらいましょう)。でも収監されてしまっては無理な話。あの方法しか復讐の術がなかったヤクザの息子には同情します。藤原竜也さんは、こういう役にはうってつけ。憎悪のドラマに濃い味の演技はよく合います。伊藤英明さん迫真の“泣き”も素晴らしかったです。ちなみに、オリジナルの韓国映画は鑑賞済であることをすっかり忘れておりましたが、本サイトの自身の投稿を見直しておぼろげながら記憶が甦ってきました。オリジナルで私が抱いた不満は本作では解消されているようですが、その分アクも抜けていたような。このあたりは好みもありましょうが、やはりコト復讐映画というカテゴリーで韓国映画の右に出るのは至難の業という気がします。 【目隠シスト】さん [地上波(邦画)] 6点(2018-06-10 16:16:38) (良:1票) |
《改行表示》 2.《ネタバレ》 劇場型犯罪とはいえ、生放送で対峙とか、見たくもないシチュでして、 あの辺から冷めてきたのですが、犯人がチャウとかの展開で座りなおして試聴続行。 それでも終盤で、武器持ってない格闘中?の二人に対し、銃を向けたまま説得続けるとか アホな演出で氷点下へ降下。 思いっきり冷めてしまいました。 この手の脚本ミスが、最近の日本映画に多いのは、何故なのか? 単に能力の問題? 真犯人の動機も弱過ぎて、イマイチ入り込めない。てか韓国の原作がそうなのだろうか? 海猿を代表例とした「変に熱くてウザイ演技で長く引っ張る」日本映画の悪い癖も出てる。 ある意味残念なのだが、もはやどうでもいい日本映画の1本として記憶する事になりそう。 【グルコサミンS】さん [DVD(邦画)] 4点(2017-11-19 00:05:14) (笑:1票) |
《改行表示》 1.矢継ぎ早に繰り出されるあの手この手のサプライズで観客を飽きさせずグイグイ引っ張ってくる。 犯人が何故あんなにもてはやされるのかという疑問も藤原竜也のビジュアルによってそれほど不自然さを感じさせない説得力を有していた。 ただしそんな面白さも映画の中盤までで、そこから一気に興醒めとなる。さすがにあのオチは荒唐無稽と言わざるを得ない。もちろん、それを承知で所詮商業映画だと割り切ってしまえば退屈しないし勧められなくもない。 【ヴレア】さん [映画館(邦画)] 6点(2017-06-13 15:19:59) (良:1票) |